2019年5月10日、ベントレーモーターズは同社初のSUVであるベンテイガに、限定車「ベンテイガ スピード(BENTLEY Bentayga Speed)」を設定。日本には20台を導入すると発表した。車両価格は2945万4545円(税込)となる。
ラグジュアリーを極めたベントレーの世界最速SUV「ベンテイガ スピード」
イギリスのラグジュアリースポーツカーブランド、ベントレーが放った大型SUVベンテイガには、2015年のデビュー当時から6L W12気筒ツインターボエンジンが搭載されてきた。最高出力は608ps、最高速は約300km/hという超ド級SUVとして世界に衝撃を与えた。
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このベンテイガの性能をさらに高めたモデル「ベンテイガ スピード」が日本に20台導入されることになった。
さて、モデル名の「スピード」という単語、ベントレーにおいては2007年にはじめてコンチネンタルGTのハイパフォーマンスモデルに採用されたもので、これ以降高性能モデルの象徴として使われているのだ。ベンテイガ スピードもまた、スピードモデルの持ち味をしっかりと受け継ぎつつ、パフォーマンスをさらに引き上げられている。
従来からの6L W12気筒ツインターボエンジンをさらにチューニングすることで、最高出力は27psアップの635psとなり(最大トルクは900Nmで変更なし)、最高速は従来の301km/hから306km/hに、0→100km/h加速は従来の4.1秒から3.9秒に向上してる。
エクステリアではダークティントヘッドライトやボディ同色サイドスカート、高性能さを主張するかのような大型のテールゲートスポイラーが装着される。このほかにも、22インチホイールやスピードバッジなどが専用装備として用意される。
またインテリアには、ダイヤモンドキルトを彩る新デザインのコントラストステッチ、イルミネーション付きのスピードトレッドプレート、ベンテイガ初となるアルカンターラ(レザーも選択可能)などが採用されている。
カーボンセラミックブレーキやマッサージ機能が付きのフロントシート、カーボンファイバーのフェイシアパネル、ムードライティングなどをオプションで選ぶこともできる。車両価格は2945万4545円で、2019年後半に発売、2019年第4 四半期のデリバリーを予定しているという。
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