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業界ニュース 2019.8.2

トヨタの公約違反に喝! いまだ達成されない12年前に発表した「エアバック全車標準装備」

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 発表以降3車種を除いてすべてが新型になったが……

 選挙が行われると、各政党の掲げる公約が、果たしてどれだけ実現されるのかと考えてしまう。

    古いクルマでも作動する? エアバッグに消費期限はないのか

 そこで思い出したのが、トヨタが2007年7月23日に配信したプレスリリース(報道発表資料)だ。「サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグの全車標準装着を発表」と題されていた。

その内容は「サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグを、乗用車系車種を対象に、近々発売予定の新型車以降、全車に標準装着する」という内容だった。

◆プレスリリースのURL (https://global.toyota/jp/detail/1460337)

 このプレスリリースには「トヨタはサステイナブル・モビリティ実現に向けた取り組みの一環として、交通事故死傷者ゼロの実現に貢献するため、交通安全への幅広い取り組みを強化していく」という趣旨の記載もあった。

 配信されてから今では約12年が経過するため、2007年7月23日時点で販売されていたトヨタの現行乗用車は、プレミオ、アリオン、エスティマだけだ。そのほかのトヨタの乗用車は、すべてプレスリリースの配信後に発売されている。

 従ってトヨタがこの内容を偽りなく履行していたなら、トヨタの乗用車の大半は、「サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグを全車に標準装着」しているはずだ。

 軽自動車でさえ続々と標準装着され始めている

 ところが現実はどうだろうか。アクア、ヴィッツ、パッソ、ポルテ&スペイド、ルーミー&タンク、シエンタ、ヴォクシー/ノア/エスクァイアは、すべて前述のリリースを配信した後に発売されながら、サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグを全グレードに一切標準装着していない。全グレードがオプション設定だ。

「交通事故死傷者ゼロの実現に貢献するため、交通安全への幅広い取り組みを強化していく」トヨタの志は立派だ。12年後の今、この言葉の重要性はさらに重みを増している。

 それなのに、志の実現に向けた第一歩となる「サイドエアバッグおよびカーテンシールドエアバッグを、乗用車系車種を対象に、全車に標準装着する」約束は破られてしまった。12年を経過した今でも守られていないのは困る。これでは公約を守らない政治と一緒で、ユーザーの信頼を失い、交通事故死傷者ゼロの実現にも逆行する。

 ちなみに日産デイズ、三菱eKクロス&eKワゴン、ホンダN-WGN、ダイハツ・タント、ダイハツ・ミラトコットなどは、価格の求めやすい軽自動車でありながら、サイドエアバッグ&カーテンシールドエアバッグを全グレードに標準装着した。トヨタが約束を果たさない間に、最新鋭の軽自動車に抜かれつつある。

 トヨタの日本国内におけるシェアは、新車市場全体で約30%、小型/普通車市場に限れば46%に達する。トヨタは日本の自動車業界のリーダーだから、ほかのメーカーは皆トヨタを見習う。約束を率先して果たしていただきたい。

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(WEB CARTOP 渡辺陽一郎)

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