相場上昇のウワサに躍らされず車両の質と購入先のスキルを極めるべし
価格や仕様で飛びつくのではなくGT-Rへ精通した販売店探しを優先すべき
吟味された最上級のパーツのみで構成されたBNR32オールラウンダー!
アメリカなどでは製造後25年を経ると保安基準への適合が確認されていない車両でも輸入が容易に行えるようになる。いわゆる25年ルールの期間を経た2014年より、北米にのマニアに向けて多くのR32GT-Rが輸出されるようになった。そして、そのことが引き金となって、他の諸外国にもGT-R人気が波及し、世界的な第二世代Rブームとなり、一気に中古相場を引き上げることとなった。
それと合わせた時期に国内でも80年代、90年代の黄金期のスポーツカー人気が高まり、第二世代GT-Rの中古車はタマが減少、相場の上昇は進む一方だ。
そして今「第二世代GT-Rを手に入れたい」と焦るユーザーも増えているのだ。
しかし、BNR34で15年以上、初期モデルのBNR32であれば30年を経過しようという第二世代GT-R、勢いだけでコンディションを崩した車両に飛びつくと痛い目にあうのも現実。
ちなみに現在の大まかな中古車相場は、BNR32で250~800万円、BCNR33で250~800万円、BNR34で600~2000万円と言ったところ。
そのなかでも、価格の高騰とともにその価値観が相対的に高まっているのがBCNR33。価格高騰の理由は、やはりアメリカなどの25年ルールに関係していて、その解禁を間近に控えバイヤーたちが車両を集めているからだと言う。また、室内空間が広くホイールベースも長いなどストリートユースにはもっとも扱いやすいとされるモデルでもある。
そこで、今回は年間に200台以上ものGT-Rを取り扱うというグローバルオートの安居代表に、第二世代GT-R購入に関するアドバイスを聞いてみた。
「まずは、価格の高騰や、消費税アップなどの価格高騰トレンドの情報に慌てないこと。そして、購入候補の車両の本質を見抜くことですね。年式や走行距離にも左右されないで、価値を見極めて自分に合っているか当てはめてみることが大切」だという。特に、コンディジョンに関しては距離や年式はあてにならないため、購入時はその眼力が重要となる。
そして車両の見極めに加えて「GT-Rに精通した販売店探しや購入後のサポートショップの確保がすごく重要」と力説する。年式的に、購入後のメンテナンスにも時間やお金がかかるものだし、そこでツボを抑えた作業ができないとトラブルが続いて、クルマが嫌になってしまう可能性がある。
実際、最近の相場高騰に乗じて長年放置されていたような車両まで、中古車市場に現れたりしているため、走行距離理が少ないと思って飛びつくと、放置期間に患ったダメージや、ボディの見えない部分で取り返しがつかないほどの腐食が進んでいたというケースだって少なくないのだ。
また、GT-Rの魅力でもあるチューニングがなされた車両を選ぶ場合には、いつどこでチューニングされたのかということを把握すべき。というのも、同程度のチューニング内容でもセットアップされた時期が古いほど扱いづらい傾向にあるし、補機類の劣化も進んでいる。また手がけたショップによってもその仕上がりに大きな差があるのも現実だ。
確かに、タマ数の減少とともに進む相場上昇を考えると買い時は今すぐなのは間違いない。しかし、こうした状況だからこそGT-Rに精通しているショップで購入することでの安心感は大きい。数を扱っているショップであれば、車両のコンディション把握力も高いし、メンテナンスにも精通しているのは当然のことだからだ。
もちろん、グローバルオートはGT-Rに精通するショップであることは言うまでもないし、自社でのメンテナンス環境も整っている。
また、モデルデビューから年月が経過して生廃となる純正部品が増えている現状を考慮し、新品・中古であらゆるパーツをストック。仕入れた車両のコンディション向上や購入したお客さんのメンテナンスに活用している。
さらに、拠点は大阪だが販売&買い取り網は全国展開している上に、買い取り&ユーザーサポート体制を強化するべく、有力チューニングショップ20社以上が名を連ねる団体「RH9」に加盟したほどだ。
愛車を手に入れたらOKではなく、メンテやステップアップも含めて安心できるGT-Rライフの確立までしっかりと相談に乗れる。つまり、まずは信頼できるパートナーを探すことこそが、失敗や後悔のないGT-Rに巡り会える最短ルートというわけだ。
●取材協力:グローバルオート 大阪府堺市美原区黒山166 ☎072-363-6666
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