世界中で販売好調なプジョーがフラッグシップサルーンである新型508を発表した。ため息が出るほどに美しい内外装デザインやパワーと燃費に優れるパワートレイン、充実した先進安全装備を持つプジョーの超自信作である。
"サルーンの概念のすべてを変える”という刺激的なキャッチコピーを謳う新型プジョー508が本日発表となった。随分と野心的なキャッチコピーだが、実車を目にした今となると、本当にプジョーは輸入車サルーンの概念を変える気でいるのかもしれないと思えてくる。それほどまでに、508は大いなる魅力を持ったモデルだ。
最近のプジョーは好調そのものだ。2015年から直近3年間の販売台数は73%増。2008や3008、5008のSUV、そしてクリーンディーゼルがプジョーの躍進に大いなる貢献を果たしているのだ。日本においても販売は好調で、新規の顧客が以前よりも増えているという。
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SUVで利益を上げつつ、日本のマーケットにおいて輸入車が以前から強みを持つDセグメントサルーンカテゴリーでのプジョーのシェアを一気に向上させる役割を担っているのが新型508なのだ。
新型508は伝統的な4ドアセダンではなく、まるでクーペのようなスポーティなファッストバックスタイルを採用する。406、407、508とプジョーのフラッグシップサルーンには必ずトランクリッドを備えた4ドアセダンだったことを考えると、これは大きな決断だったと思える。
エクステリアデザインに呼応するかのようにインテリアデザインも挑戦的である。208から採用されるPeugeot i-Cockpitはコンパクトなステアリング、中央の8インチタッチスクリーン、12.3インチデジタルヘッドアップディスプレイから構成される。特にタッチスクリーン下に配置されるピアノのキーのような7つのトグルスイッチが独創的で美しい。
輸入車Dセグメントではもはや当たり前に採用されるADASも充実している。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)やレーンポジショニングアシストが標準装備されるほか、赤外線カメラが前方200mを監視するナイトビジョンが上級グレードにオプション装備される。
気になるラインナップは1.6L直列4気筒ターボ(180ps/250Nm)を搭載する508Allure(417万円)と508GTライン(459万円)、2.0L直列4気筒ディーゼルターボ(177ps/400nm)を積む508GT(492万円)の3グレードとなる。
発表会で登壇したグループPSA執行委員/プジョーブランドCEOのジャン=フィリップ・アンパラト氏は「プジョーは自動車の未来について前向きに考えています。なぜならばプジョーは208年の歴史を持ち、さまざまな技術を開発してきました。今後、電動化を推進していきますが、プジョーはEVやPHEVモデルの成功を確信しています」と語った。また、ジュネーブショーで発表した400psの高性能PHV「508プジョー・スポーツ・エンジニアード」を来年発売することも明言した。
508は今年夏にステーションワゴンの「SW」が追加され、近い将来PHEVも導入される予定だ。
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