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業界ニュース 2019.3.9

クルマの基礎知識。「定期点検」と「車検」の違いとは?

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自家用車を所有している方に義務付けられている「定期点検」と「車検」。この2つは似ているようで、じつは内容も目的もまったく異なるものです。そこで今回は、間違えやすい「定期点検」と「車検」の違いについて解説します。文・CarMe編集部

定期点検とは

    クルマに貼られたステッカー、剥がしていいもの・ダメなもの

一般的に「定期点検」といえば、道路運送車両法によって車の使用者に義務付けられいる法定点検のことで、愛車の定期検診のようなものです。
自家用車の場合、1年ごとに行なう12か月点検と2年ごとに行なう24か月点検があり、次回の検査時期はフロントガラスに貼ってある定期点検ステッカーで知ることができます。
24か月点検は、通常、車検に合わせて実施されることが多く、オーナーが意識することはあまりありせん。ただし、ユーザー車検では、点検を受けてない車両が多く、オーナーはその旨を意識して日常点検を怠らないようにしたいものです。
定期点検は、故障を未然に防ぎ安全に走行できるよう整備を施すために行ないます。自動車ディーラーや整備工場では、1年点検を前提にして整備を行なっているので、安全に愛車を長く乗るためには、定期的に点検を受け続けることが大切です。
また法定点検を正しく受けることで、その点検項目に関して車両に不具合が生じた場合にメーカー保証を受けることができるなどのメリットもあります。


車検とは

車検とは、正しくは「自動車検査登録制度」と呼ばれるもので、こちらは国が行なう検査のこと。この車検を通らないと車検証(自動車検査証)が発行されず、公道を走ることができません。車検を通らないまま公道を走れば、もちろん重大な違反です。
車検は、その車が保安基準に適合しているかどうかを確認するためのものです。
法定点検は、最低でも1年後の消耗を見越したうえで点検整備を行ないますが、車検は、数ヶ月後にブレーキパッドが摩耗する状態であっても通ります。そこが、法定点検と車検の違いです。
自家用車の場合は初回が3年、その後は2年ごとに行なわれます。車検が切れたクルマは公道を走ることができなくなるので、有効期間が切れる前に継続検査を受けることになります。車検を通過した車両には、車検証とフロントガラスに貼る検査標章が発行されます。
車検は購入したディーラーや中古車店、カー用品店、ガソリンスタンドで代行してくれますが、自分自身で受ける(ユーザー車検)ことも可能です。
車検費用は、法定点検を含めた基本点検整備費用と、車検と合わせて支払うことになる重量税や自賠責保険などの法定費用が発生します。

定期点検も車検もともに義務付けされており、どちらも車を安全に運行するためには欠かせない検査です。
ただし、車検の場合は義務を怠ると厳しい罰則が設けられているのに対し、法定点検は義務を怠っても罰則規定そのものは設けられていません(自家用車の場合)。
とはいえ定期的な点検を怠っていると、無用な車両トラブルが発生することにつながります。正しく点検を実施して、楽しいカーライフを送りましょう。

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