2019年3月15日に、日本仕様の新型BMW S 1000 RRが発表された。「より軽く、より速く、よりコントロール性を高める」を、目標に開発されたという。
先代モデルに比べ約1kg(-11.5%)軽い新しいアルミ製メイン・フレームを採用、燃料タンクとシート周辺のトリム・パーツがより細くなり、かつスリムな形状となったため、サポート性とグリップ性が向上した、と主張している。さらに、新開発のサスペンションにより、ハンドリング性能も向上している、とされる。
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搭載されるエンジンは、先代モデル比マイナス4kgの新開発の並列4気筒。燃焼効率だけでなく、低・中速回転域の出力も向上したという。最高出力は152kW(207PS)/13,500rpm、最大トルクは113Nm/11,000rpmを発揮する。排気量は同一ながら、先代モデル比で最高出力は8psアップした。さらに、吸排気系でも1.3kg軽量化し、加速性能が向上してしている。
このほか、「Rain」、「Road」、「Dynamic」、「Race」の4種類の走行モードを標準搭載するとともに、バンクした状態でブレーキングした際の安全性を高める「ABS Pro」、トラクション・コントロール、DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)なども標準装備する。クラッチを操作せずに素早くシフト・アップおよびシフト・ダウンできる「シフト・アシストPro」もついている。
さらに、新型S 1000 RRには、4輪車では広く親しまれているスポーティ度を高めた「Mパッケージ」をBMW Motorradとして初めて設定した。専用のボディ・カラーや、Mカーボン・ホイール、より細かいモード設定が可能なライディング・モードProが搭載される。
新型S 1000 RRの価格は227万7000~278万7000円。2019年7月上旬より販売を開始する。現在、全国正規販売店にて予約注文を受付中だ(2019年6月末日まで)。
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