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業界ニュース 2019.6.10

普段使いするからこそ安全重視!「衝突安全性能」ランキング軽自動車TOP5

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■軽自動車だからこそ安全性にはこだわりたい

 市販車の安全性能評価試験を行うJNCAP(独立行政法人自動車事故対策機構)は、安全なクルマを選択できる環境づくりと、安全なクルマの普及を目的とした組織です。誰でも「自動車アセスメント」の試験結果を見ることができ、購入時の参考にできます。

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 日本国内の市販車はすべて、国が定めた道路運送車両の保安基準に適合していますが、衝突時に被害を軽減するための性能や、事故を回避するためのブレーキ性能はメーカーや車種によって異なります。

 そこで、国土交通省とJNCAPは1995年から、安全性能を比較するための「乗員保護性能評価」「歩行者保護性能評価」「シートベルト・リマインダー評価」試験を行なっています。

 結果を一般に公表することで安全なクルマ選びをしやすい環境を整え、一方、メーカーが安全なクルマの開発を促進することで安全なクルマの普及を後押ししています。

 その公表結果から、軽自動車の「衝突安全性能アセスメント」ランキング上位5車(平成24年度から平成29年度に試験が実施された車種)について紹介します。

 従来型も含めた数値になり、2016年度より歩行者保護性能評価の試験方法および評価方法が変更されたため、2016年度からの評価結果(評価車種)は、2011年度から2015年度までの評価と同等となるように補正係数が掛けられています。

●1位 ホンダ「N-BOX G Honda SENSING」新安全性能総合評価:184.1点

 軽自動車の衝突安全性能アセスメントにおいて、新安全性能総合評価:184.1点で1位だったのは、2017年発売のホンダ「N-BOX G Honda SENSING」です。

 広い室内のトールワゴンタイプで、軽自動車の人気ナンバーワンが続いているN-BOXですが、安全性能数値でもナンバーワンと、人気も実力も備えていることになります。

 各評価項目の得点は、乗員保護性能:88.8点、歩行者保護性能:83.67点、乗員がシートベルトをしていないときの警報装置の評価のPSBRは8点満点中の6.0点となっています。これらの合計が184.1点となり、数値だけ見れば登録車と遜色なく、軽自動車だから必ずしも安全性で劣るわけではないことがわかります。

 歩行者が自動車のボンネットおよびフロントウィンドウなどに衝突した場合の「歩行者保護性能」の評価項目では、Aピラーに当たった場合など部分的にダメージが大きなところもありますが、頭部保護性能試験が3.18点、脚部保護性能試験が4.00点、ともに性能評価では最高のレベル5となっており、歩行者の脚については定められた試験条件では重大な傷害を受ける危険性が低いといえそうです。

 安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席と後席のシートベルト・リマインダーはすべて装備。

 シートベルト・プリテンショナーは前席のみ、シートベルト・フォース(ロード)リミッターは全席に装備しています。

●2位 ホンダ「N-WGN G・Aパッケージ」新安全性能総合評価:178.8点

 衝突安全性能アセスメントの軽自動車で2位は、新安全性能総合評価:178.8点の2013年に発売されたホンダ「N-WGN G・Aパッケージ」です。

 1位のN-BOXよりも全高は低く1655mmですが、こちらもトールワゴンに分類されます。N-BOXよりも発売が前となり世代は古いですが、アセスメントでは好成績を維持しています。

 N-WGNの点数は乗員保護性能が87.35点、歩行者保護性能が85.50点、PSBRが6.0点。の評価となっています。歩行者をはねてしまった場合の歩行者頭部保護性能はレベル4で点数は3.29点と、Aピラー部分のダメージが大きく、ボンネット左右部分も少し悪くなっています。また、歩行者脚部保護性能はレベル4の4.00点でした。

 安全装置装備状況はN-BOXと同等で、ABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席と後席のシートベルト・リマインダーはすべて装備。

