トライアンフ・モーターサイクルズは最新のファクトリーカスタム・モデル「Rocket 3 TFC」を発表した。ロケット3は2004年に発売されたトライアンフ初の大型クルーザー。量産車として世界最大排気量となる2294cc 3気筒エンジンを積んだマッシブなボディ、二ツ目ヘッドライトが醸し出す迫力ある顔つきが強烈な存在感を放っている。
今回発表されたロケット3 TFCは、2458ccへとスープアップされた新型エンジンを積み、デザイン、機能、装備などのすべてにおいて、トライアンフのファクトリーが徹底的にこだわり作り上げたスペシャルモデルになっているという。世界で750台のみが販売され、それぞれに2TFCのバッジとシリアルナンバー入りプラークが取り付けられる。
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新型の2.5リッター水冷3気筒エンジンは、前モデルより13%増大した170psのパワーと、量産二輪車世界最大の221Nmのトルクを発揮する。いっぽうフレームやスイングアームなど車体各部にカーボンやアルミを多用することで、前モデルより40kg以上の軽量化を果たしたというから、走りのパフォーマンスは大きく向上しているものと思われる。
増大したパワーとトルクを受け止めるため、足まわりや制動性能は強化され、320mmの大径ダブルディスクを備えるBrembo製ブレーキ、47mm径のShowa製倒立フロントフォーク、リザーバータンクを備えるフルアジャスタブル式のShowa製リアサスペンションなど、それぞれ高機能なパーツが奢られている。ロケット3の特徴的なディテールである片持ち式のスイングアームはアルミ製になり、軽量化と高剛性化を同時に果たした。
高いパフォーマンスをライダーが使いこなすための機能も充実している。「ライディングモード」はエンジン出力特性およびトラクションコントロールとコーナリングABSの介入度合いを統合コントロールし、4つのモード(スポーツ、ロード、レイン、カスタム)の選択肢によって走行条件やライダーの好みに合わせたセッティングを容易に得ることができる。
トランスミッションまわりでは「シフトアシスト」と「ヒルホールドコントロール」を標準装備する。シフトアシストはクラッチを使わずシフトアップ/ダウンを可能にし、シフト操作に関わる時間を短縮。ヒルホールドコントロールは坂道でのスタート時に後退しないようクラッチのタイミングを自動調整する。
快適性を高める装備についても二輪車としては最上クラスの充実を図っている。視認性の高いTFTカラー液晶メーター、クルーズコントロール、タイヤ空気圧のモニタリングシステムなどを備え、Bluetoothを経由してさまざまな電子デバイスを接続、コントロールすることも可能だ。
すべてのロケット3 TFCオーナーにはトライアンフのCEOニック・ブロアーによるサインが入ったシリアルナンバーレター、カスタムビルドブック、TFCブランドロゴが入ったレザー製リュック、専用の屋内用バイクカバーが提供される。そうした特別なギフトも購買意欲をくすぐるに違いない。
ロケット3TFCの価格は325万円。発売は2019年の冬とアナウンスされている。
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