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偉大な初代のおかげでいまではド定番装備! 発表当初にクルマ好きが衝撃を受けた装備7選

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偉大な初代のおかげでいまではド定番装備! 発表当初にクルマ好きが衝撃を受けた装備7選

 当時の最先端装備はクルマ好きからも注目の的となった

 クルマというのはどんどん進化しているわけで、装備も新しいものが出て、普及したり定着したり、はたまた消えてしまったりを繰り返している。地味なものもあれば、大いに話題になり、クルマ好きとしては衝撃を受けたものもある。今回は、そんな衝撃の装備を振り返ってみよう。

【絶滅危機】昭和のクルマに欠かせなかった懐かしアイテム3選

 1)クルーズコントロール

 クルコンなどと呼ばれ、現在は前走車追従機能もプラスされ、自動運転のコア技術となっているが、登場したのは意外に古くて日本車では1964年のクラウンエイトが初。

 その後、1980年代はホンダ車を皮切りに高級装備として普及したのだが、コンピュータも未熟だし、アクセルはワイヤー式の時代だけに、機能はシンプルで設定速度をひたすら保ってくれるというもの。もちろんセンサーなどはなしだ。

 つまり前のクルマに追いつくと、ドライバーが自分でブレーキを踏む必要があって、そうすると解除されてしまった。そもそも専用のモニターがあるわけではなく、設定もよくわからないので、付いていても使っていない人も多かった。なんと後付けの社外品もあったのは今思うと驚きだ。

 2)4WS

 今また復活の兆しがあるのが4WS。マツダとホンダが開発競争で、どっちが先かを争っていたが、ホンダのプレリュードはクルマそのものもヒットしただけに、4WSへの注目度も高かった。後輪は予想以上に切れてビックリするほどだっただけに、仲間に見せびらかすクルマ好きも多かった。

 3)ウインドディスプレー

 4WS搭載のプレリュードのライバルといえば、S13型のシルビア。デートカーとした大いにヒットしたが、オプション設定だったウインドディスプレーモニター。

 速度計が窓ガラスのところに映し出されるという、戦闘機チックな感じで話題に。ただし助手席の彼女に自慢しようにも、横から見ると見えないのが難点だった。ただし外から見ると、装着していることがわかるので、装着しているぞアピールはできた。

 今では一般的となった装備だが、当時は衝撃だったものも数多い

 4)HIDヘッドライト

 HIDというのは当たり前というか、LEDに押され気味だが、登場時はとても明るくてビックリしたものだ。初採用は1996年の日産テラノで、その後続々と高級装備として採用された。

 オンにしてからも起動するのに少し時間がかかったのも、逆に新鮮さがあった。キセノンヘッドランプと呼ばれることも多かった。

 5)ABS

 高度に発達した安全装備のなかで、ABSというのは当たり前の存在になっているが、1990年代半ばには画期的なものだった。ただ、今のものに比べて、制御が荒く、ポンビングブレーキ並みの大雑把な感じで、雑誌では普通に踏むのとABSを効かせるのではどっちが早く止まるなんていう企画をよくやっていたものだ。ちなみにヒューズを抜くだけで、簡単に解除ができた。

 6)ATのマニュアルモード

 今ではパドルも付いていて当たり前の存在だが、多段化とともに三菱のINVECS-IIのようにマニュアルモード付きが登場で大いに話題になった。

 しかも当時、クルマ以外でも流行っていたファジー制御(今のAIみたいなもの)を採用することで、上り下りなども判断して、最適なシフトもしてくれた(それほど体感はできなかったが)。

 7)CVT

 スバルが三菱電機と共同開発して、1987年に世界初の市販化。ジャスティに積まれていたが、クラッチが電磁式、つまり磁石を使用したものだっただけに、ギクシャク感がかなりあって、しかも加速フィーリングもかつて経験したことがない、スクーターみたいな感じで違和感ありすぎた。

その後、ATと同じようにトルコン式にするなど、日本の看板技術になるとは予想すらできなかった。

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