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業界ニュース 2019.7.19

トヨタ「アルヴェル」はなぜ人気? 購入者が本音で語る良し悪しとは

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 トヨタが誇る「アルファード/ヴェルファイア」は、いまや高級ミニバンの王者として君臨しています。

トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」 標準仕様/カスタム仕様やガソリン車/ハイブリッド車、7人乗り/8人乗りなど、多彩なモデルをラインナップし、価格(消費税込)は337万6080円から750万2760円。ミニバンとしては高額ではあるものの、2018年の販売台数は、アルファードが5万8806台、ヴェルファイアが4万3130台と、好調に売り上げを伸ばしています。

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 アルファードとヴェルファイアは、なぜそんなに人気があるのでしょうか。実際に購入したオーナーに、良いところと悪いところを語ってもらいました。

良いクルマを長く乗りたい、アルファードのオーナー心理 埼玉県在住で公務員のOさん(50代・男性)は、安定した職業である一方、世間体も気になるという立場から、長く乗るつもりでアルファードを購入。グレードは、比較的お手頃な「G 2.5リッター 4WD」を選びました。

 Oさんはアルファードの良いところについて、次のようにいいます。

「広々とした室内空間で大人数が乗れるので、親子3世代で一緒に移動できるのがうれしいです。

 最近では子どものクラブ活動の際に、友人たちと一緒に送り迎えできるので重宝しています。しかもアルファードは高級感があり、たまに出かける接待ゴルフにも対応できます。

 ボディがスクエアな形状なので、狭い道での取り回しや切り返しなどでも意外と車両感覚をつかみやすいです」

※ ※ ※

 2016年12月のマイナーチェンジで押し出し感の強いオラオラ顔になったアルファードですが、個性的なイメージのヴェルファイアと比べ、伝統的な「トヨタの高級車」の香りがするのも多くの人に支持されている理由です。

 また、Oさんはアルファードの残念なところについて、次のようにコメントします。

「2.5リッターのエンジンは必要十分ではあるものの、もう少しパワーが欲しかったです。また、最低地上高が160mmと高くないので、縁石や路面の段差など、気を遣う場面も多いです」

 ミニバンは、1990年代から日本で普及し始めましたが、当初はベースが商用車と共有だったこともあり、とにかく非力でした。タダでさえ非力なエンジンにもかかわらず、装備を充実させたことで重量が増加したため、上り坂での走行が苦手というモデルも存在していました。

 現在アルファードに搭載される2.5リッターエンジンは182馬力を誇りますが、車重が2t以上あるので、やはりキビキビ走るとはいかないようです。

 また、最低地上高は160mmと一般的な高さですが、着座位置が高いこともあって、カメラなどで確認しないと車両の周辺を確認するのは難しいといえます。

 ホイールベースが長いのも、広々とした室内空間を得られるというメリットがある一方、前後の内輪差や路面のデコボコなどでクルマの下部分やサイドスカートなどを擦りやすいというデメリットにもつながるので、注意が必要です。

個性強めの「ヴェルファイア」オーナーの本音は? ヴェルファイアは、個性的で「強め」の印象を与えるミニバンとして人気を集めています。

トヨタ「ヴェルファイア」 ヴェルファイアのオーナーである千葉県在住の歯科医のSさん(50代・男性)は、ほかにもAMG「CLS 63」を所有していますが、通勤や週末に出かける趣味の釣りなどの際にヴェルファイアを使用しているそうです。グレードは3.5リッターガソリンの4WDです。

 Sさんはヴェルファイアについて、次のように語ります。

「運転席と助手席の間に大きなセンターコンソールがあることで、運転席がコクピットのような包まれ感があります。

 操作スイッチなどが運転席に集中しているので、運転に集中できるのと、乗り心地がよくて長距離の移動でも疲れにくいのが良いです。3.5リッターV6エンジンということで、ワインディングなどでもキビキビ走れます。

 残念なところは、市街地走行での燃費が6km/Lくらいと悪いところです。また、飛び石でフロントガラスを交換したのですが、修理費が高いのも難点です」

 大型ボディをしっかりと支えるヴェルファイアの高剛性ボディで乗り心地が良く、塗布型制振材や吸遮音材、吸遮音ガラスの採用などで静粛性にもすぐれています。

 前出のアルファードのオーナーは、2.5リッターはパワー不足といいますが、3.5リッターV6エンジンでは、2tオーバーの車両重量にも負けない走行性能を持っているといえます。

 一方で燃費に関しては、3.5リッター・2WDはJC08モードで10.8km/Lとされていますが、実燃費ではそこまで数字は伸びません。ガソリン車の燃費はあまり期待しないほうがよさそうです。

 さらに、2.5リッターのハイブリッドモデルを購入したオーナーにも話を聞きました。

 高級クルーザーなどの装備品の輸入業を手掛ける東京都のIさん(60代・男性)は、他メーカーの大型ミニバンからヴェルファイアに乗り換えました。

「ヴェルファイアは高級感がある内装で、海外から来るクライアントなどの送迎にも活用しています。とくに2列目のキャプテンシートは、リムジン以上に快適だと好評です。

 ハイブリッドで燃費も良いので、仕事でもプライベートでも大活躍しています。

 気になるところは、背の高い大柄なボディということもあり、高速道路などで横風にあおられるところです。

 また、大柄な割に取り回しが良いのは助かるのですが、都内は駐車場が狭いところが多いので、駐車する場所が限られるのは困ります」

※ ※ ※

 オーナーの本音から見えてきたアルファード・ヴェルファイアの良い点は、高級感のある内外装で、ゆったりと移動できるところだということがわかりました。

 狭い場所での取り回しや、エンジンによっては走行性能が不満ということもあるようですが、購入者の満足度は高い印象です。そこには、日本人特有の「いつかはクラウン」的な「大きく高級」を求める心理があると思われます。

 ミニバンはファミリー向けのクルマと思われがちですが、とくにアルファードやヴェルファイアのような高級ミニバンは、ファミリーのみならず、仕事や趣味に活用できるという点に魅力を感じて選ぶ人も多いようです。

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(くるまのニュース くるまのニュースライター 金田ケイスケ)

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