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業界ニュース 2019.4.5

歓迎会注意! 飲酒運転に日本はまだ甘い? 最悪死刑も…厳しい世界各国の罰則とは

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■まだまだ減らない飲酒運転 世界ではどう処罰される?

 2019年も4月に入り、全国各地で入社式が行われる季節になりました。入社式といえば、その後には新入社員の歓迎会が控えているのではないでしょうか。そして、こういったお祝いの場にお酒は欠かせない存在です。

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 慣れない歓迎会で上司や先輩社員たちから注がれたお酒ともなれば、新入社員は上手に断ることができないかもしれません。そこで気をつけなければいけないのが、お酒を飲んだ状態でクルマを運転する行為、飲酒運転です。

 日本では、飲酒運転による事故があとを絶ちません。警察庁の発表では、飲酒運転が原因となる事故件数のピークは、2000年の2万6280件でしたが、2017年には3582件まで減少しました。

 ここ17年で約86%減少したことになりますが、まだまだ根絶には至らないのが現状です。また、飲酒運転の死亡事故発生率は平常時に比べて7.8倍、酒気帯び運転状態では18.3倍にも跳ね上がるというデータもあり、とても放っておける問題ではありません。

 飲酒運転とは、酒やアルコールを含む飲食物を摂取し、アルコールが体内に残ったままクルマを運転する行為のことを指します。アルコールが分解されない状態のままクルマを運転すると、情報処理能力、注意力、判断力などが低下し、正常な状態でクルマを運転することができなくなります。

 飲酒をしたら絶対に運転をしてはいけないことは全てのドライバーが知っているはずです。しかし、2017年では飲酒運転を起因とする死亡事故が204件起きています。なぜ未だに飲酒運転が止まらないのでしょうか。まずは日本の飲酒運転の罰則を見ていきましょう。

・日本

酒酔い運転:飲んだアルコールの量や数値に関係なく、運転手の状態によって判断(5年以下の懲役か100万円以下の罰金・3年間の運転免許取り消し)酒気帯び運転:(0.15~0.25mg):3年以下の懲役か50万円以下の罰金・90日間の運転免許停止(0.25mg以上):3年以下の懲役か50万円以下の罰金・2年間の運転免許取り消し。

 このように、日本では飲酒運転に対してかなり厳しい処罰が決められています。しかし、都心から離れた地域はクルマでしか移動できない場所もあり、「まさか自分が捕まるはずがない」と思って飲酒運転をしてしまうことがあります。過去、そして現在でも飲酒運転による交通事故は後を絶ちません。「バレなければ大丈夫」「自分は大丈夫」なんて考えは絶対にしないようにしましょう。

 次は、世界各国の飲酒運転の罰則です。

■世界の罰則は? まさか死刑になることも!?

・アメリカ:0.8mg/ml以上で飲酒運転(州によって数値が異なる)。少なくとも48時間の監獄入りと100時間の奉仕活動を強制。特に危険な運転をしたと判断された場合は、1年以上の投獄や最悪死刑になる場合もあります。

・中国:「酒気帯び運転」アルコール血中濃度0.2mg/ml以上で酒気帯び運転。約2600円~6700円の罰金、1~3ヶ月の運転免許停止。酒酔い運転は約2万6700円の罰金。5日以下の拘留、6ヶ月の運転免許停止。

・ドイツ:アルコール血中濃度0.5mg/ml以上で飲酒運転。初犯は約8万2千円の罰金。2回目以降は最大で1年の懲役刑。

・フランス:アルコール血中濃度0.5mg/ml以上で飲酒運転。約12~74万円の罰金、最長3年間の免停、1年以上の収監が科せられる場合があります。

・オーストラリア:アルコール血中濃度0.05mg/ml以上で飲酒運転。3ヶ月の運転免許停止。免許停止中に運転すると罰金が科せられます。基準値以下の飲酒は法律で認められているようです。

・ノルウェー:アルコール血中濃度0.2mg/ml以上で飲酒運転。初犯では重労働を伴う3週間の懲役、その後5年以内に2度目の飲酒運転をした場合は生涯にわたって運転免許の取り上げ。

・デンマーク:アルコール血中濃度0.5mg/ml以上で飲酒運転。本人の1ヶ月分の給与相当額を罰金として徴収。運転免許取り消し。当該車両を没収し国の競売にかけられる、売り上げは国費へ。

※ ※ ※

 以上のように、飲酒運転に対する罰則は国によってさまざまです。これは、人種によってアルコールの分解能力に差があることも理由のひとつに挙げられます。しかし、お酒を飲んだら運転してはいけないのに、なぜアルコール血中濃度0mgl以上で取り締まることができないのでしょうか(一部、0mgl以上で処罰の国もあります)。

 この理由は、飲酒をしていなくても呼気にアルコール反応が出てしまうことがあるためです。私たちの身近なところでいえば、栄養ドリンクやお菓子でもアルコール反応が出てしまいますし、タバコの煙でもアルコール反応が出てしまうことがあるためです。しかし、これを良いことに「ちょっとなら大丈夫」と思って飲酒運転をしてしまう方がいることも事実です。

「呑むなら乗らない・呑んだら乗らない」という気持ちを強く持ち、全てのドライバーたちがこれを徹底すれば、飲酒運転が原因による悲惨な事故は世界から無くなるのです。 【了】

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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