クルマのタイプもいろいろあるけど、オープンの魅力は何よりクローズドボディでは味わえない開放感。その味わいは一度乗ると病みつきになる。
企画担当がオープンカーを好きなのは、その美しい佇まいによる部分が大きい。トップの写真に掲げたのは、マツダのロードスター30周年記念車の写真の1枚。
【技術の日産!!】一基ずつ手組みしているGT-Rのエンジンのすごさとは?
おそらくは朝焼けの柔らかな陽の光を浴びながら佇むロードスター。これがカッコいいのでなければ何をカッコいいと言うのか。ひとたびこの傍らに自分が立てば雰囲気から何からいろんなものがガラガラと崩れ去っていくのはわかっているのだが、やはり憧れるのだ。
と、ここまでお話してきたものの、そもそも世にどんなオープンカーたちが存在しているのかご存知ないのももったいない。国産から輸入車まで、25モデルを厳選。その美しさに、ぜひ目を奪われてみてほしい。
〈ラインナップ〉
●カテゴリー01:国産車メーカーのオープンカーたち
●カテゴリー02:ポルシェのオープンカーたち
●カテゴリー03:BMW/BMW MINIのオープンカーたち
●カテゴリー04:メルセデス・ベンツのオープンカーたち
●カテゴリー05:その他の輸入車メーカーのオープンカーたち
■【真夏の空を抱きしめよう!!!】 250万で買える!! 中古オープン狙い目モデル 5選もよろしくお願いします。
※本稿は2019年5月のものです
文:ベストカー編集部/写真:Mazda、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年6月26日号
■カテゴリー01:国産車のオープンカーたち
●MAZDA ロードスター(価格:256万4200~325万6200円)
国産ライトウェイトオープンモデルの代表格。その人気は国内ばかりか海外でも高い。程よいパワーなので人馬一体感を存分に味わえる。
●MAZDA ロードスターRF(価格:336万9600~381万2400円)
4代目ロードスター発売から3年後に追加されたハードトップモデル。リトラクタブルハードトップは電動式で、同時に快適性もアップしている。
●DAIHATSU コペンローブ(価格;185万2200~207万3600円)
2代目コペンのメインモデル。頑丈なDフレームを採用することで、外板に強度を頼らない着せ替えボディが可能になった。
●DAIHATSU コペンエクスプレイ(価格:185万2200~207万3600円)
ローブ同様に発売当初からある着せ替えのラインナップ。こちらはSUVテイストを盛り込んだもの。ただし4WDモデルではない。
●DAIHATSU コペンセロ(価格:190万6200~212万7600円)
2014年に登場した2代目に遅れること1年。初代の丸目をモチーフにしたセロが登場。やはり旧型を偲ぶファンの声が強かったのか?
●HONDA S660(価格:198万720~285万120円)
2015年に登場した旧ビートの生まれ変わり。ミドシップに4輪ディスクブレーキと内容は本格的だが、エンジンは極フツー。気軽に楽しめるオープンスポーツモデル。
■カテゴリー02:ポルシェのオープンカーたち
●Porsche 911スピードスター(価格未定)
今年のニューヨークショーで発表されたばかりのスピードスター。間もなく日本にも導入されるが、価格は未定。エンジンはGT3の自然吸気エンジンがベースで、最高出力は502ps。
●Porsche 718ボクスター(価格:712万~1092万2000円)
ポルシェのなかでは末っ子的な存在になる718ボクスター。エンジンは300ps、350ps、365psと3種類用意され、いずれも水平対向4気筒。もちろんミドシップだ。
●Porsche 911カブリオレ(価格:1510万~2533万円)
今年のLAショーで発表された911のオープンモデル。ガラスのリアウィンドウを持つソフトトップのフレームはマグネシウムで、強度もバッチリ。
●Porsche 911タルガ(価格:1610万~2154万円)
911には古くからラインナップされるタルガモデル。トップを収納してもリヤガラスは残るものの開放感はカブリオレと変わらない。
■カテゴリー03:BMW/BMW MINIのオープンカーたち
●BMW 2シリーズカブリオレ(価格:616万~636万円)
BMWのコンパクトオープンモデル。2017年にマイチェンを受け、前後LEDライトになり、伝統のキドニーグリルもリデザインされた。
●BMW Z4(価格:566万~835万円)
ご存知、スープラのオープン版兄弟車。エンジンは基本4気筒の2Lだが、 M40iモデルは3Lの340ps直6を搭載する。
●BMW 4シリーズカブリオレ(価格:955万~1383万円)
