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業界ニュース 2019.3.2

透過率をクリアしたフィルムなのに違反? クルマのウインドウフィルムの効果と思わぬ落とし穴

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 じつはスモークガラスは熱をカットできない

 最近の国産車では、ほぼすべてのクルマでスモークガラス(プライバシーガラス)が標準で装備されるようになり、ウインドウフィルムを貼ることは減ってきたかもしれないが、断熱効果、つまりIRカット効果のある透明フィルムは人気がある。貼ると夏の太陽特有のジリジリした熱さが緩和されたりするし、エアコンの負担も減る。

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 よく勘違いしがちなのだが、スモークは肌に有害な紫外線をカットするだけで、じつは熱はカットしない。熱源である赤外線をカットしないと熱さはカットできないのだ。そのため標準でスモークガラスだとしても、別途、断熱フィルムを貼るのは有効だ。

 そもそもウインドウフィルムの色、つまり透過率についての定めをおさらいしておくと、フロント3面(前と横2面)は可視光線透過率が70パーセント以上ないとダメ。70パーセント以上というと、少し色がなにか付いているかな程度だ。逆にフロント3面以外のリヤまわりはどんな濃さでも問題なく、まったく向こうが見えない真っ黒でもOKではある。

 元の窓自体に色が付いていると透過率で違反になることも

 フロント向けとして、実際に市販されていたり、プロのサービスとして提供されているものは当然70パーセントで、そうなるとフロントガラスにも当然貼れる。少しでもゴミが入ったり、気泡が残ると、視界の妨げにはならないにしても気になって仕方がないので施工自体は大変だが、うまく貼れれば言われないとわからない程度に仕上がる。

 もし透過率70パーセント未満で警察に捕まった場合はどうなるかというと、整備不良扱いで3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金。実際は反則金7000円(普通車の場合)、減点1点となる。実際に透過率チェッカーを使っての取り締まりがされているし、その場で剥がせない場合は整備不良のステッカーが貼られて、後日に改善チェックが必要となる。

 なんとなく自分のクルマは透明だから大丈夫だろうと思うかもしれないが、一部の車種ではガラスに薄く色が付いていることがあり、問題ない透過率のフィルムを貼っても70パーセントを切ってしまうこともあるので要注意だ。心配なら、事前にチェッカーで測ってもらってから施工してもらうようにしよう。

 また、輸入車の一部では以前から、フロントガラス自体に断熱効果をもたせている例もある。もちろんこの場合はフィルムを貼る必要はないので、運転席と助手席のサイドを貼ればいい。この断熱ガラスは国産車でも最近は増えてきているので、クルマ選びのポイントにしてもいいだろう。ちなみに輸入車のガラスは電波を通さないものもあるが、国産車に採用されているものは、その心配はない。

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(WEB CARTOP 近藤暁史)

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みんなのコメント

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  • apa*****|2019/03/02 08:31

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    フルスモは超カッコいいしプライバシー保護のためにも今すぐ合法化してほしい。

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