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業界ニュース 2019.2.14

日本一売れてるSUVのトヨタ「C-HR」 人気の理由は「日本人の性格」が関係?

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■日本で一番売れているSUV

 日本国内で一番売れているSUVといえば、トヨタの「C-HR」です。 2018年の年間販売台数は7万6756台と、SUV販売台数2位のホンダ「ヴェゼル」の5万9629台に対して約1万7000台の差を付けて首位になっています。

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 国内外の自動車メーカーが多様なSUVモデルを販売しているなかで、なぜここまで人気があるのでしょうか。

 2016年12月に登場した同車は、従来のSUVとは違い、走行性能を重視して開発されました。外観のデザインは個性的で、一部ユーザーからは「ガンダムみたい」ともいわれています。

 2019年2月現在では、全10グレードで展開されパワートレインは、1.2リッターガソリンターボ仕様と1.8リッターガソリン+モーターというハイブリッド仕様の2種類が存在。

 デザインが他車と比べて個性的という面以外では、競合車のホンダ「ヴェゼル」もガソリン・ハイブリッドを設定し、マツダ「CX-3」はガソリン・ディーゼルというラインナップです。なぜ、「C-HR」は売れているのでしょうか。

 理由にはいくつか考えられます。まずは「SUV」自体が業界のトレンドだということで、人気ジャンルのひとつです。そのなかで、前述した走行性能の高さや個性的なデザインという面などの、総合的なパッケージの高さがユーザーから好まれているといえます。

 さらに、SUVとしての総合力以外で売れる理由について、トヨタの販売店スタッフは、次のように話します。

「トヨタのSUVラインナップでエントリーモデルということもあり、一番購入しやすいというのが大きいと思います。これまでトヨタのSUVラインナップには、『ランドクルーザー(プラド)』、『ハリアー』、販売を終了した『FJクルーザー』など、トヨタブランドSUVは大き目なSUVしかありませんでした。そこにちょうどよいサイズの『C-HR』が登場したというのが、ここ数年のラインナップです。

 このなかで、価格や日本の狭い道路事情を考慮すると『C-HR』が入ってくるのです。お客様のなかには、『トヨタ』というブランドで購入される方が一定数おります。そのなかで、人気のSUVという部分と条件を合わせると『C-HR』が一番購入しやすいモデルとなります」(トヨタの販売店スタッフ)

 トヨタで一番購入しやすいという部分には、販売店の数も影響しています。トヨタの販売ディーラーには、「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」の4つのチャネルが存在しますが、「C-HR」はすべてのチャネルの販売店で購入できるのです。

 このトヨタの販売店は全国約5000店舗で、ホンダや日産の約2000店舗に比べると単純に倍以上の地域をカバーしていることになります。

 こうした「トヨタ」ブランドの強みや「C-HR」そのものの魅力が、国内SUV市場でもっとも売れている理由なのです。

■「C-HR」は日本人に合うクルマ?

 販売台数上位に位置する理由はわかりましたが、実際の「C-HR」はどのようなクルマなのでしょうか。

 カタログ上の燃費(JC08モード)は、ガソリン仕様が15.4km/L(4WD)、16.4km/Lガソリン(2WD)。ハイブリッド仕様においては、30.2km/L(2WD)となります。

 燃費においても、他車との差が凄くあるわけではありません。実際に、1.2リッター(4WD仕様)を都内近郊の市街地や高速道路を走行した結果でも、市街地(13.2km/L)、高速道路(15.3km/L)です。

 とくに燃費を意識した走りをせず、雨という悪天候の数値であればまずまずという印象。また、1.2リッターのターボエンジンは、軽快なレスポンスで街中でも高速でも不満さは感じません。

 しかし、日常の使い勝手では「C-HR」の後方視界は気になる部分。サイドウィンドウ下側が高く、後方になるほど上がった形状のため、運転席から左後ろを覗く際に他車に比べて死角が多くなるのです。

 さらに、リアウィンドーの面積も小さいために見にくく、バックをする際にリアカメラを装着していないモデルだと不安を感じます。

 この点に関し、開発担当者は「このC-HRの後方視界は、デザインを優先しているため、社内基準ギリギリでクリアできました」と話します。

 また、デザイン性と使い勝手を両立させた部分が後席ドアのハンドルです。初見ではなかなか開けるのに戸惑います。しかし子供がいる場合、外からドアを開けることが難しいため、駐車時など隣のクルマへのドア傷を防ぐ効果があるようです。

 このリアドアハンドルのデザインについて、トヨタは「リアドアハンドルをリアドアガラスのグラフィックとバックドアガラスの間に溶け込むように配置しています。存在感をあえて抑えることで、2ドアクーペのようなスマートな印象を強調しました」と説明します。

 デザインのこだわりを優先させた部分、両立させた部分と「C-HR」は単純に個性的を目指したモデルではないようです。  日本人の性格は、他人より目立つことを避ける反面、人と違うモノに引かれる傾向があるといいます。「C-HR」は、トヨタの販売力によって、街中でよく見かけます。

 それでいて、競合車とは違う個性があるという部分においては、『日本人に合ったクルマ=売れるクルマ』という構図が当てはまるのかもしれません。 【了】

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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