上の2シリーズ同様に2017年にマイチェンを受け各部をグレードアップ。4シーターオープンというところが魅力。エンジンは直6の3L。
●BMW i8ロードスター(価格:2234万円)
231psの3気筒1.5Lエンジンと、142.8psのモーターを組み合わせたハイブリッドモデル。これはそのi8のオープン版。電動ルーフはわずか15秒で開閉。
●BMW-MINI MINIコンバーチブル(価格:373万~523万円)
マイチェンでミッション変更など各部を大幅に変更したMINIのオープン。高出力モデルのクーパーSのパワーユニットは192psの直4ターボ。
■カテゴリー04:メルセデス・ベンツのオープンカーたち
●メルセデスベンツ Cクラスカブリオレ(価格:627万~1513万円)
昨年日本に導入されたCクラスのオープンモデル。ボディはオープン化されているものの、そこはメルセデス。剛性の不安はまったくなし。拡張型アクティブブレーキアシストも標準。
●メルセデスベンツ Eクラスカブリオレ(価格:750万~1237万円)
メルセデスのゴージャスな4シーターカブリオレ。ソフトトップは3層構造で遮音性もバッチリ。パワーユニットは2L 184psと3L 333psの2種類が用意されている。
●メルセデスベンツ SLCクラス(価格:552万~1008万円)
下で紹介しているSLの弟的存在の2シーターオープンモデル。156psの1.6Lと184psの2Lエンジンが用意されている。どちらもレスポンスのよい気持ちのいい走りを実現している。
●メルセデスベンツ SLクラス(価格:1305万~2348万円)
メルセデスのフラッグシップ2シーターオープン。ボディは高剛性のフルアルミニウムで、3種類のエンジンはいずれもツインターボ仕様。
■カテゴリー05:その他の輸入車メーカーのオープンカーたち
●CHEVROLET カマロコンバーチブル(価格:615万6000円)
275psを発揮する2Lの直4ターボ搭載。軽快に回るエンジンのおかげで走りは俊足だ。アメ車らしくタイヤ空気圧モニターも標準装備。
●CHEVROLET コルベットコンバーチブル Z06(価格:1545万4800円)
アメリカンマッスルの代表格。V8の6.2Lエンジンは485馬力を発揮。エンジンフィールは昔のドロドロした感じではなく、もはやフェラーリにも近い!?
●JAGUAR Fタイプコンバーチブル(価格:977万~2003万円)
ジャガーらしく優雅なボディラインを持つオープンモデル。昨年ダウンサイジングした2Lターボエンジンが追加された。ボディはオールアルミモノコック。
●Smart カブリオ(価格:285万~326万円)
スマートのブラバスモデルに用意されているオープンモデル。Cピラーは残るものの、開放感はバッチリOK。コンパクトなボディは街中で最高に使いやすい。
●Audi TTロードスター(価格:607万~1005万円)
デビュー20周年となるTTシリーズのなかの最新オープンモデルがこちら。今年に入ってからマイチェンを受け、パワーユニットなど各部がブラッシュアップされた。
●McLaren 720Sスパイダー(価格:3788万8000円)
リッチマンにオススメなのがこのオープンモデル。エンジンは4LのV8ツインターボで、最高出力720ps。転倒時に備えてフロントピラーも強化済みだ。
◎ベストカーwebの『LINE@』がはじまりました!
(タッチ・クリックすると、スマホの方はLINEアプリが開きます)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダが「新型SUV」発表! トヨタ「ハリアー」サイズの「“クーペ”ボディ」採用! 斬新デザインがカッコイイ「e:NS2」中国で予約受付開始へ
「ランクル250販売前線」悲喜こもごも?? 意外に多い「辞退客」とは? ディーラーごとに対応は千差万別だった
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
「盗まれた」県が怒りの声明 県道の工事現場から“かなり重い資材”が複数 被害総額300万円超
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
あえて今、「マニュアル車」という選択肢! “電動化時代”におけるその存在意義とは
もはやガソリン車より便利に…? 高速道の「EV充電器」怒涛の増設! 魔の空白区間?―“出ていいよ”
人気の無料地図アプリ「グーグルマップ」の道案内はまだ“純正カーナビ”にはかなわない!? 使いこなすのに覚えておくべきアプリの“クセ”とは?
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?