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業界ニュース 2019.3.1

トヨタ新型「プリウス」の3年間の維持費はいくら? 税金やガソリン代など徹底検証

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■4代目「プリウス」がマイチェンで馴染みやすいデザインに変更

 トヨタ「プリウス」はハイブリッドの代表車種で、初代モデルは1997年に世界初の量販ハイブリッドとして登場しました。現行型は2015年に発売された4代目です。

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 現行型は外観が個性的になりすぎて、大ヒットした3代目に比べると売れ行きが伸びませんでした。そこで2018年12月に規模の大きなマイナーチェンジを実施して、フロントマスク、リアビュー、インパネなどのデザインを変更しました。

 その結果、「プリウス」としての個性は薄れましたが、多くのユーザーにとって違和感が薄れて馴染みやすくなったと思います。

 そしてコストパフォーマンスが上がりました。各グレードとも先代型より価格は高くなっていますが、緊急自動ブレーキを標準装着するなど、価格上昇を上まわる装備を加えたからです。

 たとえばSグレードは、改良前に比べると8万5909円高いですが、以前は8万6400円のオプションだった緊急自動ブレーキのトヨタセーフティセンスを標準装着に変更しています。さらにコネクティッドに必要なDCM(専用通信機)なども標準装着されたので、実質値下げになると考えられます。

 買い得グレードは前述のとおり「Sグレード」です。先に述べたトヨタセーフティセンス、サイド&カーテンエアバッグ、バイビームLEDヘッドランプ、エアコンのオート機能などを標準装着して、価格は256万5000円です。

 17インチタイヤなどを標準装着したスポーティな「Sツーリングセレクション」もありますが、16万7400円の価格アップは少し割高です。ツーリングセレクションに加わる装備を見ると、13万円前後が妥当でしょう。

 上級グレードを選ぶなら、284万2560円の「A」が良いです。価格の上乗せは27万7560円と大きいですが、後方の並走車両を知らせるブラインドスポットモニターなどの安全装備も標準装着されます。これらの装備は、「S」ではオプションでも装着できないのです。

 それでも買い得グレードは「S」です。今は250万円前後の価格帯に、トヨタ「ヴォクシー X」(250万9920円/ノーマルエンジン)、トヨタ「C-HR 4WD S-T LEDパッケージ」(254万400円/ターボエンジン)など、ファミリーでも使えるミドルサイズカーの買い得グレードが集まっています。

 以前は200万円前後でしたが、安全装備や環境性能が進歩したことで、250万円前後に価格があがっており、この価格帯で激しい競争が展開されています。

■「プリウス」の維持費は3年間で約40万円

「プリウス」の3年間の維持費は下記のようになります。

■グレード:S車両本体価格(消費税込):256万5000円

自動車税(3年分):8万9000円(翌年度75%減税)自動車取得税: 0円自動車重量税(3年分):0円自賠責保険料(37か月分):3万6780円リサイクル料金:1万1480円各種代行手数料+預かり法定費用(概算):6万4990円ガソリン代/3万km(3年分):13万7658円オイル交換(2回分):9800円オイルエレメント交換(1回):5800円タイヤ交換(1回):5万2000円

★税金や維持費の合計       40万7508円★車両本体価格を含めた総合計   297万2508円

※ガソリン代はJC08モード燃費の85%、レギュラーガソリン価格は1リットル当たり145円で計算しています※上記の金額はすべて概算で、購入時期や販売会社によって異なります※任意保険の保険料は含まれていません

■低燃費の「プリウス」ガソリン代は3年間で14万円

「プリウス」のJC08モード燃費は、買い得グレードのSやAが37.2km/L(4WDは34km/L)です。この数値は乗用車の中でも突出して優れているので、2020年度燃費基準プラス50%を達成しています。

 したがって購入時の自動車取得税と同重量税は、エコカー減税によって免税(100%の減税)になり、納める必要がありません。さらに次回の車検を受ける時の2年分の自動車重量税も免税になります。

 自動車税にもグリーン化特例が適用され、購入の翌年度に納める税額は約75%減税されます。つまり25%だけ納めれば良いです。そのために3年分でも8万9000円で済みます。

 このほか燃費性能が優れているので、ガソリン代も安いです。実用燃費が3年間で約14万円に収まります。

 その結果、購入後3年間に納める税金と維持費の合計は40万7508円です。3年後の車検を受ける直前に売却すれば、維持費はこの金額のみです。

「S」の車両本体価格は256万5000円ですが、現時点で3年後の残価(残存価値)は50%なので、128万円前後で売却できます。

 仮に3年後に売却したとすれば、車両を含めた3年間の出費は、128万円に40万7508円を加えた168万7508円となります。

■「プリウス」のローンでの月々の支払額

 車両価格のすべてを返済して所有権を取得する通常ローンの場合、3年間の均等払いでは、月々の返済額は8万100円です。4年間なら6万2300円、5年間なら5万1700円です。

 残価を除いた金額を分割返済する残価設定ローンの場合は、3年間の均等払いが月々4万6200円、4年間は4万1200円、5年間は3万6900円になります。

「プリウス」は残価が高めなので、走行距離を伸ばさず大切に使えるのであれば、返済額が安くなる残価設定ローンも利用価値が高いです。

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(くるまのニュース 渡辺陽一郎)

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