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業界ニュース 2019.8.2

【クジラ ケンメリ 水中眼鏡 クルマの愛称大まじめ研究】現代のクルマに愛称をつけるとしたら?

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 テントウ虫、ダルマ、クジラ、ハコスカ、ケンメリ、鉄仮面と、クルマに愛称が付けられていた時代があった。

 しかし、今の時代、クルマには愛称をあまり付けなくなった。なぜなのだろうか? 

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 その原因を探るとともに、もし現代のクルマに愛称を付けるとしたら、どんな愛称になるのか、大まじめに考えてみた。

文/清水草一
写真/ベストカーWEB編集部

クルマに愛称が付けられるのは人気の証?

スバル360はてんとう虫という愛称。VWタイプIはかぶと虫、初代フィアット500はトッポリーノ(ハツカネズミ)という愛称が付いた

初代セリカはそのふくよかなボディがダルマに似ていることからダルマセリカと呼ばれた

  思えば、かつてはクルマに愛称が付けられることが多かった。もちろん全部ではなく一部のモデルに限られるが、とにもかくにも車名以外に愛称が付くというのは、それだけ世間がそのクルマに関心を抱いていた証拠だろう。

 たとえば、スバル360は「テントウ虫」。これは、ビートルがカブト虫と呼ばれたことから来ているが、カブト虫より断然小さくてかわいらしいけれど、かなり相似形という、実にツボを突いたネーミングだった。

 「ダルマクラウン」や「クジラクラウン」は、外観のイメージから付いたもの。「ダルマセリカ」やホンダZの「水中眼鏡」同様だ。

リアウインドウの形状がまるで水中眼鏡のようなホンダZ

 一方、2代目ローレルの「ブタケツ」、言われればちょっとだけブタっぽくも見えるが、「これのどこかブタケツなんだ?」とも言えるし、思えば大変にイマジネーションをかきたてられるネーミングですね。

ブタケツという愛称が付いたC130型ローレル

 三菱デボネアの「シーラカンス」は、別にシーラカンスに似ていたわけじゃなく、化石のように古臭いことから晩年に付けられたネーミングでした。エスハチやヨタハチのように、車名を省略したタイプのものもあった。

1964年から1986年まで生産された、シーラカンスことデボネア

愛称といえばスカイラインだが現行車の愛称はなし!

鉄仮面という愛称が付いたR30型スカイラインRS-X

 スカイラインは日本屈指の人気車だったので、愛称のあるものが多い。3代目は箱型だったので「ハコスカ」。以後「ケンメリ」、「ジャパン」、「ニューマン」と続いた。

 7代目はコケたが、それでも一応「セブンス」と呼ばれた。ケンメリからセブンスまでは、CMコピーが由来だ。ニューマンのRSターボ後期モデルは、「鉄仮面」で、コレは例外的に顔の見た目からでした。

 8代目は傑作だったが、型式のR32型から「32」と呼ばれ、さらに「33」「34」と数字で区別されてきた。

 ちなみに「35」は、スカイラインから独立したGT-Rに限って使われているのが実情。11代目のV35型以降のスカイラインは、世間一般はもちろんのこと、マニアの関心の対象ですらなくなったことがわかる。

 思えば、スカイラインの愛称が記号になった頃、つまりバブル絶頂期を境にクルマの愛称が激減し、付いても型式を省略した数字やアルファベットになっている。

バブル崩壊後は愛称をつける余裕がなくなった?

 それを独断で解釈させていただくと、バブル期以前は、クルマは庶民にとって憧れのスター的な面があり、ゆえに一部のモデルに愛称が自然発生的に付けられた。

 一方、メーカー自らクルマに愛称を付けたこともあった。シビックには2代目から7代目まで新車発表時に愛称を付けていた。

3代目シビックにはワンダーシビックという愛称が付けられた

 2代目のスーパーシビック以降、3代目:ワンダーシビック、4代目:グランドシビック、5代目:スポーツシビック、6代目:ミラクルシビック、7代目:スマートシビックという愛称が付けられていたが、8代目以降は付けられてはいない。

 バブル期、人々は「ジャパン・アズ・ナンバー1」の高揚感に酔い、クルマを無機的な財産と見て、記号で呼ぶ方がカッコいいというように感覚が変化した。

 バブル崩壊後は経済的な余裕がなくなり、それによってクルマが夢や希望の対象でもなんでもなくなって、記号の愛称すらほとんど付けられなくなった……ということでしょうか。

今のクルマに愛称を付けてみた!

 今でもそれなりの愛や関心を集めている個性的なモデルはある。それらの愛称候補を、勝手に挙げさせていただきます!

