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業界ニュース 2019.2.15

メルセデス・ベンツ、最高速315km/hの「AMG GT 4ドアクーペ」発表

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2019年2月14日、メルセデス・ベンツ日本は究極のハイパフォーマンスと快適性を兼ね備えた4ドアクーペのスポーツカー「AMG GT 4ドアクーペ」を発表し、同日から受注を開始した。「AMG GT 4 ドアクーペ」は、メルセデスAMG社の独自開発による新たなスポーツカーで、ポルシェ パナメーラ、BMW8、アウディS7に対抗するニューモデルだ。


「AMG GT 4ドアクーペ」はメルセデスAMGのアイデンティティである、究極のハイパフォーマンスと独自のデザイン、広い室内空間と4ドアの利便性を兼ね備えたハイパフォーマンス・4ドアクーペで、超高性能というだけではなく日常生活での使い勝手をも重視したモデルだ。

    メルセデス・ベンツ、マイナーチェンジした2019年型「AMG GT」発表


力強くAMGらしいエクステリアデザイン

フロントは伝統的なクーペの特徴であるロングノーズでボンネット上には2個のパワードームが採用されている。またヘッドライトは横幅の広いデザインのマルチビームLED ヘッドライトを、フロントフェースは縦ルーバーのAMG専用ラジエターグリルを装備した逆スラントのシャークノーズとしている。

「GT 43」、「GT 53」は流麗なAウイング・デザイン、「GT 63 S」は両端部をさらに際立たせた改良型ジェットウイングなど、AMG GTファミリーならではのパフォーマンスを強調したデザイン要素をふんだんに盛り込んでいる。

またフロントエプロン下部には電気モーターにより約1秒で開閉する電子制御式垂直ルーバー「エアパネル」が装備されている。このルーバーは高速走行中や制動時、高速コーナリング時を含めて通常は閉じており、空気抵抗を低減するとともに、気流をアンダーボディへ導きフロントに働く揚力を低減する。また冷却水が一定の温度に達するとルーバーが開き、ラジエーター、オイルクーラーへ流れる 空気の量を最大限に高めることができる。


リヤも上下方向に細いLEDリヤコンビネーションランプやリトラクタブル・スポイラーなどAMG GTファミリーの特徴を備えている。「GT 43」と「GT 53」は円形のデュアルエキゾーストエンドで、「GT 63 S」にはスクエア型のデュアルエキゾーストエンドが採用され、より大型のリヤディフューザーも装着されている。

ボディサイドはサッシュレスウィンドウと後方に向けて大きく傾斜したクーペ用のウインドスクリーンを採用し、4ドアの利便性とクーペの流麗なルーフラインを両立。アルミホイールはモデルと選択するオプションにより19インチから軽量な鍛造の21インチホイールまでが用意されている。


多彩な材質、形状が選べるシート

「AMG GT 4ドアクーペ」のインテリアの大きな特徴は定員が5人で、同時に大容量のラゲッジスペースを備えていることだ。リヤシートは大人でも十分な空間が確保され、ラゲッジスペース容量は最大で461L、さらにリヤシートを格納した場合は最大1324Lが確保される。


インスツルメントパネルは2枚の高精細12.3インチワイドディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイを備えるなど、最新のメルセデス・ベンツのディスプレイと共通だ。その一方、センターコンソールは「AMG GT」譲りの、V8エンジンをモチーフにしたデザインが採用され、航空機のコクピットのように各種スイッチやボタンが機能的に配置されている。


またステアリングホイールから手を離さずに走行モードを変更することができる「AMGドライブコントロールスイッチ」が装備され、右側のスポークの根元のボタンは走行モードを選択することができ、左側はエキゾーストサウンド、サスペンション、マニュアルモード、ESPなどの設定を行なうことができる。


「GT 43」は、レザーARTICO/DAINAMICAのAMGスポーツシートが標準装備で、 オプションでナッパレザーが選択可能。「GT 53」はナッパレザーのスポーツシートが標準装備となり、オプションでナッパレザーのフルレザー仕様や、セミバケットタイプのAMGパフォーマンスシートなど、多様な材質と形状が選択可能となる。「GT 63 S」は、「GT 53」と同様の選択肢に追加して、黄色や赤のアクセントステッチが入るスポーツ走行に最適なフルレザー仕様(ナッパレザー/DINAMICA)を選択することもできる。


