スイス・ジュネーブで開催されている「第89回ジュネーブ国際モーターショー」。アウディブースでの注目は、2020年末に発売される予定のピュアEV、「Q4 e-tron concept(Q4 eトロン コンセプト)」だ。全長4590mmのコンパクトSUVで、クワトロ(フルタイム4WD)システムを搭載する。
Q4 eトロン コンセプトってどんなクルマ?
今回のジュネーブショーで世界初公開となったEV、アウディQ4 eトロンは、225kWのシステム出力を発生し、2基の電気モーターを駆動、quattroフルタイム4WDが搭載される。
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そのトラクションにより、0→100km/h加速はわずか6.3秒。最高速度は180km/hとなる(リミッター)。82kWhの大容量バッテリーを搭載し、航続距離はWLTPサイクルで450kmを超えるという。
Q4 eトロンコンセプトは、モジューラーエレクトリフィケーションプラットフォーム(MEB)をベースにする。MEBは、コンパクトクラスからアッパーミドルクラスに至るまで、将来、フォルクスワーゲングループが製造する数多くの電気自動車に採用される予定となる。
スリーサイズは4.59×1.90×1.61m。コンパクトクラスでも大きめのサイズで、オールラウンドな電動SUVとして、さらに市街地の走行にも適するサイズとなる。ホイールベースは2.77mと長く、室内はクラスを超えるスペースを確保する。
リアの電気モーターは150kW/310Nmの出力/トルクを発生。フロントモーターは75kW/150Nmで、システム出力は225kWとなる。
フロアに搭載されたバッテリーは、最大125kWで充電することができ、その場合、80%まで充電するのに必要な時間は30分以下となる。
2020年末までに登場。アウディ5番目のEV
Q4 eトロン コンセプトは、2020年末までに市販される予定だ。
アウディEV第1弾の「eトロン」の販売はすでに開始、今年3月末までには納車される予定で、2019年後半には「eトロン スポーツバック」が発表される。また同時期に、中国市場専用に設計された「Q2 eトロン」も出荷される予定だ。
さらにアウディスポーツGmbHが開発した4ドアハイパフォーマンスクーペ「eトロンGT」の市販バージョンは2020年下半期に発表予定で、今回登場した「Q4 eトロン」も同時に生産デビューを飾る予定。また2025年までに、アウディは12のEVを発売して、電動化モデルの販売台数を全体の約1/3にすることを目指すという。
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