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業界ニュース 2019.8.9

トヨタ「ランクルプラド」の29年史 本格4WDを身近にした道のりとは

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 トヨタ「ランドクルーザープラド」は、ランドクルーザーブランドにふさわしい走破性の高さと、舗装路走行時の快適性や高級感ある内外装を兼ね備えた4WDモデルです。現行モデルの4代目は、2019年で発売開始から10年を迎えます。

 トヨタを代表する本格4WD車のひとつであるランドクルーザープラドは、どのような歴史を重ねてきたのでしょうか。

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トヨタ現行型「ランドクルーザープラド」 ランドクルーザープラドの歴史は、前身モデルといえる1985年国内発売の「ランドクルーザーワゴン」からはじまります。

 既に存在していた「ランドクルーザー70」シリーズのイメージを受け継ぎつつ、乗用用途にも使えるように改良をおこなった派生モデルとして登場しました。

 その後、1990年に初代ランドクルーザープラドが発売され、ここで「プラド」のサブネームがつけられます。1950年代に始まったランドクルーザーシリーズの歴史のなかでは、ランドクルーザープラドは比較的近年登場したモデルだといえます。

 外観をはじめとした各部がより乗用車的なテイストに変わっていて、「本格クロカン四駆でありながら、一般ユーザーも受け入れやすいモデル」というランドクルーザープラドの個性はここで確立したといえます。

 エンジンは2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボと3リッター直列4気筒ディーゼルターボのふたつの仕様が存在し(製造時期によって搭載されるエンジンは異なります)、サスペンションはフロント/リアいずれもリジッド式のコイルスプリングのタイプが採用されました。

 ボディは5ドアと3ドアの2種類が用意されていましたが、このふたつのボディラインナップという体制は、2009年まで販売されていた3代目ランドクルーザープラドまで引き継がれることとなります。

 2代目ランドクルーザープラドは、1996年から発売されたクルマです。このモデルは、エンジンやパワートレインをはじめ、多くの部分をトヨタのSUV「ハイラックスサーフ」や北米向けピックアップトラック「タコマ」と共通の設計としたことも特徴となっています。

 ボディは全車3ナンバーサイズとなり、当初エンジンは3リッター直列4気筒ディーゼルターボと3.4リッターV型6気筒ガソリンがラインナップされ、後に2.7リッター直列4気筒ガソリンと3リッター直列4気筒ディーゼル直噴ターボが搭載されたモデルも登場します。

 足回りは、フロントがダブルウィッシュボーン式のコイルスプリングが採用され、一方リアはリジッド式のコイルスプリングが採用されています。

3代目でディーゼル仕様が消滅!? 現行モデルではラインナップされているのか 3代目ランドクルーザープラドは2002年に発売されます。

トヨタ現行型「ランドクルーザープラド」 このモデルでは、歴代ランドクルーザーシリーズの機能的なイメージはそのままに、ヘッドライトやキャビンをはじめとした各所に曲面を取り入れたデザインが取り入れられるなど、現代的かつ新鮮な内外装となったことが特徴です。

 国内向けモデルの変速機は、この3代目をもってMTが廃止され、全車ATとなりました(4速AT仕様と5速AT仕様が存在します)。

 搭載されるエンジンは2.7リッター直列4気筒ガソリンと3.4リッターV型6気筒ガソリン、そして3リッター直列4気筒ディーゼルターボの3種類で登場し、後に2.7リッターエンジンが新型へ変更されたほか、4リッターV型6気筒エンジンも加わりました。

 足回りは、フロントにダブルウィッシュボーン式、リヤはリジット式を踏襲しています(リヤ電子制御エアサスペンションを設定した仕様もあり)。

 その後、2009年に現行型となる4代目ランドクルーザープラドが発売されます。

 4代目では、国内導入モデルにおいて3ドア仕様が姿を消しました。また、近い車格の4WDモデルとしてラインナップされていたハイラックスサーフも、2009年をもって国内市場から撤退しています。

 ボディは、フルフレーム構造をベースに強度・剛性を向上させたプラットフォームを採用し、これまでランドクルーザープラドが磨き上げてきたオフロードおよびオンロードでの優れた操縦性や走行安定性、乗り心地を実現しています。足回りは3代目の仕様を引き継いでいます。

 搭載されるエンジンは、2.7リッター直列4気筒ガソリンと4リッターV型6気筒ガソリンの2機種のみが最初に登場しました。

 その後2015年に一部改良のタイミングで新開発の2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボが追加されます。このエンジンはいわゆる「クリーンディーゼル」とよばれるエンジンです。

 排ガス規制が厳しくなったことで3代目の途中でディーゼルエンジンは姿を消していたものの、この「1GD-FTV」型と呼ばれる国内初搭載のエンジンによって、ランドクルーザープラドにディーゼル仕様が復活しました。このタイミングで、4リッターエンジンはラインアップから落ちています。

 そして、直近でおこなわれたマイナーチェンジでは、外観デザインにおいて大きな変更がおこなわれました。

 新デザインの大型フロントグリルとLEDヘッドライトを採用したほか、リアコンビネーションランプも新タイプのものに切り替わっています。

 先進安全機能においても、「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備とするなど、装備の充実を図っています。

※ ※ ※

 ランドクルーザープラドは、無骨なイメージの強い「ランドクルーザー」シリーズの派生という立ち位置で最初はスタートしたものの、歴史を重ねるごとに乗用車的な要素も強まり、現行モデルでは本格四駆的な要素と乗用車的な要素のどちらも妥協しない性能を手に入れているクルマになったといえます。

 現行モデルの登場から10年が経っていますが、いまなお注目度の高いランドクルーザープラドは、今後も本格4WDとして支持を集めるモデルとして注目される存在であり続けるといえるでしょう。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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