先端のライドコントロールサスペンションを装備

「AMG GT 4ドアクーペ」のシャーシの開発には、モータースポーツの知見やシミュレーション技術が採用され、最高のパフォーマンスを確保すべく、適切な箇所に補強を加えた構造となっている。フロントセクションはきわめて剛性が高く、正確なステアリングとフィードバックをドライバーにもたらす。中央部からリヤエンドは、ガセットやクロスメンバーを追加し、ラゲッジフロア部にカーボン複合材を採用するなど軽量、高剛性を実現している。

AMG GT 63 S 4MATIC+」、「AMG GT 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)」はマルチチャンバーを備えた「AMGライドコントロール+(エアサスペンション)」を標準装備する。コーナリング時やブレーキング時には、 硬いスプリングレートへ瞬時に切り替え、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングを実現する。

さらに走行状況に合わせて4輪それぞれを電子制御する連続可変ダンピングシステムを採用している。また、ボタンを押すことで車高を上げ、駐車場のスロープなどでも気を遣わずに運転することができるようになっている。


一方、AMG GT 43 4MATIC+(ISG搭載モデル)」はコイルスプリングと電子制御式可変ダンパーを組み合わせた「AMG ライドコントロール・サスペンション」を標準装備している。

ハイスペック、ハイパフォーマンスのエンジン

「GT 63 S」は、AMG 4.0L・V8直噴ツインターボエンジン「M177型」が搭載されている。砂型鋳造されたクローズドデッキ構造のアルミクランクケースに鍛造アルミピストンを組み合わされる。軽量かつ高強度なエンジンとし、また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするナノスライド加工を採用して摩擦抵抗を低減している。

2個のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトで、エンジンをコンパクトなパッケージにすると同時に、ターボの吸排気経路の最短化とツインスクロールターボにより、低回転域から優れたレスポンスを実現。

またこのエンジンは気筒休止機能「AMGシリンダーマネジメント」を搭載しており、「コンフォート」モードで走行中、エンジン回転数が1000~3250回転で低負荷の場合は、2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止させることで燃費とCO2排出量を抑えている。

AMGが独自開発したこれらの最新技術を搭載した「AMG GT 63 S」は、最高出力639ps、 最大トルク900Nm/2500-450rpmという広い範囲で発揮し、0-100km/h加速 3.2秒、最高速度は315km/hを記録する。

モーター内蔵のトランスミッション

トランスミッションは、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現した電子制御式9速トランスミッション「AMGスピードシフトMCT(マルチ・クラッチ・テクノロジー)」を搭載。通常のトルコン式ATより損失を低減し、ユニットも軽量のため、燃費の大幅な向上、レスポンスの向上が達成されている。またシフトダウン時の自動ブリッピング機能やレーススタート機能によって上級ドライバーを満足させるダイナミックな走りも引き出すことができる。


「GT 43、「GT 53」には、直列6気筒エンジン「M256型」とインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG)が搭載される。ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置されるP1レイアウトで、最高出力21ps、最大トルク250Nmを発生する駆動用電気モーターとオルタネーター/スターターの機能も兼ねている。

このISGと48V電装システムにより、ハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行ない、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電できる。エンジンが低回転時にはその電力を利用して動力アシストを行なうことで、燃費の向上と力強い加速を両立している。

またこのISGはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的な回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行なう。これによりシフトチェンジの時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジが実現している。

「M256型」エンジンは、直列6気筒レイアウトの採用により、エンジン左右のスペースに補器類を配置することができ、エアコンディショナー、ウォーターポンプなども電動化されている。そのため、エンジン前部の補機ベルト駆動装置が不要となり、よりコンパクトなエンジンとなっている。またより効率的な排出ガス処理を行なうためエンジン近接型の触媒を採用している。

12mmオフセットされたクランクシャフトや、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするナノスライド加工により摩擦抵抗を低減し、高回転まで伸びやかな加速と低振動特性を生み出している。またこのエンジンは排気によるターボチャージャーの効果が弱い低回転域で過給を行なう電動スーパーチャージャーを搭載しており、ターボラグを解消。電動スーパーチャージャーと駆動アシストを行なうISG、排気ターボとの組み合わせで、あらゆる回転域で 俊敏なエンジンレスポンスを生み出している。

