今どきのクルマで起こったら大問題になるような内容も笑えた時代
最近のクルマは以前に比べれば非常に故障しなくなったし、したとしてもちょっとした不具合がほとんどだろう。品質という点では、耐久性も含めて飛躍的な進化を遂げている。
【検証】高価で手が出なかった「昭和の気になるクルマ」トップ5
しかし、その昔、まだ品質がよくなかったころは、今では考えられないような故障がけっこうあった。今回は懐かし(!?)のびっくり故障事例を見てみよう。
1)マフラーが脱落
タイコに穴すら空かなくなってきた現在からすると、信じられないかもしれないが、パイプが折れたりして、タイコが脱落したり、直管状態になることがあった。もちろん爆音だし、ボーボー言うだけで進まなかったりした。
2)ブレーキが抜けた
ブレーキのメンテを怠ると、シールが弱くなったりして、ブレーキペダルが次第に奥に入っていくことがあった。すぐにズボッとはいかないので、ゆっくりとあまりブレーキを使わないで、工場に持っていたものだ。焦ってブレーキを踏むとそれだけ症状が悪化するので、焦らずなるべく使わないようにするのがポイント。
3)シフトが抜ける
MTが全盛時代で数が多かったこともあるが、経年車では内部の機構がヘタって、シフトが抜けることがあった。といってもピンと来ないだろう。よく使う、2速や3速で起こりやすく、走っているとパンとニュートラルに戻ってしまうのだ。ならないように手で押さえて走るなんていうこともあった。またホントにシフトレバー自体がスボッと抜けてしまうことも。
4)サスペンションが突き出てきた
シャコタンにしていると起こりやすく、市販車でも一部の車種であったので、設計にも問題があったから起こったのだろう。ボンネットを開けると、サスペンションを装着している部分、ストラットタワーがあるが、走行時の衝撃で突き上げられて次第に盛り上がってくるというトラブル。板金で補強して直したりした。
5)プラグが抜ける
昔はプラグ交換や点検を頻繁にするため、プラグを装着しているネジ穴がバカになって、ゆるゆるに。最終的には抜けてしまうことがあった。抜けると突然、力がなくなり、バラバラとエンジン音もおかしくなってビックリ。
エンジンからパーツが飛び出すことも
6)コンロッドが飛び出た
これはチューニングカーで起りやすかった事例で、パワーを上げていくとピストンやコンロッドまわりに負担がかかって、内部が破損。上下運動しているコンロッドがブロックを突き破って飛び出ることがあった。
7)ピストンが溶けた
市販車でもメンテ不良で点火時期がずれていたり、ノッキングを起こしたまま走ると、異常燃焼が起こって、ピストンが溶けてしまうことがあった。
8)タイヤが取れた
メンテ不良ではあるのだが、ハブやベアリングの点検など、車軸も分解点検などはよくした。その際に戻し方に不具合があるとハブごとタイヤが外れてしまうことも。突然、車体が傾いてビックリ状態になる。
9)オイルパンが割れる
ラリーに出ていたり、まねごとをしていた人には懐かしいかもしれない。一般道でも舗装が行き届いていない時代だと、わだちにはまった際にエンジンの下をヒット。オイルを溜めているオイルパンが割れて、漏れてしまうことがあった。側溝に脱輪でも起こった。応急処置として、石けんをねじ込むと成分が反応して、固まるという裏技があったほど。
10)ホイールキャップが取れた
道路際にホイールがキャップが落ちていることが昔はたまにあった。しかもし今のように、樹脂ではなく、鉄でできたけっこう豪華なもの。故障とまではいかないが、今では信じられないことということで挙げてみた。
※写真はすべてイメージ
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