F1通算1000レース目のグランプリとして行われる中国GPに注目が集まっているが、その第1回はどんなレースだったのだろうか。
最初のF1グランプリは64年前、1950年に行われた
フォーミュラ1世界選手権の最初のグランプリは、1950年5月13日、イギリス・シルバーストンサーキットで行われている。これが2019年中国グランプリでの通算1000レース目につながる第一歩だった。
そもそもグランプリと呼ばれる自動車レースが初めて行われたのは1901年と言われている。市販車ではなくレーシングカーで行われる「最高のレース」としてフランスで開催され、1920年代にはヨーロッパ各地で決められた規格(フォーミュラ)のもとでグランプリが行われるようになっていた。
フォーミュラ1世界選手権を開催し年間チャンピオンを決定しようという計画は1930年代後半からあったが、第二次世界大戦の開始によって中断、1946年に再び議論が始まり、ようやく規則を統一して1950年の開幕にこぎつけたというわけだ。
記念すべき、その1950年フォーミュラ1世界選手権第1戦イギリスGPには、アルファロメオ、マセラティ、タルボなど24台が参戦。「アルファロメオ ティーポ158」に乗るジュゼッペ・ファリーナが勝利を収め、記念すべきF1最初の優勝者として歴史に名前を残している。
また2位にも同じくアルファロメオのルイジ・ファジオーリが入り、3位もアルファロメオのレグ・パーネルと、アルファロメオの圧勝だった。この年のエンジンレギュレーションは、排気量4.5Lまでの自然吸気、あるいは過給器付きであれば1.5Lまでというもので、「アルファロメオ ティーポ158」は1.5L 8気筒スーパーチャージャーを搭載していた。
この年のアルファロメオの速さはまさに圧倒的で、全7戦で行われたすべてのグランプリで勝利をあげ、ジュゼッペ・ファリーナが最初のF1世界選手権チャンピオンに輝いている。
あれから64年、記念すべき第1000戦となる中国GPでその歴史に名を刻むのはどのチームの誰だろうか。中国GPの決勝は4月14日に行われる。
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