 シートベルト・プリテンショナーは前席のみ、シートベルト・フォース(ロード)リミッターは全席に装備しています。

 なお、すでに新型が発表されていますので、安全性能はさらに向上していると予想できます。

●3位 ダイハツ「キャスト スタイル G“SA II”」新安全性能総合評価:166.0点

 衝突安全性能アセスメントの軽自動車で3位は、新安全性能総合評価:166.0点の2015年に発売されたダイハツ「キャスト スタイル G“SA II”」です。

 スタイリングを重視した軽自動車で、デザインコンセプトの違う「スタイル」「アクティバ」「スポーツ」の3タイプが用意され、アセスメントでも3タイプとも同様の点数となります。

 キャストの点数は乗員保護性能が75.67点、歩行者保護性能が75.81点、PSBRが4.0点の評価となっています。歩行者をはねてしまった場合の歩行者頭部保護性能はレベル4で点数は2.94点で、Aピラーのほかにウインドウ下部のワイパー部分に当たった場合のダメージが大きいほか、ボンネット中央以外は少し悪いです。歩行者脚部保護性能はレベル4の3.37点です。

 安全装置装備状況は、ABS、エアバッグ左右、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキはありますが、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグは装備なし。

 シートベルト・リマインダーは助手席のみで、シートベルト・プリテンショナー、シートベルト・フォース(ロード)リミッターは前席のみの装備と、1位、2位によりも装備は省かれています。

 なお、キャストのOEM、トヨタ「ピクシス ジョイ ファッション/クロスオーバー/スポーツ」も同様の結果となっています。

■ベーシックな軽自動車もランクイン

●4位 ダイハツ「ミラ イース X“SA III”」 新安全性能総合評価:165.7点

 ダイハツのベーシックな軽自動車「ミラ イース」は2017年発売の現行型が新安全性能総合評価で165.7点を獲得し、4位になっています。

 軽自動車ではトールワゴンタイプが人気ですが、ミラ イースは通常のハッチバックスタイルで全高も1500mmと高くなく、車両重量も670kgと軽量です。

 ダイハツ車は別ブランドでも販売されることが多く、スバル「プレオ プラス」、トヨタ「ピクシス エポック」も同型車のため同じ評価となっています。

 ミラ イースの点数は乗員保護性能が70.92点、歩行者保護性能が85.97点、PSBRが4.0点の評価となり、歩行者保護性能が高いことが特徴です。歩行者頭部保護性能は最高のレベル5で点数は3.30点で、Aピラーに当たった場合のダメージが大きくなっています。歩行者脚部保護性能もレベル5で3.97点となっています。

 安全装置装備状況は、ABS、エアバッグ左右、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキはありますが、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグは装備していません。

 シートベルト・リマインダーは助手席のみ。シートベルト・プリテンショナー、シートベルト・フォース(ロード)リミッターは前席のみの装備と、前席重視の傾向がみられます。

●5位 ダイハツ「ムーヴカスタム“X SA II”」 新安全性能総合評価:165.5点

 衝突安全性能アセスメントの軽自動車で5位は、新安全性能総合評価が165.5点の2014年に発売されたダイハツ「ムーヴカスタム」です。

 ダイハツのトールワゴンで全高は1630mmで、細部のデザインが異なるのみの「ムーブ」、スバル「ステラカスタム」、スバル「ステラ」も同じ評価となっています。

 それぞれの得点は乗員保護性能が79.69点、歩行者保護性能が81.84点、PSBRが4.0点の評価となっています。歩行者頭部保護性能はレベル4で点数は3.09点。Aピラーに当たった場合のダメージが大きいほか、ボンネット上が若干悪くなっています。歩行者脚部保護性能もレベル4で4.00点となっています。

 安全装置装備状況は、ABS、エアバッグ左右、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキはありますが、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグは装備されていません。

 シートベルト・リマインダーは助手席のみで、シートベルト・プリテンショナー、シートベルト・フォース(ロード)リミッターは前席のみの装備です。

※ ※ ※

 アセスメントは順位も重要ですが、細かな数値を見ると得手不得手の違いもよくわかります。

 軽自動車の場合、後席の安全装備には差が出ることが多いため、安全重視でクルマを選ぶ場合、1人で乗るのか後席にも人を乗せるのかで選び方も変わってくるのではないでしょうか。

 なお、試験が実施されていない新しい年式のモデルもありますので、安全装備が改善されているケースもあり、購入を検討する際は主要装備表を再確認することをおすすめします。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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