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業界ニュース 2019.7.19

ホンダN-BOXの弟分? 新型「N-WGN」は激化する軽市場で個性を発揮できるか

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 近年の国内新車市場は軽自動車が人気です。2019年の上半期(1月から6月)の国内新車販売台数(速報値)でも、1位から4位までを軽自動車が独占しています(自販連、全軽自協のデータ参照)。

 そのなかで、1位を独走しているホンダ「N-BOX」の販売台数は半年で13万台を超えており、登録車1位(全体5位)のトヨタ「プリウス」の7万台を大きく引き離しています。

    これは買い? めっちゃ可愛いN-WGN(標準・カスタム)の違いや収納例を画像で見る(33枚)

 2019年7月18日に、N-BOXの弟分的存在「N-WGN」が発表され、同年8月9日に発売されます。新型N-WGNは、先代からどのような進化を遂げたのでしょうか。

新型N-WGNは「日常の使い勝手」を意識して開発された 最近の売れ筋軽自動車は、大きくふたつに分けられます。ひとつは、売れ筋モデルのホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」、ダイハツ「タント」といった全高1700mmを超え、後席スライドドアを備えるスーパーハイトワゴンと呼ばれるタイプ。

 もうひとつは、全高1500mmから全高1700mm未満で、後席がヒンジ式ドアのスズキ「ワゴンR」や日産「デイズ」、三菱「eKワゴン/クロス」、そして今回新型になったN-WGNが分類されるハイトワゴンです。

 この両者で軽の販売全体の7割を占めていますが、近年の軽自動車におけるトレンドは、新車販売台数1位の「N-BOX」に代表されるスーパーハイトワゴンが売れ筋となっています。

 そんななか発売された、ハイトワゴンの新型N-WGNは、通勤・通学や買い物といった日常生活のあらゆるシーンで考えられる使い勝手を追求したクルマとして開発されました。

  新型N-WGNの開発について、開発責任者の古館茂氏は次のように話します。

「新型N-WGNは、『自分のオリジナルの価値基準を持ち、いつでも自信を持って生きている』、そんな生き方に寄り添えるクルマとして開発しました。

 また、『クルマがあると何をしたくなるか、みんなはどんな運転をしているのか、どのような場面で不安を感じ、どうすれば安心するのか』といった多様化する人の生活で、自然体で乗りこなせるクルマになっていると思います」

※ ※ ※

 新型N-WGNのデザイン面では、先代モデルから大きくデザインが変わった丸目の標準モデル、メッキグリルがスタイリッシュなカスタムモデルは凛々しいと、ユーザーから好評のようです。

 どちらもヘッドライトの上にウインカーランプを配置。カスタムモデルのウインカーは細長く、最近流行している「流れて光る」タイプを採用しています。

 N-WGNは、N-BOXのプラットフォームをベースに、燃料タンクを前席の下に収めるホンダ独創のセンタータンクレイアウトの採用によって、広い室内空間と使い勝手の良さを実現。

 今回の大きな改良点として、荷室スペースの使いやすさが挙げられます。新型モデルでは、荷室を低床化して、高さや重みのある荷物を載せやすくなり、備え付けのボードを活用することで上下2段に積み分けた、シーンごとの荷室アレンジが可能です。

新型N-WGNのパワートレインや安全装備はどう変わった? 新型N-WGNのグレード展開は、標準モデルとカスタムモデルで各3グレードが存在します。パワートレインは、自然吸気エンジン(最高出力58馬力・WLTCモード燃費23.2km/L)、ターボエンジン(最高出力64馬力・WLTCモード燃費22.0km/L)の2種類です。

2泊くらいできるサイズのスーツケースが4つも収納可能 また、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。衝突を予測してブレーキをかける「衝突軽減ブレーキ」、誤って急加速するのを抑える「誤発進抑制機能」、車間を保って先行車を追従する「アダプティブ・クルーズ・コントロール」(渋滞追従機能付き)、などを搭載しています。

 とくに、渋滞追従機能付きの「アダプティブ・クルーズ・コントロール」は、ホンダの軽自動車としては初採用。ノロノロ運転でも先行車を追従し、先行車が止まると合わせて停車までおこないます。

 N-BOXの「クルーズコントロール」は速度が30km/h以下になるとキャンセルされますが、新型N-WGNは停止まで制御を続けることができます。

 ほかにも、駐車でバックするとき障害物を検知する「パーキングセンサーシステム」や、停車時にブレーキペダルから足を離しても停車しつづける「オートブレーキホールド機能」といった機能も。細かいところでは、ハンドル位置を前後上下に調節できるほか、運転席の座席位置は、前後だけでなく高さの調節もすることができます。

 N-WGNの評判について、ホンダの販売店スタッフは、次のように話します。

「新型N-WGNは、6月7日から先行予約を開始していました。実際に問合せを頂いたお客様からは、デザイン面が好評のほか、荷室の開口部が低くなったことがティザーサイトで公開されていたことから、使い勝手に関する話も頂いています。また、ライバル車との違いも気にされている人もいました」

※ ※ ※

 車両価格(消費税込)は、標準モデルが127万4400円から163万1880円、カスタムモデルは151万2000円から179万3880円です。 

 2019年は「軽自動車の年」といわれ、スーパーハイトワゴンのダイハツ新型タントや、ハイトワゴンの日産と三菱の共同開発車のデイズとeKワゴン/クロスが登場しています。

 激化する軽自動車市場のなかで、新型N-WGNはライバルとは違った個性を持った、クルマといえるかもしれません。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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