現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > レトロな外観でも中身は最新! 懐かしさ感じる人気車5選

ここから本文です

レトロな外観でも中身は最新! 懐かしさ感じる人気車5選

掲載 更新
レトロな外観でも中身は最新! 懐かしさ感じる人気車5選

■今でも買えるレトロな見た目の国産車

 古いクルマに限らず、現在国内販売されているクルマでも、その外観や各部の造形などから懐かしさを感じるクルマが存在します。街中で目にするそうしたクルマに心惹かれる人もいることでしょう。

「あの頃はスポーツ心溢れていた」 当時を思い起こさせる過給器付きの軽5選

 そんな観点から、今でも買える見た目がクラシカルなクルマを5台ピックアップしました。

●トヨタ「センチュリー」

 トヨタ「センチュリー」は1967年の誕生以来、日本国内最高級車として国内の官公庁や企業の公用車、役員用社用車として利用されています。センチュリーは伝統的な日本の美をクルマで表現したもので、初代モデルは30年間に渡り販売されました。

 1997年に登場した2代目モデルでは、当時のスープラやソアラに搭載されていた直列6気筒エンジンのノウハウを活かし、開発されたV12気筒エンジンを国産乗用車として初採用。万が一片方のバンクに不具合が起きても残りの6気筒で走行できるように設計されています。この280psを発揮するV12気筒エンジンは静粛で滑らかなものでした。

 2代目発売から20年が過ぎた2018年にセンチュリーは3代目へと進化。パワートレインはV型8気筒5リッターエンジンとモーターによるハイブリッドシステムとし、最高出力は431psを発揮します。

 2代目までのデザインとは趣こそ異なりますが、ボディーサイドやリアクォーターから見た姿は初代から続くセンチュリーそのもの。一目でセンチュリーだとわかるデザインが採用されました。

●ダイハツ「ムーヴキャンバス」

 2016年にデビューしたダイハツ「ムーヴキャンバス」は、ライフスタイルを楽しむ女性ユーザーに寄り添うクルマとして、デザイン性と機能性を両立させたトールワゴンです。4名乗車でも不便を感じない長いキャビンスペース部分は外から見ると直線基調ですが、フロントフード先端やルーフエンドなどが丸みを帯びているため、シャープさと柔らかさを兼ね備えたデザインとなっています。

 ツートーンカラー「Stripes(ストライプス)」を選べば一気にレトロな雰囲気のクルマになりますし、純正オプション品のルーフキャリアなどをセットすれば、さらにレトロ感が深まります。

 エンジンは52psを発揮する660cc・3気筒DOHC12バルブDVVTで、燃費はJC08モードで28.6km/L。便利な後席両側スライドドアと使い勝手に優れた広い室内、そして2018年8月のマイナーチェンジでは、先行車だけでなく歩行者へのブレーキも可能になった安全運転サポート「スマートアシスト?」も全車標準装備されました。

■軽自動車はクラシカルなデザインの宝庫!?

●ホンダ「N-ONE」

 ホンダ「N-ONE」はベーシックタイプ「Standard」に加え、ユーザーの嗜好に合わせた「Select」、「Premium」、「RS」の3タイプがラインナップされています。その中で最もレトロなデザインが「Select」です。

 N-ONE Selectは、フロントフェイスやルーフとドアミラーをブラウンとしたツートーンカラーのボディーが特徴で、カラードディッシュホイールの採用により、クラシカルさがさらに引き立てられています。

 すっきりと整えられたシンプルなインテリアのN-ONEですが、Selectになると落ち着きのあるブラウンとなり、シート素材はメープルブラウンのプライムスムース&ダブルラッセル、ダッシュボードパネルやドアパネルもメープルウッドの木目調パネルに変更する凝りようで、一昔前の高級車のような風合いになっています。

 このSelectでは58psの自然吸気エンジンと64psを発揮するターボエンジンの他、駆動方式もFFと4WDが選択可能です。

●ダイハツ「コペン」

 2002年に初代が発売された2ドアオープンクーペのダイハツ「コペン」は、その丸みを帯びたルックスとオープンルーフ、軽自動車ならではの維持費の安さでセカンドカーとして高い人気となりました。

 2014年には樹脂外板パーツとヘッドランプやリアコンビランプを着せ換えできる2代目コペンが登場。豊かな曲面を緻密に造り込むことで初代モデルをイメージした「コペンCero(セロ)」では、ブリティッシュグリーンマイカのボディーカラーを選び、内装をベージュインテリアパックにすれば、イメージは一気にブリティッシュオープンスポーツカーです。

 また、「ドレスフォーメーション」と呼ばれる外観の着せ換えが可能なシステムにより、「Cero」をベースにしつつスポーツカーとしての躍動感を高めたデザインの「Robe(ローブ)」へとスタイル変更することも可能。当然、「Robe」を「Cero」にすることも可能です。

 コペンのエンジンは64psを発揮する660cc直列3気筒DOHCターボで、800kg半ばの車重を軽快に走らせることができます。また、軽自動車としては珍しい7速スーパーアクティブシフト付CVTと、ダイハツの現行販売車種で唯一となる5MTも選ぶことが可能です。

●スズキ「ジムニー」

 スズキ「ジムニー」は、世界中で高い評価を受けているオフロード四輪駆動車です。軽自動車の規格が360ccだった1970年から販売が開始され、2サイクル360cc、2サイクル550cc、4サイクルターボ550cc、4サイクルDOHCターボ550cc、4サイクルDOHCターボ660ccと時代に合わせて排気量を拡大してきました。

