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業界ニュース 2019.6.7

23年もトヨタのモータースポーツを支えてきた名エンジン!名機3S-Gとは

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長期にわたり国内外で多くの勝利を上げている

 歴史に残る名エンジンとして忘れてはいけないのが、トヨタの3S-G型。1984年に登場し2007年の生産中止になるまで、トヨタの2リッター直列4気筒エンジンの主力であり、20年以上モータースポーツのベースエンジンとして活躍した、究極の万能エンジンとして知られている。

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 ベースは鋳鉄ブロックで頑丈だった2S-E型エンジン。ヘッドはヤマハが開発したツインカム4バルブで、ボア×ストロークは、86.0mm×86.0mmのスクエアタイプ。ここがいかにもトヨタらしいところ。デビュー当時は、2リッターの4バルブエンジンとして、最軽量で強度にも余裕があったため、チューニングに最適だった。

 セリカ、MR-2、カルディナ、アルテッツァ、カリーナED、RAV4、カレン、カムリ、ビスタ、ガイア、イプサム、ナディアなど多くの市販車に搭載された。

 またモータースポーツの世界では、ジャンルを問わずあらゆるカテゴリーでトヨタのワークスマシンのパワーユニットに選ばれている。ラリーでもWRCのグループA時代に、ST165、ST185、ST205のセリカの心臓部として、ワールドタイトル獲得に大きく貢献。

 フレッシュエアシステム(アンチラグシステム)のパイオニアとなったエンジンでもあった。1999年にマニファクチャラーズチャンピオンを取った、カローラWRCのエンジンも3S-G。

 1984年にMR-2(AW11)ベースのグループBのミッドシップ4WDマシンとして開発していた、222Dのエンジンが3S-Gのルーツだったこともあり、ラリーの実績は大きい。レース界では1985年からトムスがF3用のエンジンとして開発し、20年以上、国内外で多くの勝利を上げている。

 また、グループCでもトムスと童夢が共同で開発した、トヨタ トムス86C、87C、88Cに搭載。小排気量エンジン+シングルターボのハイブースト仕様というコンセプトで、燃費とパワー(最大760馬力)を追求。ポルシェなど大排気量のCカーを相手に好バトルを繰り広げた。そして、アメリカのIMSA GTPでも、1992年に7連勝しチャンピオンになった。

 国内ではスーパーGTの前身、JGTC時代に80スープラに搭載。当初、スープラは市販車と同じ6気筒の2JZを積んでいたが、1994年からシャシーバランス等にメリットのある4気筒の3S-Gにスイッチ。当初はかなりドッカンターボだったという。

 その後、GT500では1997年、2001年、2002年にドライバーズタイトルを獲得。スープラだけでなく、GT300クラスのセリカ(ZZT231)、MR-S、セリカ(ST205)、スプリンタートレノ(AE86)などにも使われた。さらに、パイクスピークヒルクライムでも5勝している。

 JTCCレースのコロナやチェイサー、エクシヴ、セレスも3S-Gで、国内ラリーやジムカーナ、ダートラ、アルテッツァのワンメイクレースなどマルチに活躍した。

 しかも、レーシングエンジンとしては異例なほど現役期間が長かったことからも、基本設計の優れたエンジンだったのがよくわかる。トヨタのスポーツエンジンの代表格は「3S-G」抜きに、トヨタのスポーツモデルやモータースポーツは語れない。

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(Auto Messe Web 『Auto Messe Web編集部』)

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みんなのコメント

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  • yos*****|2019/06/07 13:09

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    トヨタの名エンジンはヤマハに設計してもらって成り立ってきた。最近はスバルやBMWに丸投げ。しょせんファミリーカーメーカーでしかない。
  • r_h*****|2019/06/07 13:21

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    ヤマハと切ってからはトヨタは名機と言われるエンジンは無い。
    トルクは減ったし、パワーも無い。
    燃費重視はいいが、ヤマハを踏襲する形で開発していけば、もっといいエンジン作れるのに、、
  • nan*****|2019/06/07 13:25

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    かつてのモータースポーツ向けトヨタエンジンは主に2T-Gが担っていた、勿論18R-Gや4T-GTもそれなりに活躍はしたけどね。
    全日本F-3ではフリクションロスの低さ等から早くから注目されていた。
    86年からはCカーにも積まれたけど、4T-GT系の公称450馬力から3Sは680馬力を発生したとされる。
    トヨタの技術者も「ここまで馬力が上がるのはどれだけエンジンが優れているかわかると思います」とコメントしていた。
    トヨタも長期間にわたりロードレースからラリーまを担うエンジンになるとは思わなかったと思う。
    エンジンの設計者はどんな方でどう考えて造ったのか、この辺りも興味深い。

    トヨタモータースポーツ活動を支えた名機として高く評価すべきエンジンと思う。

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