近年、SUVの人気が高まっていますが、そのなかでもとくに人気のジャンルがコンパクトSUVです。世界中の自動車メーカーがラインナップを強化するなか、レクサスは2018年にこのクラスの新型SUVとして「UX」を発売しました。
発売から約半年が経過しましたが、その後の販売実績はどのようになっているのでしょうか。
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2018年11月に発売されたレクサス「UX」 コンパクトSUVは近年多くの自動車メーカーがラインナップしており、国内市場でもトヨタ「C-HR」やホンダ「ヴェゼル」など、さまざまな車種があります。
一般社団法人「日本自動車販売連合会(以下、自販連)」が発表した2018年度(2018年4月から2019年3月)のランキング(軽自動車および海外ブランドを除く)を見ると、C-HRは13位(7万2009台)、ヴェゼルは15位(5万9974台)にランクインしています。
これらの2車種をはじめとした、国産コンパクトSUVの価格帯は、200万円弱から300万円前後のクルマが多いです。
一方、レクサスは2018年11月27日にコンパクトSUV「UX」を発売しました。レクサスはトヨタが国内外で展開する高級ブランドに位置づけられていることもあり、UXのエントリーモデル「UX200」は390万円(消費税込、以下同様)からの価格設定となっています。ハイブリッドモデルの「UX250h」はさらに高額で425万円からです。
国産コンパクトSUVでありながら、価格帯的には輸入車に近い存在といえるのがUXです。UXの販売実績はどのようになっているのでしょうか。
レクサスの担当者は次のように説明します。
「UXの2018年11月から2019年5月までの販売実績は、約9000台を記録しています。
お客様からは、大胆かつ洗練された外観や、日本の美意識を取り入れた内装デザイン、俊敏な走りや取り回しのよさなどの点について、高評価をいただいています。
ちなみに、ハイブリッド仕様の割合は81%となっています」
好調なセールス実績からは、UXの持つ特徴がユーザーに支持されていることがうかがえます。
輸入車勢と比べたときの販売状況は? 一方、価格帯が近いUXのライバルとして輸入車のコンパクトSUVがありますが、そういった車種と比較した場合はどうでしょうか。
UXと価格帯の近いボルボ「XC40」 UXと比較的近いクラスのクルマとしては、BMW「X1」や「X2」、ボルボ「XC40」などが挙げられます。エントリーモデルの価格は、X1が423万円でX2が439万円、XC40が389万円と、UXと近似しています。
「日本自動車輸入組合」が発表した輸入車の販売台数データを見ると、2018年10月から2019年3月の販売実績で、X1は3093台、X2は2956台となっています。
また、2018年3月28日に発売されたXC40の発売開始から同年12月の受注台数について、ボルボは4259台と発表しています。数か月ほど計測期間は異なるものの、半年あたりにならすとこちらも約3000台です。
直近の販売台数ではUXのほうが優勢といえるでしょう。
※ ※ ※
UXは、同ブランドのセダン「ES」と並ぶ人気モデルとなり、レクサスの国内販売をけん引しています。
引き続き人気のカテゴリーとなることが予想されるコンパクトSUVにおいて、どのような車種が新たに人気を博すのか、注目されます。
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