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業界ニュース 2019.8.14

今となってはエアコンは常識。けど、昔の人はどうしていたの?

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梅雨が明けると一気に熱くなった日本。日中はエアコンを付けないと熱中症になってしまうような日々が続きます。今や自動車に装備されて当たり前のカーエアコンですが、昔は装備されていないクルマも多く、クルマにエアコンが装備されているのは贅沢な時代もありました。「クルマにエアコンがないなんて考えられない!」という人もいるかもしれませんが、昔の車内での暑さ対策をご紹介していきます。文・西川 昇吾

旧車の定番装備三角窓!

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現代の車には見られない旧車の定番装備として挙げられる三角窓。実はこれ車内を涼しくするのにとっても重宝されていました。三角窓を開けることでサイドウィンドウを開けるよりも効率的に走行風を取り入れることができます。これにより車内を冷やしていました。
しかしカークーラーの装備が一般的になっていくにつれ三角窓を装備する車は減っていき、現代では見かけない装備となってしまいました。

ヒーターとクーラーの登場

カーエアコンが装備される前は、ヒーターとクーラーが別々に制御されていて、それぞれ暖めることと冷やすことに特化していて温度調整が効かないことが一般的でした。日本では1950年代後半からヒーターの装備が始まりました。
カークーラーを初めて装備したのは1957年登場の初代トヨペット クラウンでした。ちなみにカーエアコンの日本車初装備も1965年登場の2代目トヨペット クラウンです。
当時カークーラーはクラウンのような高級車のみの装備でしたが、後付けのアフターパーツとして1960年代ごろからカークーラーが販売されるようになりました。1970年ごろからカークーラーのオプション装備が一般的となってきます。

カーエアコンの登場と進化

1965年にカーエアコンが装備されたトヨペットクラウンが登場しますが、大衆車へのオプション装備が一般的になるのは1980年ごろからとなります。このころになると温度調整機能は当たり前となってきます。
当初は冷媒にフロンのR12が使用されていましたが、オゾン層破壊の問題などから1990年ごろよりR134aの代替えフロンへの切り替えが行われてきました。R134aのカーエアコンが普及してくるころには設定温度に対してエアコンを自動調整するオートエアコンが登場してきます。
また1989年の消費税導入を機にオプション装備が基本だったカーエアコンは標準装備とされることが増えてきます。これは消費税導入前の部品税が影響しているためです。

今もカーエアコンは進化し続けている

R134aのカーエアコンになって以降カーエアコンに関する大きなトピックスはあまりないかもしれませんが、カーエアコンは進化を続けています。エンジン回転を使ってコンプレッサーを稼働させるカーエアコン。
そのためエンジン負荷がかかってしまいますが、現代のカーエアコンはその負荷を少なくなっていたりします。「エアコンを入れると加速が鈍る」ということもありますが、昔に比べるとその損失は小さなものとなっています。
また近年では空気清浄機の技術を取り入れて「ナノイー」や「プラズマクラスター」などがカーエアコンに取り入れられ、よりフレッシュな室内空間を保てるようになってきています。

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