 2018年にデビューした4代目ジムニーは、スズキでは初となる「グッドデザイン金賞」を受賞するなどの話題性もあり、発売直後からグレードやメーカーオプションの選択によっては納車1年待ちと言われたほどの人気車種となりました。

 また、初代から続くスクエアボディーと丸型のヘッドライトやウインカー、3代目以降で継続されている5スロットグリルなど、一目でジムニーとわかるデザインも人気の理由の一つに挙げられるでしょう。

 オフロードなどで車両姿勢を把握しやすくなるよう配慮された、水平基調でデザインされたインテリアなどもジムニーらしさと懐かしさを感じさせてくれますが、初代モデルを彷彿とさせるジャングルグリーンの外装色を選べば、レトロ感倍増間違いなしです。

 64psを発揮する660cc直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載するジムニーは、低回転から力強いトルクを発生するため、オフロードでも優れた走行性能を実現します。また、WLTCモード16.2km/L(5MT車)という燃費性能も本格的なオフローダーとしては嬉しい限りです。

こんな記事も読まれています

[音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
[音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
レスポンス
WECスパ、テストで負傷のハプスブルクが復帰へ。LMGT3クラスのエントリーリストには宮田莉朋の名前も
WECスパ、テストで負傷のハプスブルクが復帰へ。LMGT3クラスのエントリーリストには宮田莉朋の名前も
motorsport.com 日本版
ブリッツのストラットタワーバーにGR86 / BRZ(ZN8/ZD8)のフロント&リア用、『アクア』フロント用が追加
ブリッツのストラットタワーバーにGR86 / BRZ(ZN8/ZD8)のフロント&リア用、『アクア』フロント用が追加
レスポンス
日産新「4人乗り高級ミニバン」4月発売! “VIP”向けの豪華仕様は何がスゴい? 最上級837万円、特徴は?
日産新「4人乗り高級ミニバン」4月発売! “VIP”向けの豪華仕様は何がスゴい? 最上級837万円、特徴は?
くるまのニュース
【MotoGP】「今のMotoGPはTV越しに簡単に見られすぎている」オリベイラ、伝え方に工夫の余地ありと感じる
【MotoGP】「今のMotoGPはTV越しに簡単に見られすぎている」オリベイラ、伝え方に工夫の余地ありと感じる
motorsport.com 日本版
「F-CON V Pro+」の開発をHKSがスタート! 第1弾は先代トヨタ「86」とスバル「BRZ」から。直噴インジェクター制御にも対応
「F-CON V Pro+」の開発をHKSがスタート! 第1弾は先代トヨタ「86」とスバル「BRZ」から。直噴インジェクター制御にも対応
Auto Messe Web
マツダ ルーチェ・ロータリークーペ(昭和44/1969年10月発売・RX87型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト055】
マツダ ルーチェ・ロータリークーペ(昭和44/1969年10月発売・RX87型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト055】
Webモーターマガジン
綿貫舞空、EWCル・マンで3位表彰台。中古タイヤの経験を活かし「レースは勝負になると思っていた」
綿貫舞空、EWCル・マンで3位表彰台。中古タイヤの経験を活かし「レースは勝負になると思っていた」
AUTOSPORT web
哀川翔のラリーチームが5年ぶりにアジアクロスカントリーラリー参戦へ。ドライバーは川畑真人
哀川翔のラリーチームが5年ぶりにアジアクロスカントリーラリー参戦へ。ドライバーは川畑真人
AUTOSPORT web
ボルボっていうよりも……なぜかホンダ感漂うハッチバック「ボルボ480」ってナニモノ?
ボルボっていうよりも……なぜかホンダ感漂うハッチバック「ボルボ480」ってナニモノ?
WEB CARTOP
海外から注目浴びるも、参戦するのはプルシェールのみ。スーパーフォーミュラで外国人が増えるには何が必要?|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記
海外から注目浴びるも、参戦するのはプルシェールのみ。スーパーフォーミュラで外国人が増えるには何が必要?|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記
motorsport.com 日本版
ドアを開けたら壁とゴツン……の悲劇! クルマのドアエッジを守る手段をアレコレ試してみた
ドアを開けたら壁とゴツン……の悲劇! クルマのドアエッジを守る手段をアレコレ試してみた
WEB CARTOP
ヴァレオの組織再編で電動化への対応強化と北京モーターショー2024で最新技術と製品を展示
ヴァレオの組織再編で電動化への対応強化と北京モーターショー2024で最新技術と製品を展示
Auto Prove
アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
レスポンス
ホンダの「コスパ最強SUV」やっぱり爆売れ! “209万円”の新型「WR-V」が凄かった! 人気「グレード」や「ボディ色」は? どんな人が買ってるの?
ホンダの「コスパ最強SUV」やっぱり爆売れ! “209万円”の新型「WR-V」が凄かった! 人気「グレード」や「ボディ色」は? どんな人が買ってるの?
くるまのニュース
眉村ちあきが悪党専門のボディガードに!? 悪党たちの探り合い『ハードボイルド・レシピ』
眉村ちあきが悪党専門のボディガードに!? 悪党たちの探り合い『ハードボイルド・レシピ』
バイクのニュース
「後ろから当てられたように感じた」と接触でペナルティのバキシビエール。アルピーヌ、初イモラに苦戦
「後ろから当てられたように感じた」と接触でペナルティのバキシビエール。アルピーヌ、初イモラに苦戦
AUTOSPORT web
ついに表彰台逃したフェラーリ。チーム代表は中国GPで「ミスが多すぎた」と自省
ついに表彰台逃したフェラーリ。チーム代表は中国GPで「ミスが多すぎた」と自省
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2008.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.02250.0万円

中古車を検索
センチュリー(セダン)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2008.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.02250.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村