2019年4月28日、F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝がバクー市街地サーキットで開催され、メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがシーズン2勝目を飾った。2位にもルイス・ハミルトンが入り、メルセデスAMGがシーズン開幕から4戦連続の1-2フィニッシュを達成した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は3戦連続の4位。
王者を寄せ付けなかったボッタス
ポールポジションのボッタスは、スタートダッシュでこそハミルトンに並ばれたが、的確なラインどりでターン3までに主導権を奪い、その後、タイヤ戦略の違うシャルル・ルクレールに先行されたり、ハミルトンにDRS圏内に迫られる局面はあったものの、落ち着いたドライビングで最後までミスを犯すことなく、ポール・トウ・フィニッシュを決めた。
1970年代のスーパーカー図鑑(1)「ランボルギーニ カウンタック」
「タフなレースだったよ。外から見たら楽に勝ったように見えるかもしれないけど、常にプレッシャーがあったんだ。でもしっかりとコントロールできたと思う」とボッタスはレース後にコメント。首位を快走しながら残り3周でタイヤトラブルに沈んだ昨年のアゼルバイジャンGPの悪夢を払拭するとともに、今シーズンの充実ぶりを見せつけた。
これでボッタスはハミルトンと同じ2勝、2位2回となったが、開幕戦のファステストラップポイントの差で再び単独のポイントリーダーに浮上している。
レッドブル、またも2強に届かず
一方、4番手グリッドからのスタートとなったレッドブル・ホンダのフェルスタッペンは、スタートで6番手グリッドのセルジオ・ペレス(レーシングポイント)に先行されたのが響いて、3番手を走るヴェッテルとの差が広がり、なんとか先行した後も、エンジンブレーキ不調で序盤は苦しい展開となってしまった。
それでもミディアムタイヤに交換した後は好タイムを並べて、メルセデスAMG&フェラーリと遜色のないタイムをマーク。しかし、結局ヴェッテルにアタックを仕掛けられるまでには至らず、3戦連続の4位に終わった。ピットレーンスタートから6番手まで追い上げていたチームメイトのピエール・ガスリーはドライブシャフトのトラブルでリタイア。
トロロッソ・ホンダ勢はアレクサンダー・アルボンがポイント目前の11位でフィニッシュ。入賞圏内で争っていたダニール・クビアトはダニエル・リカルド(ルノー)のアクシデントに巻き込まれてマシンを壊しリタイアとなっている。
第5戦スペインGPは5月12日、バルセロナ・サーキットで開催される。
F1第4戦アゼルバイジャンGP 決勝結果
優勝 77 バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG) 1:31'52.942
2位 44 ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) +1.524s
3位 5 セバスチャン・ヴェッテル(フェラーリ) +11.739s
4位 33 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) +17.493s
5位 16 シャルル・ルクレール(フェラーリ) +1'09.107s
6位 11 セルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス) +1'16.416s
7位 55 カルロス・サインツJr.(マクラーレン・ルノー) +1'23.826s
8位 4 ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー) +1'40.268s
9位 18 ランス・ストロール(レーシングポイント・メルセデス) +1'43.816s
10位 7 キミ・ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ) +1周
11位 23 アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)+1周
R 26 ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
F1ドライバーズスタンディング
1位 バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)87
2位 ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)86
3位 セバスチャン・ヴェッテル(フェラーリ)52
4位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)51
5位 シャルル・ルクレール(フェラーリ)47
6位 セルジオ・ペレス(レーシングポイント・メルセデス) 13
7位 ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)13
8位 キミ・ライコネン(アルファロメオ・フェラーリ)13
9位 ランド・ノリス(マクラーレン・ルノー)12
10位 ケヴィン・マグヌッセン(ハース・フェラーリ)8
F1コンストラクターズスタンディング
1位 メルセデスAMG 173
2位 フェラーリ 99
3位 レッドブル・ホンダ 64
4位 マクラーレン・ルノー 18
5位 レーシングポイント・メルセデス 17
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