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業界ニュース 2019.6.9

安全な小型車はどれ? 「衝突安全性能」コンパクトカーTOP5

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■衝突安全性能ランキング、コンパクトカー1位は?

 市販車の安全性能評価試験をおこなうJNCAP(独立行政法人自動車事故対策機構)は、車の安全性能をあらわす「衝突安全性能アセスメント」の結果を公表しています。

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 今回はこの結果のなかから、コンパクトカーのランキング上位5車種(2012年度から2017年度に試験が実施された車種)について紹介します。

 なお、2016年度よりテスト結果のうち歩行者保護性能評価の試験方法および評価方法が変更されたため、2016年度からの評価結果(評価車種)は、2011年度から2015年度までの評価と同等となるように補正係数が掛けられています。

 また紹介するランキングは2019年6月7日時点のものです。

●1位 マツダ「デミオ」13S 新安全性能総合評価:185.7点

 衝突安全性能アセスメントの新安全性能総合評価が1位だったのは2014年発売のマツダ「デミオ」13Sで、総合評価は185.7点でした。デミオはマツダでもっともコンパクトなモデルで、国内では5ドアハッチバックボディが販売されています。

 各評価項目の得点は、乗員保護性能が93.26点、歩行者保護性能は88.5点、乗員がシートベルトをしてないときの警報装置の評価を指す「PSBR」は4.0点となっています。

 これらの合計が185.7点で、軽自動車のトップクラスよりもわずかに上の点数となっています。軽自動車と大きく変わらないのはコンパクトカークラスの安全性が低いのではなく、軽自動車の安全上位車種の成績が良好であるから、と理解したほうがよさそうです。

 歩行者が自動車のボンネットおよびフロントウィンドウなどに衝突した場合の「歩行者保護性能」の評価項目では、スペースの制約がきつい軽自動車よりも余裕があり、頭部保護性能試験が3.45点でレベル5、脚部保護性能試験が4.00点でレベル4です。

 安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキはすべて装備。非装着時に警告音が鳴る「シートベルト・リマインダー」とベルトのたるみを取る「シートベルト・プリテンショナー」は前席のみとなっています。

 衝突時に胸部へかかる衝撃を緩和する「シートベルト・フォース(ロード)リミッター」は、後部座席中央以外に装備しています。

●2位 トヨタ「ルーミー」カスタムG (SCA付) 新安全性能総合評価:180.3点

 コンパクトカーの衝突安全性能アセスメントで、新安全性能総合評価が180.3点で2位となったのはコンパクトサイズのトールワゴン、トヨタ「ルーミー」カスタムGです。

 トヨタ「タンク」(SCA付)、ダイハツ「トール」(SCA付)、スバル「ジャスティ」(SCA付)は兄弟車で、性能評価数値は同じとなっています(SCAはサイドカーテンエアバッグの略)。

 ルーミーの得点は、乗員保護性能が87.9点、歩行者保護性能が78.7点、PSBRは6.0点の評価となっています。歩行者をはねてしまった場合の歩行者頭部保護性能はレベル4で点数は2.93点。また、歩行者脚部保護性能はレベル5の4.00点でした。

 安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席と後席のシートベルト・リマインダーはすべて装備。

 シートベルト・プリテンショナーとシートベルト・フォース(ロード)リミッターについては、後部座席中央以外には装備しています。

●3位 トヨタ「パッソ」X “Lパッケージ・S” (SCA付) 新安全性能総合評価:179.2点

 新安全性能総合評価は179.2点で、コンパクトカーの衝突安全性能アセスメントで3位となったのは2016年発売のトヨタ「パッソ」X “Lパッケージ・S” (SCA付)です。車重は910kgと軽量な設計になっています。

 トヨタブランドの最もベーシックなコンパクトカーで、ダイハツからは「ブーン」として販売され、「ブーン」(SCA付)も同評価となっています。

 パッソの得点は、乗員保護性能が89.56点、歩行者保護性能が71.78点、PSBRは6.0点の評価となっています。歩行者をはねてしまった場合の歩行者頭部保護性能はレベル4で点数は2.85点。

 また、歩行者脚部保護性能はレベル3の2.92点と、歩行者に対する安全性能はそれほど高くありません。

 安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席と後席のシートベルト・リマインダーはすべて装備。

 シートベルト・プリテンショナーとシートベルト・フォース(ロード)リミッターについては、後部座席中央以外には装備しています。

■ホンダを抑え4位にスズキがランクイン

●4位 スズキ「スイフト」HYBRID RS 新安全性能総合評価:178.3点

 新安全性能総合評価が178.3点で4位になったのはスズキ「スイフト」HYBRID RSです。

 スズキのコンパクトカーで、「HYBIRD RS」グレードにはマイルドハイブリッドシステムが搭載されていますが、高出力のモーターが搭載されたハイブリッドシステムを搭載するグレードも用意されています。

 マイルドハイブリッドシステムを搭載しながら、910kgにおさめられた車重も特徴です。

 スイフトの得点は、乗員保護性能が87.8点、歩行者保護性能が78.87点、PSBRは4.0点です。歩行者保護性能は、歩行者頭部保護性能がレベル4で点数は2.94点。また、歩行者脚部保護性能がレベル5の4.00点と、歩行者に対して優しい設計となっています。

 安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席のシートベルト・リマインダーを装備。

 シートベルト・プリテンショナーとシートベルト・フォース(ロード)リミッターについては、後部座席中央以外には装備しています。

●5位 ホンダ「フィット」HYBRID・Lパッケージ 新安全性能総合評価:178.0点

 ホンダ「フィット」HYBRID・Lパッケージは、新安全性能総合評価が178.0点で5位となっています。

 フィットはセンタータンクレイアウトの採用によりシートアレンジが多彩なことと、広い室内空間が特徴です。

 各得点は、乗員保護性能が92.59点、歩行者保護性能が81.41点、PSBRは4.0点です。側面衝突試験や後面衝突頭部保護性では満点か満点に近い数値を出しており、高い保護性能を持っていることがわかります。

 また、歩行者保護性能では、歩行者頭部保護性能がレベル4で点数は3.08点。歩行者脚部保護性能もレベル4で3.96点となっています。

 安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席のシートベルト・リマインダーまではすべて装備。

 シートベルト・プリテンショナーは前席のみ。シートベルト・フォース(ロード)リミッターについて後部座席中央以外には装備しています。

 ※ ※ ※

 ボディサイズが小さいと安全面では不利になりがちですが、今回紹介したクルマはそれぞれ優秀な成績を出しています。

 衝突安全性能は事故発生時以外はあまり気にしませんが、万一のときのためにも、アセスメントの数値を考慮したクルマ選びをするのもよいでしょう。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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