■アストン初のSUVは、あらゆる路面で最高の走りができるクルマ
イギリスの高級車ブランドであるアストンマーティンは、ブランド初となるSUV「DBX」の市販モデルを2019年12月に世界初公開すると発表しました。
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発表が予定されているDBXは、アストンマーティンラゴンダのセントアサン工場で製造されます。
セントアサン工場は最先端の技術を持つ自動車製造工場で、将来は「EV車製造のホームグラウンド」になることも予定されています。
DBXのプロトタイプは、スウェーデンの北極圏に近いピレリの公式テスト施設である「ピレリR&Dソットゼロセンター」で集中的な開発プログラムが継続されています。
ピレリR&Dソットゼロセンターは、雪道から氷のコースまでさまざまな環境をテストすることができるコースです。その過酷な環境でテストされているDBXプロトタイプは、アストンマーティンの車両ダイナミクススペシャリスト、アストンマーティンチーフエンジニアのマット・ベッカー氏が開発を率いています。
マット・ベッカー氏は、DBXについて次のようにコメントしています。
「アストンマーティン初のSUVであるDBXは、さまざまな路面環境で最高のパフォーマンスを発揮するクルマである必要があります。
そのためDBXは、通常使われるような環境だけではなく、寒冷気候でもテストをおこなう必要があります。寒冷気候のテストでは、グリップの低い路面で確実なハンドリングができるクルマづくりが可能になるとともに、車両初期挙動のダイナミクス性能を引き上げることにも役立ちます。
DBXの登場は、アストンマーティンのブランドを新しいセグメントに押し上げることでしょう。我々のエンジニアリングチームは、この堅実なテストスケジュールを通じて、『最高のパフォーマンスを誇る高級SUVを開発する』という、非常に難しい課題を楽しんでいます。
お客様においては、アストンマーティンが作るSUVの仕上がりに期待していただけていることと思いますが、我々はお客様が想像する以上の高級SUVをお届けできると確信しています」
※ ※ ※
アストンマーティンDBXは、2019年12月に世界初公開されたのち、2020年に量産体制に入ると発表しています。
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