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業界ニュース 2019.2.12

フォグランプとヘッドライト、照射や目的の違いは?

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夜間走行で必ず必要なのがヘッドライトです。それとは別に装備されているのがフォグランプですが、こちらはヘッドライトとどのように異なるかご存知ですか?フォグランプが装備されていない車両もありますが、フォグランプにはヘッドライトとは別の役割があります。そこで今回はフォグランプとヘッドライトの照射や目的の違いをご紹介していきます。文・西川昇吾

役割と保安基準上の名称

    電気式、シールドビーム、HID、LED…ヘッドライトの進化

基本的にヘッドライトは夜間や暗い場所を走行する時に使用し、フォグランプは霧や雨天、降雪などで視界が優れない時に使用します。また、我々が普段何気なく「ヘッドライト」や「フォグランプ」と呼んでいますが、これらには保安基準上での正式な呼び名があります。
ヘッドライトが「前照灯」、フォグランプが「前部霧灯」という正式名です。ちなみに輸入車を中心に最近増えている「バックフォグ」と呼ばれるものは「後部霧灯」と呼ばれています。
なお、前照灯は保安基準上必ず備えなければいけませんが、前部霧灯は「備えることができる」と明記されています(2009年10月24日告示)。つまりフォグランプは必ず必要な備えではないのです。


ヘッドライト(前照灯)とは

前照灯は保安基準上2つに分けられます。1つはハイビームと呼ばれている「走行用前照灯」もう1つは他の交通を妨げにならないために使用するロービーム「すれ違い用前照灯」です。
位置は必ず左右対象で、左右は車両最外側から400mm以内車両中心に、前後は前照灯の最上部(ヘッドライトの縁の一番上)が地上1.2m以内。最下部が地上0.5m以上、走行用前照灯が2個または4個で、すれ違い用前照灯が2個と定められています。
照射範囲の基準としては夜間に走行用前照灯(ハイビーム)が前方100m先を、すれ違い用前照灯(ロービーム)が前方40m先を確認できなければいけません。


フォグランプ(前部霧灯)

前部霧灯は同時に3個以上点灯しないようにし、かつ左右対象でなければいけないので、実質的には個数は2個までとなります。位置は前部霧灯の最上部が地上800mm以下、最下部が地上250mm以上でなくてはいけません。左右の位置は前照灯と同じです。
なお、前部霧灯は「○○m先を確認できなければいけない」という明記はありませんが、「他の交通を妨げないもの」と明記されており、「どれだけ先を照らしても、明るくてもOK」という訳ではありません。


役割にあった使用を

灯火類は保安基準で厳しく定められているため、今回ご紹介したのは大まかな大部分に過ぎません。
ですが、それぞれの役割として再度簡単にご紹介すると、ヘッドライトが夜間時先を照らすもの、フォグランプが霧や雨天、降雪などで視界が優れない時使用するものです。それぞれ役割が分けられているため別々に備えられています。そのため役割にあった使用をしましょう。
また、今回は平成18年1月1日以降に製作された自動車に関して沿った紹介になります。車種や年式によっては異なる場合があります。

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