現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アメリカ人はクルマ好き! モーターショーに感じる日本との深度の差

ここから本文です
業界ニュース 2019.2.26

アメリカ人はクルマ好き! モーターショーに感じる日本との深度の差

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ニューモデルでもないのに関係者がクルマ談義に華を咲かせる

 シカゴショーは2019年2月9日が一般公開となり、その前の7日と8日がプレスデーということで、メディア取材に対応していた。しかし完成車メーカーをメインとしたプレスカンファレンスは初日の7日で終了しており、8日朝一番(8時)に会場に行くとメディア関係者はほんのわずかであった。しかし10時も過ぎると、一般来場者らしきひとたちが会場内で目立つようになってきた。8日はあくまでプレスデーなのだが、様子を見ていると地元のディーラー関係者などが会場を訪れていたようだ。

    不人気がゆえにお買い得! 極上コンディションの中古が驚くほど安く手に入る現行国産セダン4選

 このカットはそんな、メディア関係者以外らしきひとたちが目立ってきたタイミングで撮影したもの。いい歳した男性が数人でGT-Rのボンネットを開けてクルマ談義に花を咲かせている。デトロイトショーでは2日間のプレスデーの翌日は業界関係者招待日となっており、完成車メーカーやサプライヤーなどの関係者が会場を訪れた。この日ばかりは大手を振ってライバル車をチェックしたり計測できる日となっており、ここでもあちこちでボンネットを開けてクルマ談義をする光景を目にすることができた。

 筆者は子どものころは公団の団地(いまはUR)に住んでいたのだが、当時はまだマイカーが珍しいこともあったのか、洗車をしていたりすると、近所のおじさん同士でクルマ談義していた光景をいまも記憶している。しかし、いまは日本ではなかなかそんな光景を見ることができなくなった。それだけ世の中のクルマへの興味が薄れているんだなあと感じた。

 ボンネットを開けるだけで一悶着あった東京モーターショー

 数年前アメリカ旅行をしていた時にホテルのテレビをつけていたら、ある完成車メーカーのテレビコマーシャルで、新車を買ってきた(アメリカでは契約すればそのまま乗って帰ることができる)家に近所のお父さんたちが集まり、ボンネットを開けてあれこれ語り合うというものがあった。アメリカでは、まだまだそんな光景を見かける機会が多いからこそ、テレビコマーシャルに採用されるんだろうなあと羨ましく思った。

 フェアレディZやGT-Rは、今回特に何か改良が行われたというわけでもなく、ただブースに置いてあるだけなのだが、さまざまな年齢の“男子”が代わるがわる車内に乗り込んだり、ボンネットを開けては少年のような笑みをうかべていた。

 もちろん、まるっきり一般来場者(業界関係者ではない)というわけでもないようなので、興味の度合いも違うのだが、それでも東京モーターショーのプレスデーでもなかなか見ることのできない光景である。

 その東京モーターショーでは数年前にはプレスデーなのに、ボンネットを開けるにも“許可がいる”などとちょっとした騒ぎになっていたメーカーブースがあったと知人から聞いたことがある。このあたりでアメリカと日本の自動車文化の奥の深さの違い(当然アメリカのほうが深い)がわかってしまうところは非常に残念である。

 自動車産業の成長とともに、自動車文化も急成長している新興国でも、アメリカのようなクルマへの興味津々な様子を見ることができる。これはこれで、筆者の子ども時代の日本のような雰囲気なので、どこか懐かしく、そしてウキウキしてしまう。東京モーターショーでも、是非このような光景を見たいものである。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(WEB CARTOP 小林敦志)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します