「GT 43」は最高出力367ps、最大トルク500Nm、「GT 53」は最高出力435ps、最大トルク520Nmを発生する。

ドリフトモードを備える駆動システム

AMG GT 4ドアクーペは高出力エンジンのパワーを4輪に最適配分するメルセデスAMGが開発した新しい4輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を搭載している。前後トルク配分が50:50~0:100の範囲で可変トルク配分を行ない、ハイパワーを4輪へ最適に配分できる。発進時はもちろん高速走行、ハイスピードコーナリング、そしてコーナーの立ち上がり加速などでも高い安定性を備え、思いのままのドライビングを楽しむことができる。


さらに、「GT 63 S」は駆動配分を0:100の完全後輪駆動にすることで、サーキット走行時などでドライバーが意のままに操ることができる「ドリフトモード」(GT 53にはパッケージオプション)を搭載している。また、「電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフ」(GT 53にはパッケージオプション)を装備し、走行状況に応じてロッキング機構を電子制御することができる。


また「GT 63 S」には4輪操舵システムのAMGリヤ・アクスルステアリングが採用されている。このシステムはアジリティと安定性の両立をさせ、車速が100km/h以下では電動アクチュエーターモーターの働きで最大1.3度の逆位相の操舵を行なう。これによりコーナー進入時のアジリティが大幅に高まるほか、日常の走行シーンでは回転半径を小さくし取り回しを向上する。

そして車速が100km/hを超えるとリヤホイールは同位相に最大0.5度操舵され、走行安定性を大幅に高めることができる。なおこのAMGリヤ・アクスルステアリングは、「GT 53」はパッケージオプション設定となる。


ドライブモードは「GT 43」、「GT 53」で5モード(GT 53は「AMGダイナミックパッケージプラス」を選択すると、ドライブモードが6モード)、「GT 63 S」は6モードを切り替えることができる。

各ドライブモードでは、エンジン、トランスミッション、サスペンション、エキゾーストサウンド、ステアリングの制御が変更可能で、同時に各モードごとに自動選択される「ベーシック」、「アドバンスト」、「プロ」、「マスター」の4つのモードがあり、4輪駆動システムやESPの制御が自動的に変化するようになっている。

また、ドライブモードとは独立して、マニュアルシフトへの切り替えや、車高、エキゾーストサウンドの設定などがセンターコンソールの液晶表示ボタンで操作することができるようになっている。

特別仕様車「AMG GT 63 S エディション1」も同時発売

「AMG GT4ドア クーペ」の発表を記念した特別仕様車「AMG GT 63 S エディション1」も2月14日から受注受付を開始した。この特別仕様車は、外装色に「ダイヤモンドホワイト」と「グラファイトグレー」を設定。また、エディション1専用のポリッシュ/マットブラックペインされたト21インチAMGクロススポークホイール(鍛造)を装着している。


エクステリアは、空力をさらに強化する「エアロダイナミックパッケージ」を採用。フロントは追加のフリックの装着、大型の専用フロントスポイラーリップにより空気抵抗とフロントのダウンフォースをさらに改善することができる。


リヤは手動で角度が調整可能な「アジャスタブルリヤウイング・スポイラー」と大型の専用リヤディフューザーが装着される。インテリアは、イエローステッチの入ったマグマ・グレーとブラックのツートンナッパレザー(フルレザー仕様)、専用のイエローステッチ入りのフロアマット、イエローシートベルトと専用の「AMGマットカーボンファイバーインテリアトリム」が採用される。またステアリングホイールはイエローのセンターマーキングと専用のバッジが施されている。

メルセデス AMG GT 4ドアクーペ 諸元表

【価格】

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メルセデス・ベンツ日本 公式サイト

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(Auto Prove Auto Prove 編集部)

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みんなのコメント

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  • iya*****|2019/02/15 19:12

    違反報告

    先日営業からGT63Sには左ハンドルしかないと聞いてガッカリしてるところ。
    右ハンドルが出るのを期待して待つか、E63SのMCを待つしかないか。
    でも今乗ってるCLS53に嫌気がしてるから乗り換えたいんだよなあ・・・。
    やっぱAMGはV8じゃないとダメだよ。

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