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業界ニュース 2019.2.25

暮らし支援ロボットが集結、中小企業が開発に参画…次世代技術EXPO 2019

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東京都立産業技術研究センター(都産技研)は、東京ビッグサイトで開催された「サービス産業向け次世代技術EXPO2019」(19~22日)に約10種類のロボットを展示した。そのほとんどが中小企業と共同で開発したものだ。

「現在、人手不足ということでロボットを活用したり、事業化したいという企業が多いですが、なかなか中小企業だと資金的、技術的に難しいということがあります。そこで都産技研では、そのハードルを下げるためにロボット産業活性化事業を行って、中小企業を支援しています。この制度をもっと利用してもらいたいと考え、今回いろいろなロボットを展示しました」と都産技研関係者は説明する。

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例えば、都産技研が開発した「チリンロボット」は追従・自律移動案内ロボットで、多言語での音声認識・会話・説明・翻訳が可能で、現在は日本語以外に英語、中国語、韓国語に対応している。お客を先導しながらの案内も可能で、障害物を回避することができる。しかも、WEBアプリとの連動でさまざまな機能が追加することが可能だ。

また、鉄道事業者向け警備ロボット「ペルセウスボット」はアースアイズ、日本ユニシス、西武鉄道の3社と共同開発したもので、ロボットに搭載したAIカメラで不審者、不審物、異常者を自動検知し、駅係員へ通報する。また、定点カメラで不審状況を検知した際はロボットが発生現場まで移動し、対象への声かけを行う。

キャロットシステムズ(本社・神奈川県相模原市)と共同したドライ掃除ロボットは、自律移動をして、傘の水しぶきや水滴を吸い上げ、乾湿バキュームを行う。点字ブロックや自動扉のレーンなどの段差を乗り越えることもでき、SLAMで地図を作成後に希望の清掃ルートを設定できる。

これらの移動型ロボットについては、ベースになるロボットがあるそうで、土台部分にそれが搭載されている。これによって、移動型サービスロボットの製品化を容易にし、コストも抑えることができるわけだ。

「今回展示したのは一部ですが、ロボット産業活性化事業では現在30以上のプロジェクトが進んでおり、今年からさらに8社加わりました。うちの特徴はそれぞれの要望を聞いてロボットをつくれるという融通性にあります」と都産技研関係者。

現在、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを視野に、「ロボットの活躍の場を東京から発信しよう」というキャッチフレーズでロボット事業に力を入れているとのことで、今後さまざまなロボットが登場してくるのは間違いないだろう。

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(レスポンス 山田清志)

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