■アルファードの愛称/「銀歯」「進撃の巨人」

絶大な人気を誇るアルファードの愛称は「銀歯」?

 アルファードのあのグリルは、ニーッとむき出した巨大な銀歯そのものだ!

 『進撃の巨人』もいい愛称ではなかろうか。どこか似てるので……。

■GT-Rの愛称/「大和」あるいは「宇宙戦艦ヤマト」

日産、いや日本が誇るスーパースポーツ、R35GT-Rの愛称は「大和」、「宇宙戦艦ヤマト」ではいかがでしょうか?

 日本が世界に誇るスポーツカー、GT-Rは、イメージ的には戦車に近い。

 ただ残念ながら、戦前の帝国陸軍は白兵突撃を最強の戦法と考えていたため、戦車の開発には不熱心で、実戦で活躍した国産戦車は皆無だった。

 いっぽう帝国海軍は、日露戦争における日本海海戦での大勝利もあって大艦巨砲主義に固執し、太平洋戦争に際しては大和型戦艦を建造した。

 が、みなさまご存じのとおり、大和、武蔵ともにまったく活躍することなく海の藻屑と消えた。

 しかし日本人には、大和を最強の戦艦だったとする信仰のようなものが存在する。「航空機さえなければ無敵だった」と、今でも信じている者は少なくない。

 もうおわかりだろう。日産GT-Rは、日本人の心に生き続けている戦艦大和の生まれ変わりなのである!

 愛称に関しては、「大和」とするのがシンプルで好ましいが、形状的には松本零士先生の『宇宙戦艦ヤマト』に近い雰囲気もあるので、そちらも候補に挙げさせていただきます。

「ゴジラ」

 実際、R35GT-Rは海外ではゴジラと呼ばれている。これは、「日本生まれの怪獣」として海外でも有名なゴジラに通じるものがあるということですね。日本人である私がGT-Rを「大和」と呼ぶのに、ちょっと近いと言えましょう。

 いずれにせよ、GT-Rのイメージは、兵器か怪獣なのである。

■S660の愛称/「零戦」「ジーク」

軽自動車ながら軽量スポーツカーとしての走りの楽しさは抜群。愛称は「零戦」と命名!

三菱零式艦上戦闘機「二十一型」。軽量で旋回性能は抜きんでていた。エンジンは栄型1000psを搭載

 軽量で軽快な操縦性を持ち、巴戦なら無敵と言われた三菱零式艦上戦闘機こと「零戦」は、戦艦大和と並ぶ日本が誇る国産兵器。

 S660も、ナリは小さいが本格的なスーパーカールックを持ちつつ、ミドシップレイアウトによりコーナリング速度ではホンモノのスーパーカーにも負けない。うおおおお、S660は零戦の生まれ変わりだ!

 ちなみに「ゼロ戦」ではなく「零戦」としたのは、ゼロ戦だとニュアンス的にシロートっぽいからです。また、連合軍側は零戦を「ジーク」と呼んだので、それでもいいです。

■ジムニーの愛称/チビゲレ

ジムニーの約6倍の排気量(4L、V8)でシリンダーの数は2.6倍。価格はおおよそ10倍のゲレンデヴァーゲンと軽自動車のジムニー

 ジムニーはチビっ子ゲレンデ略して「チビゲレ」。そのものズバリ、小さなゲレンデヴァーゲンだから!

■スープラの愛称/ガメラ

ふくよかなボディラインから「ガメラ」の愛称はいかがでしょうか?

 あのメチャメチャ絞りの効いたふくよかなボディラインは、亀甲縛りされた豊満な女性を彷彿とさせる。

 ただ、そのまんまではなんなので、それを略して「カメ」。「カメスープラ」。そう言われるとカメっぽくないすか?

 最終的には、カメの流れで、その怪獣版である「ガメラ」にしたいと思いますが、いかがでしょうか? 

■デリカD:5の愛称/電気シェーバー

迫力のあるデリカD:5のマスク。愛称は「電気シェーバー」でいかがでしょうか?

 デリカD:5はオラオラ顔のアルファード&ヴェルファイアを凌ぐ顔が話題となっておりますが「電気シェーバー」の愛称ではどうでしょうか? すでにネット上でこのように呼ばれております。

■ekクロスの愛称/パグ

可愛らしくもあるekクロスの顔。愛称は「パグ」でどうでしょうか?

 ekクロスは犬の「パグ」。なんとなく大きさと顔が似ていませんか? オラオラ顔をしてますが、どこか「パグ」のように可愛らしいですよね。

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(ベストカーWeb 小野正樹)

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