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業界ニュース 2019.2.27

「ボディがデカい」「運転しにくい」…ミニバンへの大きな誤解

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ファミリーカーの定番として、大小さまざまな車種が販売されているミニバン。一見すると大柄に見えることから、「運転しにくそう」と敬遠している人もいるのでは?しかし、実際に乗ってみると意外に運転しやすいことがわかります。今回は、そんな“ミニバンへの誤解”を解いていきましょう。文・木谷宗義

ボディがデカい!?

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※写真はZS(ハイブリッド車)

ミニバンに対して誤解を持っている人の多くが、「ミニバンはデカい」と思っています。たしかに、セダンやステーションワゴンと比べれば背は高いです。でも、全長や全幅の数値を見てみると、意外にも大きくないことがわかります。
たとえば、トヨタ ヴォクシー。もっとも標準的なXグレードは、全長4,695mm×全幅1,695mm。小型車規格である「5ナンバー」のサイズに収まっています。プリウス(全長4,575mm×全幅1,760m)と比較してみると、全長こそ120mmほど長いものの、幅は反対に65mmもスリムです。
この1,695mmという車体幅は、コンパクトカーのトヨタ ヴィッツやアクアと同じサイズと言えば、決して大きくないことがわかるでしょう。ちなみに、日産 セレナやホンダ ステップワゴンも、ヴォクシーとほぼ同じサイズです。

※写真はExecutive Lounge(ハイブリッド車)

それでは、Lクラスミニバンなどを言われるヴォクシーよりも大きなクラスのトヨタ アルファードはどうでしょう。アルファードは全長4,945mm×全幅1,850mm。ヴォクシーと比べると、かなり大きいですね。
しかし、セダンと比べてみるとどうでしょう。たとえばトヨタ クラウンは全長4,910mm×全幅1,800mm、トヨタ カムリは全長4,885mm×全幅1,840mmです。クラウンの全幅が意外とスリムではありますが、アルファードは特別大きいわけではないことがわかります。
背が高いミニバンは一見すると大きく見えますが、「ミニバンだから大きい」というわけでは決してないのです。


運転しにくい!?

大柄な見た目の印象から「運転しづらそう」と思っている人も多いかもしれませんが、これも誤解のひとつです。視点が高いだけでなく、ウインドウガラスやドアミラーが大きく、またボディ形状も四角いことから、ミニバンは視界がよく、車両感覚も比較的つかみやすいと言えます。
近年のセダンやステーションワゴンは、流麗なデザインを採用してスタイリッシュですが、ピラー(柱)まわりの視界という点では、マイナス面も目立ちます。また、長いボンネットや抑揚に富んだデザインのサイドドアは、車両感覚がつかみにくくなることも。その点、ミニバンはボンネットが短く、サイドドアも切り立ったようなデザインが多いため、車両感覚はつかみやすいと言えます。

またミニバンは、ドアミラーが大きいのも、運転しやすさにつながっている点のひとつ。背の高さゆえの死角をカバーするため、上下に広く四角い鏡面を持つドアミラーを採用している車種が多く、駐車時はもちろん、車線変更をするときなどにも見やすくなっています。
背が高いだけでに、車両後部の死角が多くなる欠点はあるものの、それを補うためにリアに取り付けられたカメラの映像を映すことで視界を確保する電子式ルームミラーも登場しました。


実際に乗って誤解を解いてみよう

当然ですが、軽自動車やコンパクトカーと比べれば、ボディサイズは大きく、運転しづらいと感じる人はいるでしょう。しかし、セダンやステーションワゴンに乗っている人なら、一度ミニバンに乗ってみれば、意外とすんなり乗れてしまうはず。
「ボディが大きいから」「運転しづらそうだから」と思っている人は、一度ディーラーに行って試乗をしてみてください。

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