方法さえ間違わなければ自ら整備を行なうのは問題ない
最近のクルマはメンテナンスフリー化、そしてブラックボックス化が進んでいるので、なかなか手出しができないが、オイル交換やホイール交換などできる部分はあるし、古めのクルマであればさらにいろいろと自ら手をかけてやることができる。クルマ好きならいろいろとやってみたいと思うのもあるだろう。ちなみにブレーキも含めて、所有者自ら整備を行なうのは問題ないし、逆に義務でもある。プロというのは所有者の代行という位置づけだ。
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では、誰でも簡単なメンテ以上のことができるかというと、これが難しい部分もある。ワタクシ、セルフ整備歴30年以上、特殊なものしかプロに出したことがなく、エンジンやミッションのオーバーホールまですべて自分でこなしてきた。
今まで失敗もあったし、自分で整備したいという人からの相談もいろいろと受けてきた。自分でやることの失敗パターンを整理してみたので、参考にしてほしい。
まず確実にダメなのが、「自分でもできますか?」という人。あまりにも漠然としすぎているので、これを聞かれた時点でやめておいたほうがいいと答える。やっていいのは「どこどこまでやったんだけど、ここのこれがわからない」と具体的に聞いてくる場合だ。
まずはケガを避ける方法から学ぶ
今まで、自分でも失敗したなというのはだいたいパターンがあって、ケガをするのは装備に不備がある場合。手袋をしないで熱いものや尖ったものに触ったときや、逆に手袋をしてやったばかりに引っかかったりすることもある。ちなみに熱いオイルを抜く場合は、手袋なしが正解。手袋をしていると染みて被害が拡大するからだ。また服装は長袖、長ズボンが基本。
整備場所もここで大丈夫かな、と安易に考えると失敗する。地面の状態、ジャッキのかかり具合など、素人レベルで最善の環境を用意するのが失敗しないカギだ。「まぁ、いっか」はけっこう危険。
そして最後に、やったはいいけど、元に戻せなくなったなどのいわゆるイジリ壊しについて。最近はネットを見て、形だけ真似することが増えているからなおさらなのだが、その部分の構造や仕組みを理解してから行なうのが重要。
事前にわからなくても、バラすときに仕組みや作動の理屈を見極めながら行なうのでもいい。理屈で理解していればどう戻すかとか取り付けるかの範囲は限られてくるわけで、失敗が避けられる可能性は高くなる。迷っても、最初に紹介したような漠然とした質問にはならないハズだ。
と、身構えさせるようなことを言ってきたが、まずはやってみるのがオススメ。エアクリーナー交換やホイール脱着、ブレーキまわりのクリーニングなど、簡単なところから始めれば失敗は少ないし、愛車の面倒を見てやったという満足感も得られるハズだ。見ることで構造も徐々に理解できるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
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