'70年代を席巻したスポーツモデルを今に伝える
MOTO GUZZI V7 III Rough
イタリア最古のモーターサイクルブランドであり、現在発売する全ての車種を伝統の空冷(一部は空油冷)縦置きVツインでラインアップするのがモト・グッツィだ。
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環境規制が厳しい中、空冷Vツインの採用にこだわっているのだが、新しい時代のモト・グッツィとして提案するのがV7IIIラフだ。
アップハンドルにブロックパターンのタイヤ、そしてスポーツホイールとアルミフェンダーを採用することでスクランブラースタイルを演出している。
往年のスポーツモデルそれがV7 スポルト!
当時、高性能モデルで競っていたドゥカティやホンダに対抗すべく導入されたのが1971年誕生のV7スポルト。新設計のフレームに時速200km/h、車重200kgを目標に開発。
その年のレースで活躍したことで最も有名なイタリアンスポーツバイクとなった。
'70年~'80年代に活躍したイタリアの由緒あるブランド
FANTIC CABALLERO Scramber250
ファンティックはイタリア北部で創業し‘70年代から‘80年代までエンデューロ界やトライアル競技で活躍した、欧州では名門のブランド。
近年は日本ではあまり馴染みがなかったが、このほどサインハウスが日本代理店となって取扱いをスタート。
その売れ筋モデルがこのスクランブラーだ。
イタリアで設計されたエンジンを搭載し、車体構成もセンターチューブ型フレームに倒立フロントフォーク、そしてリアにはリンク式モノサスまで奢られている。
「スクランブラー風」ではなく本物のスクランブラーとして仕上げられているのだ。
ルーツはキャバレロ50だ
カファンティックは1968年に創業した当初から、排気量50ccのモデルを中心としたミニオフローダーをリリース。
軽い車体とチューニングされたエンジンで走りが楽しいと高い評価を得ていた。
現代のスクランブラーも当時のカラーをデザインモチーフとしてるのがわかる。
英国の伝統にこだわった空冷バーチカルツインモデル
RoyalEnfield Continental GT650
ロイヤルエンフィールドといえば1901年に英国で創業した、世界でも最も古い名門メーカーのひとつでもあるのだが、'70年に倒産したあとは紆余曲折があり現在はインド資本となり生産もインドで行っている。
しかし、近年は英国に技術センターを開設し、同国発祥のメーカーとしての復活を目論んでいる。
その最新モデルがコンチネンタルGT650。スタイルはトラディショナルなものだが、エンジンも伝統のバーチカルツインながら最新の環境規制に適合させている。
‘50年代から受け継がれる伝統のスタイル
写真は手前が初代「コンチネンタル」で、後ろが2代目のコンチネンタルG、そして一番奥が最新作となるコンチネンタルGT650だ。初代と2代目は単気筒モデルだったのが分かるはず。
2代目はインジェクションを組み合わせた535ccのシングルを搭載、カフェスタイルで人気を博したモデルだ。
現代へと息づく欧州製スクーターの名門ブランド
VESPA GTS 300 Touring
1946年にイタリアで創業して以来、世界中で親しまれた名門ブランド。
誕生時はスチールのモノコックボディに、駆動部まで含めて一体化したスイングユニットの採用など当時としては画期的なモデルだった。
過去にはハンドシフトのマニュアルモデルもあったが現行車は全てCVTを採用したオートマチックのモデルとなる。
ラインアップも125、150、300ccと幅広く用意する。
初代は1946年に誕生
バーハンドルにフェンダーにはライトを装備。
今でも可愛らしさを感じるスタイルだ。
欧州で復活を遂げたスタイリッシュスクーター
Lambretta V125 Special Fix/Flex
かつてベスパと人気を二分したスクーターブランドがランブレッタ。
元々はイタリアの自動車メーカー、イノチェンティが製造販売していたブランドだったが、'71年にイタリアでの生産を終えた後はインドの会社が生産。
その後、'90年代には消滅していた。だが、近年は欧州の資本のもとでブランドを復活。
往年のスタイリッシュなデザインを踏襲しながら、スチールモノコックボディは受け継がれている。
50年以上前から続くモデル
1964年、初期のランブレッタ。最新モデルでは初期モデルを徹底的にオマージュしている。
公式サイト
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