ポルシェが新モデル「718ケイマンGT4クラブスポーツ」を発表した。特徴は「トラックデイ」と「コンペティション」という2つのモデルが設定されており、ともにサーキットで楽しむ仕様であることだ。
新しいポルシェ718ケイマンGT4クラブスポーツは、3800ccの水平対向6気筒エンジンを後車軸前に搭載したミドシップレイアウトで、出力は先代より40馬力上がって425馬力(313kW)となった。
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ロールケージは溶接されており、フルバケットシートに6点式のセイフティベルトを装備し、車重は1320kgに抑えられている。フロントサスペンションは「911GT3カップ」からの流用で、ブレーキはスチール製、径はフロントで380mmだ。
休日にサーキット走行を楽しむアマチュアドライバー向けの「トラックデイ」仕様は、ダンパーは調整式でなく固定式で、ABS、ESC、それにトラクションコントロールはサーキット用のセットアップとなっている(オフにするのも可能)。ルーフには万が一のときのレスキューハッチが設けられている。
いっぽう「コンペティション」仕様は本格的なレース向けに仕立てられている。3段階調節式のダンパーとともに、燃料タンクは長距離レースのために、「トラックデイ」の80リッターから、こちらは115リッターへと容量が拡大されているのだ。
前後のブレーキバランスは自動で調整されるため安定したブレーキングが可能で、ピット作業を迅速に行うためのエアジャッキも組み込まれている。「911GT3R」ゆずりのクイックリリースタイプのステアリングホイールとホイールも備える。自動消火システムもこの「コンペティション」には搭載された。
もうひとつ、両モデルに共通するたいへんユニークな特徴がある。それは自然素材をボディ部品に採用していることだ。ドアとリアウィングは、アマ(亜麻)やヘンプに由来する繊維素材から出来ている。ポルシェによると強度的にはカーボンファイバーに匹敵するという。
価格は、「718ケイマンGT4クラブスポーツ・トラックデイ」が13万4000ユーロ、「同コンペティション」が15万7000ユーロと発表されている。デリバリーが開始されるのは19年2月からだそうだ。スポーツカー好きの富裕層がサーキット志向を強めているのは世界共通の傾向のようで、今回の2モデルは大きく評価されるだろう。
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