スタッドレスタイヤは5部山以下になったら要交換
今シーズンは、東北地方も新潟、長野方面でも、気温は低いが、雪は少なめというところが多かった。ましてや雪国以外では、せっかくスタッドレスタイヤを履いていたのに、一度も雪道を走らなかったという人も多いのでは?
それゆえ、年末から3~4ヶ月も雪道以外のところを走ったスタッドレスタイヤは、来シーズンも使えるのか心配になるかもしれないが、そういう人はまず次の2点をチェックしてみよう。
1)残り溝
夏用タイヤは、スリップサインが出ると交換時期となるが、スタッドレスタイヤにはこのスリップサインの他に、もうひとつ「プラットフォーム」という摩耗具合を知らせるための目印がある。サイドウォールの「⇑」マークがついているところの溝を見ると、一段盛り上がっている部分があり、この面まで摩耗が進むと積雪路・凍結路では十分な性能は発揮できなくなり、冬用タイヤとしての寿命は終了となる。
プラットフォームは、新品タイヤの溝のおよそ50%にあるので、スタッドレスタイヤは5部山以下になったら要交換だ。
もっとも、夏用タイヤとしてならば、5部山以下になっても、スリップサインが出るまでは一応使える(当然だが、雪道以外では、ドライ・ウェットともに夏タイヤの方がパフォーマンスは高い)。
使用の有無に関わらずタイヤのゴムは経年劣化で固くなる
2)ゴムの硬度
もうひとつはゴムの硬度。スタッドレスタイヤが、雪上、氷上でグリップを発揮するには、ゴムの柔らかさが欠かせないが、タイヤのゴムは経年劣化で固くなる。
タイヤ専門店に行くと、専用の硬度計があるので、新品以外のスタッドレスタイヤは、シーズン前にタイヤのゴムの硬度を計ってもらうと安心だ。
新品のスタッドレスタイヤのゴムの硬度は、45以下なので、硬度が50前後で、溝が残っていればまだまだ使える。硬度が55~60なら要注意。60以上ならもう寿命と思えばいい。
使用年数については使い方次第なので何とも言えないが、3~5シーズン(タイヤの製造時期はサイドウォールに刻印されている)、走行距離だとウインターシーズン限定で、1万5000km以下がひとつの目安。
またオフシーズンの保管方法も、スタッドレスタイヤの寿命を左右する重要な要素。使用後は、タイヤをきれいに洗って、よく乾かしたうえで、日の当たらない風通しのいいところに保管すること。ホイール付きなら、空気圧を指定値の半分ぐらいまで抜いて、平積みに保管するのがコツだ。
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