2019年6月24日、アルピナ社の日本総代理店であるニコル・オートモビルズは、BMW ALPINAの新型モデル「B7」の販売開始を発表した。
B7は、日本でも販売がはじまったBMWの新型「7シリーズ」をベースに、アルピナ社(ドイツ)がチューニングを施したハイパフォーマンスモデル。
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搭載する4.4リッターV型8気筒エンジンは、最高出力:447Kw(608ps)、
最大トルク:800Nm(81.6 kgm)を誇る。組み合わされるトランスミッションは、ZF製8速スポーツ・オートマチックだ。新型エンジンの特性にあわせ、ソフトウェアを調整したという。また、「スポーツ・モード」を選べば、変速時間が短縮され、俊敏かつダイナミックな走りを体感出来るそうだ。
駆動方式は4WDのみ。BMW独自の電子制御4WDシステム「xDrive」を搭載するが、アルピナ独自のチューニングが施されている。足まわりは、ミシュラン社製の20インチ・タイヤにあわせて、電子制御のエア・サスペンションをアルピナがセッティングした。
各所をアルピナがチューニングした結果、動力性能は大幅に向上し、静止状態から100km/hまでに要する時間は、3.6秒を実現した。旧モデルより0.6秒も速くなったという。さらに、巡航最高速度は330km/hに達する。
内外装は随所にアルピナらしさが盛り込まれている。エクステリアは専用エアロパーツを多数装着するほか、専用のアルミホイール&ブルーのブレーキ・キャリパーが目を引く。また、マフラーは左右2本ずつ、計4本出しだ。
インテリアは、クオリティの高いレザーやウッドをふんだんに使う。ステアリングやシートなどは専用デザインだ。また、製造番号を刻印したアルピナ・プロダクション・プレートもあしらわれる。なお、メーターパネルはベースモデルとおなじく新しいデザイン(フルデジタル)に変わったほか、インフォテインメントシステムもアップデートされた。
新型B7の価格は2550万円、ハンドル位置は右のみだ。なお、日本への導入は2019年9月である。
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