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業界ニュース 2019.3.2

カワサキ「Z1/Z2」シリンダーヘッドを再生産 ユーザーからの要望に応えた漢カワサキの粋な計らい

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■ユーザーの声に応えたカワサキの粋な対応

 カワサキは、大型二輪車市場におけるカワサキの地位を決定づけた歴史車「750RS」(1973年発売。以下:Z2)および、その国外向け輸出仕様である「900 super4」(1972年発売。以下:Z1)シリーズのシリンダーヘッドを愛好家向けに再生産します。

    カワサキ「Z1」が「Z900RS」として復活! 話題沸騰だが、Zって何がそんなに凄い…!?

 世界累計販売台数10万台以上(Z2は2万台以上)を記録するZ1およびZ2は、発売から約半世紀が経った現在でも多くのユーザーに愛される名車として知られています。

 そうした人気モデルであるZ1/Z2のシリンダーヘッド再販について、川崎重工の広報部に伺ってみました。

━━生産終了から40年以上経過しているモデルのパーツを再販する経緯について教えて下さい。

 以前よりユーザー様からZ1/Z2のパーツ再販を望む声を頂いておりましたが、協議を重ねた結果、シリンダーヘッドの再販に至りました。問い合わせ頂いたユーザー数は公表しておりませんが、初回生産個数は1000個、注文の状況に応じて増産を検討しています。

━━過去に製造していたものと比べ、変更点などはありますか?

 今回再生産するシリンダーヘッドは、当時の図面に規定された仕様を、現代の製造技術・製造法により実現するというコンセプトに基づいて新たに開発しています。また、初期型のウィークポイントである排気管取り付け用のスタッドボルト寸法を後期型と同じM8としてあります。

━━カワサキ正規取扱店でのヘッド組み換え作業は可能ですか?

 大変もうしわけございませんが、カワサキプラザネットワークおよびカワサキ正規取扱店でのシリンダーヘッドの組替えはいたしかねます。

 また、シリンダーヘッド単品の保証はいたしますが、各取付け車両でコンディションが異なりますので、本品を組み込んだモーターサイクルの品質および性能については、モーターサイクルのパフォーマンスや他の部品への影響含め保証いたしかねます。

※ ※ ※

 広報部の話にもあるように、シリンダーヘッドが再販されるもののカワサキ正規取扱店での作業は不可とされていますが、その理由についてZ1/Z2を取り扱う専門店に伺ったところ、以下のように話します。 「販売終了から50年近くたつため、車両コンディションに個体差があったり、何かしら手が加えられていることが多いため、正しく整備するためには広い知識が必要になります。

 シリンダーヘッドの交換作業に関してはディーラーメカニックの技術レベルで十分行えるものですが、カワサキがそれを推奨しない背景にはそうした要素があるのかもしれません。」

※ ※ ※  2020年に販売予定のシリンダーヘッドにはカムシャフトブラケットやバルブおよびその周辺部品、タペットなどが含まれていますが、「KZ1000Mk II」などの通称「角ヘッド」モデルには適応していないため、注意が必要です。また、現在のところ価格は未定となっています。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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