3月12日、メルセデス・ベンツ日本は、電動モビリティブランド「EQ」の体験施設である「EQ House(イーキューハウス)」のお披露目を行いました。
EQ Houseは、東京・六本木のブランド発信基地、Mercedes Me Tokyoの敷地内に、竹中工務店によって設計・施工され、日本で本格的な展開を開始する「EQブランド」を体験する施設として、3月13日から約2年間、一般公開されることとなります。入場はもちろん無料です。
EQブランドとは、ダイムラー社が2016年のパリモーターショーで発表した、メルセデス・ベンツの電動モビリティを包括するブランドで、「Electric Intelligence」を意味していますが、日本展開を開始するにあたり、2年間という長期に渡って展示を続けるとことから、メルセデス・ベンツのEQにかける意気込みがわかろうというものです。
そんなEQブランドの発表会と聞いて、初の市販車となるSUVボディの電気自動車、「メルセデス・ベンツ EQC」の国内初お披露目が主役と(勝手に)思っていた編集は、“建物”が主役の発表会だと現地で聞かされて、少し戸惑いましたが、せっかくなので、EQ Houseの施設見学ツアーにも参加してきました。
EQ Houseをひと言でいうと、“AI(人工知能)を搭載した成長する電化住宅”で、住む人が快適に感じる温度や照明、香りなどの好みを学び、成長していく住まいの近未来像を示しているのだとか。例えば、室内が快適だと感じた際に、専用のスマートウォッチなどのデバイスを通じて「いいね!」をタッチすると、その時の気温や光、香りなどをEQ Houseが学習し、徐々に住む人の好みを理解していく、といった具合です。
ここら辺は、「ハイ!メルセデス」のMBUXにも通じる部分で、事実、EQ Houseも「ハイ!メルセデス」と声をかけることで、照明や空調、BGMなど様々な操作が可能になっています。
EQ Houseの外観は、側面が五角形の子供が描いたようなシンプルなお菓子の家のような形状をしていますが、特徴的なのは外壁を覆う、1200枚にもおよぶ白いアルミパネル。それぞれパターンの違う三角形や菱形などの幾何学模様がくり抜かれているのですが、1年分の日照パターンをシミュレーションして、最も快適で省エネが実現できるよう最適化した結果の模様なのだとか。1枚ごとにID管理がなされていて、どれがどこにどういう方向で装着されるか、すべて管理されているそうです。
パネルの切り欠きや出入り口となるガラス窓には、調光フィルムが仕込まれていて、日射量や室温、時間、室内の状況、住む人の好みなどにより、自動で光をコントロールしてくれます。当日は晴れていたため、外と同じような光に溢れていましたが、曇りや雨の日、夜はどういう雰囲気になるのか。また機会があれば確認してみようと思います。
室内は、キッチンやリビング、ベッドルームという居住空間とクロスして、ガラスインターフェースによって仕切られたスペースに、駐車スペースが設けれ、EQブランドのEV「メルセデス・ベンツ EQC」が置かれていました
充電状況など車両情報や、室温など家の情報が映し出され、タッチやスワイプによって各種操作が可能となっているガラスインターフェース越しに見るEVは、子供の頃テレビの中で見た近未来を感じさせてくれました。
さすがに、EQCが日本で販売されても室内に駐車してガラス越しに愛車を眺められるのは、限られた方々だけでしょうが、家にA.Iが搭載されるというのは、意外と近い将来、十分に考えられることでもあるわけで、モデルハウス感覚で行ってみると、意外と得をした気分になれるかもしれないと思った次第です。
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