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キッズ用電動バイク「ヨツバモトミャウ」が大人用に進化!……そもそもミャウって何だっけ?/東京モーターサイクルショー2019・Woof

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キッズ用電動バイク「ヨツバモトミャウ」が大人用に進化!……そもそもミャウって何だっけ?/東京モーターサイクルショー2019・Woof

カスタム度満点の電動バイクを、バイクパーツメーカー「デイトナ」ブース内で発見!写真はデイトナのグループ会社「DIRTFREAK」が国内展開する、市販のキッズ用電動バイク「ヨツバモトMeow(ミャウ)」のカスタマイズ「Woof(参考出品)」。ベース車両の「ヨツバモトMeow」も併せてご紹介しよう。PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

 写真は市販の競技用キッズ向け電動バイク「ヨツバモトMeow」をベースに、アルミフレーム、正立型フロントフォーク、アルミスイングアーム、リヤショック、前後ディスクブレーキ、前後ワイドタイヤ、専用ハンドル、専用シート、専用テール&サイドカウル、専用バッテリーなどでカスタマイズされた「ミツバモトWoof(参考出品)」。

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 キッズ用の「ヨツバモトMeow」に比べ、専用フレームや専用スイングアームを使うことで、車体を強化&大型化。また、定格電圧を36V、定格出力を600Wまで引き上げて大幅にパワーアップ。大人でもスポーティ&アグレッシブな走りが楽しめるようチューニングされている。

「ミツバモトMeow(ミャオ)」って、どんな電動バイク?

 「ヨツバモトMeow」は、キックバイクとエンジンバイクの間を繋ぐ、まったく新しい電動バイク。まだ自転車を漕ぐことができない子供や、エンジンの音が怖い子供だって大丈夫。

 小さく、軽く、カンタンに。親しみやすくて遊びやすい。凸凹、砂利道、坂道、水たまり。全部遊び場。転んだって、自分で起こせる。「ミツバモトMeow」には、「初めてのバイク」にふさわしいたくさんの工夫が備わっている。



「ミツバモトMeow」は3つのパワーモードを装備

 最初は、早歩き程度のSlowモードで練習開始。このモードはペダルなし自転車に親しんだ子供なら、簡単にバランスを取ることができ、かつパパやママが追いかけることも容易なスピード。まだブレーキを上手に使えなくても、​キックバイク同様に足ブレーキで止まることもできる速度だ。

 電動バイク特有の鋭い発進は、初めてのライダーには禁物。専用にプログラムされたコントローラーにより、ソフトな出足にセッティングされている。

​ 慣れてきたら、徐々にパワーモードをMedium~Fastへステップアップ。最高速度、加速、登坂力が​合わせてパワーアップするよう設定されている。

「ミツバモトMeow」は小さくて軽い!

 アルミフレーム、専用リチウムバッテリーを採用し、類似サイズの自転車と比較して約1.5倍という軽量な車体がポイント。シート高も類似サイズの自転車と比べて低く設定済み。

 初めてバイクに乗る子供にとって、重さや大きさは怖さと不安につながるもの。軽くて小さいということは、心理的にも肉体的にも、大きなアドバンテージとなる。グラっときても支えられるし、転んで挟まれた時のケガのリスクを減らすことにつながるのがポイントだ。

「ミツバモトMeow」その他のポイント!

■転んだらモーター停止
 3軸センサーにより、転倒を感知すると即座にモーターへの電力がカット。また、車体を起こす際、仮にスロットルを開けたままでも暴走する心配なし。一度、スロットルを全閉に戻さないと、モーターは再稼動しないようにプログラムされている。

■いろんなクルマに積載可能
 小さくて軽いから、ママでもヒョイっとクルマに積み込んでいつもの練習場所にGO。燃料もオイルも漏れてこないから、横にしても逆さまにしても大丈夫。今までバイクを積むことが難しかったコンパクトカーやSUV、軽自動車などいろんなクルマに積むことが可能。

■モーターはホイールの中にセット済み
 後輪のホイールの中にモーターをレイアウト。チェーンとスプロケットが無いため、指や衣服の挟みこみのリスクは低減。また、最大重量物であるモーターが地面に近いということは、重心が低いということ。安定感が増し、引き起こしも容易だ。チェーン調整も注油も不要で、メンテナンスも簡単。

■専用リチウムバッテリー搭載
 24V・4Ahの専用リチウムバッテリーを内蔵。バッテリー残量が1/3を切ると、某特撮ヒーローのカラータイマーのようにインジケーターが点滅。充電は家庭用100V電源を使用して、​およそ2時間半で完了。

各地で試乗会やレースも開催!

 「ミツバモトMeow」は、「子供たちと二輪車の関係をグッと近づけて、もっともっとバイクや自転車で遊んでもらおう」をコンセプトに発売されたキッズ向けの競技用電動バイク(公園や公道は走行不可)。2018年は、全国各地で開催された全日本モトクロス選手権において、「ミツバモトMeow」の体験走行会も開催された。

 また、日本最大のオートバイクロスカントリーレースシリーズ「JNCC」の中のコンテンツの1つとして、「FCX」というレースが2018年シーズンからスタート。このレースは小学2年生までを対象としたレースで、子供用の50ccバイクのクラスの他に、「ミツバモトMeow」のクラスも用意されている。

 

「ヨツバモトMeow12/16」の主要諸元 ※カッコ内は16

全長:1000mm(1200mm)
全幅:470mm(490mm)
全高:590mm(690mm)
ホイールベース:710mm(810mm)
最低シート高:375mm(435mm)
シート調整可能高:80mm
最低地上高:110mm(175mm)
キャスター/トレール:25°/45mm(25°/60mm)
フレーム:AL6061
フォーク:AL6061
F/Rサスペンション:リジッド
Fブレーキ:Vブレーキ
Rブレーキ:ドラムブレーキ
タイヤサイズ:12×2.125(16×2.125)
重量:12.5kg(12.0kg)
最高速度 速/普/遅:18/11/6.5km/h(21/12.5/7km/h)
モーター:ブラシレスハブモーター
バッテリー:NMC系リチウム3.5Ah
定格出力:250W 3.5Ah
定格電圧:24V
充電時間:約2.5時間
連速走行時間 速/普/遅:35分/70分/120分
許容重量:45kg
適正年齢:3~6歳(5~8歳)
価格 ※税抜:6万9000円(7万8000円)

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