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業界ニュース 2019.2.25

雪国で評価の高い自動車メーカー 安心と安全を追求したスバル車の実力とは

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■スバルの提案する「雪国総合性能」とは

 山形県に肘折(ひじおり)温泉という場所があります。気象庁の歴代全国ランキングによると、この肘折温泉は日本における観測地点で歴代4番目(2000年以降では2番目)の積雪量を記録した場所。

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 2018年2月13日に記録した最深積雪量は、なんと445cmというから驚くばかりです。そんな国内有数の豪雪地帯である肘折温泉を含めた約200kmをルートとしてスバルがメディア向けに開催した雪上試乗会が実施されました。

 昨今、自動車メーカーやインポーターがメディア向けの雪上試乗会を多く開催していますが、スバルが異例なのは長距離ドライブを敢行すること。『刻々と変わる環境のなかで、スバルのクルマの移動手段としての実力を知ってほしい。そして雪国の人がスバルのクルマにどんな印象を持っているのかを感じてほしい』と広報担当者はその狙いを説明します。

 実は、スバルは、世界的に見ても自動車メーカーとして特異的なことがあります。それはAWD(四輪駆動)比率の高さ。SUBARU車のうち国内では87.4%(OEMモデルは除く)が、世界的にみると98%がAWDという比率は他のメーカーを抜きんでているのです。

 また、SUBARUの日本国内の登録車シェア(2018年9月時点でのSUBARU調べ)は2.90%ですが、今回の試乗の舞台となった山形県では3.70%(東北地方では3.62%)と高いのも、豪雪地域での信頼の証と言え、山形県におけるSUBARU車のAWD比率(2017年度データ)は95.4%にも上ります。

 今回は、ブリヂストン製のスタッドレスタイヤ「ブリザックVRX2」を履いた「フォレスター」と「XV」で雪国のロングドライブを体験。そこでもっとも強く感じた印象は、「疲れない」ということです。

 あたりまえですが、雪が積もった路面は滑ります。また部分的に凍って極端に滑りやすくなる箇所もあるから神経を使い、一般的な走行領域ではスリップの心配がいらない舗装路とは運転時の疲労度が全く違います。

 しかし、4つのタイヤがそのコンディションの中で最大限に路面をとらえる「フォレスター」や「XV」は、アクセルのオン/オフによる挙動の乱れが少なく、神経を使わずに済むことを実感しました。

 いずれもAWDシステムは『アクティブトルクスプリットAWD』と呼ぶ電子制御式。路面状況やドライバーの運転スタイルにより前後駆動配分を「60:40」から前後ロックまで可変できるのが特徴です。

 安定性が高い一方で、ドライバーに腕があればドリフトに持ち込んで積極的にクルマをコントロールする領域まで対応します。いずれにせよ、強力なトラクションと安定感が雪道での疲労低減に大きく効いていることを実感できます。

 また、優れたAWDシステムだけでなく、「フォレスター」で220mm、「XV」で200mmを確保した最低地上高も自慢。轍の深い道などでも安心して走れるのはもちろん、除雪で左右に除けられた雪により幅が狭くなった道で多く発生するすれ違い時には、スタックや車体の接触の心配をせずに道端に盛られた雪へタイヤを寄せることができ、そのようなシーンで安心できるのも、優れた駆動力と十分な地上高の大きなメリットです。

■ガソリン車とハイブリッド車の雪国性能

 肘折温泉は、取材日も大雪で、数十センチも降雪。除雪が間に合わず雪深い道路もありましたが、そんな環境でも不安なく走れたことが、「フォレスター」や「XV」のリアルワールドでの実力の高さを端的に物語っていました。

 今回の新たな発見は、モーターを組みわせたハイブリッドモデルである「e-BOXER」のメリットが雪道でも確認できます。

 移動中に、同乗していたスタッフがドライバーの運転に対して『滑りやすい路面の発進時などで標準車よりe-BOXERのほうがハンドルの修正が少なく、挙動がスムーズ』と気が付いたのです。

 運転していた筆者(工藤貴宏)は、ハンドルの修正を無意識におこなっていたので言われてからはじめて気が付いたのですが、確かに操作が穏やかでした。

 SUBARUの開発者に確認したところ『モーターのほうがアクセル操作に正確に反応するので、発進などでアクセルの踏み過ぎなどが軽減されて運転がスムーズになる』とのこと。「e-BOXER」は滑りやすい路面でもメリットがあるというわけです。

 また、雪道において「XV」よりも「フォレスター」は運転の疲れが少ないことも、今回のロングドライブで実感。それは、単に最低地上高の違い(雪道ではそれも大きいのですが)だけではなく、『クルマの味付けも違うから』と開発者はいいます。

『(フォレスターに比べると)キビキビ感を盛り込んだXVに比べると、フォレスターはアクセルに対する反応もハンドル操作に対する反応も穏やかだから滑りやすい路面ではより神経を使わなくて済む(開発者)』と教えてくれました。

 もちろん、「XV」でも雪道の運転疲れは少なく、「フォレスター」でも舗装路ではしっかりとキビキビ感があり、あくまで『最後の味付け』レベルの些細な違いですが、乗り比べると確かに違いを感じるのです。

 ちなみに、肘掛け温泉の近くには「月山(がっさん)」という場所があります。ここは、47年前(1972年)に、富士重工業(SUBARUの前身)が東北電力の求めに応じて試作した同社初のAWD車(レオーネバン)のテストをおこなった場所。

 その後、月山での雪上テストは90年代までおこなわれていました。スバルのAWDにとって聖地ともいえる地域での雪上ロングドライブは、雪国におけるSUBARU車への信頼を再認識するものでした。 【了】

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(くるまのニュース 工藤貴宏)

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  • rea*****|2019/02/25 16:49

    違反報告

    こういうところは圧雪がきれいにされてるから車の問題というよりタイヤの問題の方が大きい。
    去年の北陸のように市街地でどか雪が降った時に、20cm位の圧雪になっている中でマンホールのところだけ溶けててそこらじゅう落とし穴だらけだったり、その圧雪が溶け始めてグッシャグシャになってスタックする車が続出し、そのスタックしたところがまた掘られてるからさらに穴ぼこだらけで本当の酷道となるときにこそ車の性能が本領が発揮されてる。
    その冬をスバルのSUVで乗り切りましたが一度もスタックしませんでした。なんならスタックしている車を何台も牽引フックで引っ張ってました。

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