BMWのEセグ・セダン、5シリーズ。現在の5シリーズは、G30型という型式だ。さて、そのBMW 5シリーズの前後サスペンションをどうなっているのか?
BMWらしい並行ロールの源となっているダブルウィッシュボーンとマルチリンクの組み合わせ。上方へと伸びる大きなナックルでアッパーアームを高い位置に置くというフロントサスペンションの手法はこのクラスとしては標準的なものだが、そのナックルは比較的湾曲が小さく直線的な形状で、アッパーアームもシンプルな形状と、軽さと剛性を重視していると思われる。フロント、リヤともにサブフレームは堅牢な造りで、ボディへの取り付け方法にも工夫が凝らされている。
FRONT:ダブルウィッシュボーン式
シンプルで合理的な形状のアッパーアームに対し、ロワーアームはIアームとバナナ状に大きく湾曲したアームの二本を組み合わせるという構成。ダンパー/スプリングユニットのアッパーマウントはスプリングシートを支えながらダンパーロッドのマウントも兼ねる、入力集中型の構造を採る。サブフレームはステアリングラックを間に挟む二段構造となっており、アンチロールバーはリンクロッドを介してダンパー下部に連結。
REAR:マルチリンク式
中空構造のアルミキャスト製サブフレームが目を引く。その大きさもさることながら、サブステーとボディの間に挟み込むかたちとする前側マウント部の構造にも注目。上下二本ずつのアームは、部位や形状によりアルミ鋳造品とスチール板金製を使い分けるかたちとなっている。多くのアーム類が連結されることから複雑な形状となるナックルはアルミ製。電動アクチュエーターを備えるアンチロールバーや、電動式の後輪操舵機構などで、操安と乗り心地の両立を狙う。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
四国と関西をつなぐ「紀淡海峡大橋」はいつできる? 新たな本四連絡橋で関西圏に環状道路網の誕生なるか。
既存モデルの新車の「バックカメラ」が5月から義務化されます 本当にバック事故対策になるのでしょうか?
ホンダ 新型「プレリュード」まもなく復活!? 次期型“流麗クーペ”は「デートカー」それとも「スポーツカー」? 歴代初の「タイプR」登場はあるのか
かつて全盛だった「ステーションワゴン」なぜ人気低下? 国産ワゴンは絶滅寸前!? それでもワゴンが良い理由とは
ホンダのスゴい「新型軽バン」発売延期! 「100万円台」なるか 斬新「前後2人乗り」で注目も! 6月に価格発表、どんな声集まる?
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?