アメリカの天候も関係し屋内のコンテンツが充実
シカゴショーの特徴のひとつが、かなり規模の大きい屋内試乗コースを構えるブランドが多いということ。ここではランドローバー、ラム、ジープブランドの試乗コースを紹介しよう。ほかには起亜なども用意していた。
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すでに報道でもご承知のとおり、シカゴに限らず今年のアメリカの冬は多くの場所で“ウインターストーム”が吹き荒れ、程度の差はあるが寒い日が続いている。つい最近は“砂漠の街”ラスベガスにも雪が降って話題となった。そのなかでとくに寒波の厳しい場所として有名となった大都市シカゴ。
そのような状況で、「屋外にテストコースがあります」といったところで、なかなか来場者の足が向かないということもあり(今年はとくに寒波が厳しいので危険度が増している)、屋内試乗コースが充実しているのかもしれない。
屋内とはいえ、しっかり土砂や植木まで持ち込んだり、勾配がきついなど用意されるコースはかなり本格的。今回のジープのコースは4月に開催されるニューヨークショーでは、会場内の屋外スペースでおそらく展開されるはずである。全米では年間を通じて各地でオートショーが行われているので、この試乗コースは屋内外問わずに各地で設置されるようだ。
会場の地下から出発し一般道に繰り出せるというコース設定も
カリフォルニア州ロサンゼルス近郊ディズニーランドの隣にあるコンベンションセンターで毎年秋に開催される、オレンジカウンティモーターショーでは、会場の地下に試乗受付があり、そこから会場周辺の一般公道へ出て試乗ができるようになっていた。
トレードショーという、モーターショーの原点を考えれば、来場者に気軽に試乗できるコーナーを設置するのは当たり前といえば当たり前の話。デトロイトショーはアメリカのオートショーにしては、試乗コースはけっして充実していなかった。その部分も考慮して、来年からは6月開催に変更して試乗などを充実させていくようである。
はからずも、東京オリンピックの影響で今年の東京モーターショーは会場を分散して開催されるとのこと。会場で新車を販売促進する行為を事実上禁じるなど、トレードショーというオートショーの原点が完全に忘れられてしまっているのも、東京モーターショーの地盤沈下が止まらない理由のひとつと考える。せめて今回の分散開催を好機ととらえ、試乗コースの充実を行うなどしてもらえればと思うが、いまの硬直化した日本社会ではそのような柔軟な対応はなかなか望めないのかもしれない。
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