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業界ニュース 2019.3.9

【メルセデスAMGの深層(2)】その高性能ぶりを象徴する「ワンマン・ワンエンジン」思想【モータースポーツ】

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モータースポーツ活動で培われてきたAMGの技術やノウハウは、クルマのメカニズムだけではなく、その生産方法にも生かされている。そのひとつの好例が「ワンマン・ワンエンジン」だ。ひとりの人間が誇りと責任をもって作り上げるという考え方は、今なおAMGのクルマ作りに生かされている。

「ワンマン・ワンエンジン」思想もレースの経験から生まれた
1967年に誕生したAMGは、1971年の300SEL 6.8 で大成功を収めた後も、高性能エンジンやシャシ、ブレーキシステムを搭載した名車を次々と生み出し、モータースポーツ活動で培った技術を駆使する名チューナー、そしてメルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデル開発部門として世界中から高い評価を得てきた。

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そんなAMGの高性能へのこだわりとして有名なのが、「One man - one engine(ワンマン・ワンエンジン)」の哲学と厳格な品質基準に従って、ひとりのマイスター(熟練技能士)が一基のエンジンを最初から最後まで責任をもって組み上げることだ。

AMGのファクトリーで組み上げられたエンジンには、担当したマイスターの誇りと責任を示すように、サインが描かれたプレートが貼り付けられているのもよく知られたことだろう。

とくに6L V12気筒ツインターボエンジンは、その精密で繊細な構造から、選ばれた一部のマイスターしか組み付けが許されないという。

高過給圧を常に適正に実現するターボチャージャー、吸気効率を高める大型の水冷式インタークーラー、デュアルイグニッション方式によるマルチスパークイグニッションシステムなど、AMGの粋を結集したエンジンは、最高峰ならではの静粛にしてなめらかなパワーフィールと想像を絶するパフォーマンスを発揮する。それも「ワンマン・ワンエンジン」の哲学があればこそ、ということだろう。

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(Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部)

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