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業界ニュース 2019.3.3

【今日は何の日?】アスコットイノーバ発表「バブル崩壊の波に飲まれた悲運の4ドアハードトップ」27年前 1992年3月3日

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当時あったホンダの販売店「プリモ」専売だった上級小型4ドアセダン、アスコットのスポーティモデルとして登場したアスコットイノーバ。満を持して送り込まれたモデルだが、登場した時期が悪かった。すでにバブル景気は崩壊していたのだ。

アスコットイノーバってどんなクルマ?
アスコットイノーバは、プリモ店で販売されていた上級セダン「アスコット」に追加された4ドアハードトップモデルだ。27年前の今日、3月3日発表、発売は3月5日。

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当時4代目アコードがクリオ店専売になり、もう一方のプリモ店で販売する上級小型車として1989年に登場したアスコットは、フォーマルな印象の4ドアセダンだった。

アスコットイノーバ(Ascot innova)は、そんなアスコットのスポーティバージョンとして登場したモデル。欧州市場向けアコードをベースにしており、当時提携関係にあったローバー社のDセグメントモデル「ローバー600」とは兄弟車という関係になる。

全長4670mmに対し、全高は1380mm。サッシュレスドア構造でグラスエリアを広く持ち、ローノーズ&ハイデッキのウエッジシェイプボディを持つスタイリッシュな4ドアハードトップとして、アスコットとは差別化された。

エンジンは2リッターDOHCほか、2.3リッターDOHCのH23Aエンジンを用意(VTEC機構はない)。またサスペンションには前後ダブルウイッシュボーンを採用していた。

さらに舵角応動タイプの4輪操舵システム4WS、トランスミッション内蔵タイプのビスカスカップリング式LSDなどの装備車も設定され、走りにもこだわりを見せた一方、厚みのあるジャガード織りと本革を組み合わせたコンビレザーシートも用意されるなど、インテリアの上質さも追求されていた。

プリモ店では、アスコットイノーバの発売で、取り扱い車種はトゥデイ/ビート/シビック/アスコット/アスコットイノーバ/輸入車のチェロキーとラインアップが充実した。

しかし、登場した時代が悪かった。1980年代後半から続いていた景気拡大は1991年には後退期に入り、いわゆるバブル崩壊が起こっていた。それから後に「失われた20年」と呼ばれる時代へと移っていく。

自動車のブームも移り変わっていく。それまで人気のあった4ドアハードトップ、2ドアスペシャリティクーペなどの人気が廃れ、ミニバンやコンパクト、RVなどに移っていく。景気の良い時代に開発されたアスコットイノーバだったが、そんな時代の荒波にもまれ販売は低迷。1996年、1代限りでその名前は消えた。

車両価格(当時。東京)
2.0i C(5速MT) 155万8000円
2.0i(4速AT) 195万8000円
2.0Si(4速AT) 225万8000円
2.3Si-Z(4速AT) 245万8000円
2.3Si-Z TCV(4速AT) 295万6000円

1992年(平成4年)には何があった?
ニュース
●尾崎豊死去 
●東海道新幹線「のぞみ」運転開始 
●松井秀喜が甲子園で5打席連続敬遠

ヒット曲
●それが大事 大事MANブラザーズバンド 
●もう恋なんてしない 槇原敬之 
●君がいるだけで 米米CLUB

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(Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部)

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みんなのコメント

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  • fxh*****|2019/03/03 09:16

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    発売前はプロジェクトネーム「シンクロ」として報じられていた。もう提携を結んで10年になっていたのに、わざわざ「シンクロ」と謳わなければならなかったあたりに両社の関係が垣間見える。

    結局ローバーはBMWの子会社になり、ホンダとの関係は終わった。と同時にこの車の運命も決まってしまった。4気筒エンジンの出来がよく、乗るといい車という評判だったが、当時の日本に3ナンバーで4気筒の車の居場所はなかった。今もそうかもしれない。

    ホンダにとってローバーとの提携はトラウマしか残さなかったようだが、90年代のホンダ車には不思議とかつてのイギリス車を彷彿とさせるものが散見される。アヴァンシアは往年のBLプリンセスや空力実験車を思い起こさせるし、ビガー/インスパイアの短縮版である2代目アスコットとその兄弟車ラファーガは、まるでウーズレイやライレーのエンブレムを付けるべくして生まれたかのような姿をしている…。
  • nep*****|2019/03/03 20:52

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    当時、ローバー600に乗っていたが外装、内装は英国車なのにメカはホンダなので故障もなく安心して乗れました。部品もホンダから取るとローバーより格安で助かりました。

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