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業界ニュース 2019.2.7

流行りの多人数乗車と対極的な存在 国産2ドアクーペ5選

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■国内では希少な2ドアクーペ5選

 小さなお子さんがいる家庭のクルマといえば、スライドドアのミニバンが定番です。スライドドアの使い勝手を経験してしまったら、ほかのクルマには戻れないという人も少なくはありません。

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 そんなミニバンの対極にあるクルマは2ドアクーペではないでしょうか。かつてはひとつのモデルで、セダン、クーペ、ハッチバック、ワゴンと様々なニーズに応えたボディバリエーションを揃えていました。

 いまでは、バリエーションは大幅に整理され、ひとつのモデルではせいぜいセダンとワゴンがあるくらいです。

 とくに国産車で2ドアクーペは絶滅危惧種といえます。いま2ドアクーペを買うユーザー層は、お子さんがいない、もしくは子育てが終わった方、複数台数持てる方、走り重視の方といったところでしょう。

 なかでも子育てが終わった年配の方の需要を考えると、比較的高額なモデルとなり、若いユーザーでは手が出ずに車種も整理されるという悪循環に陥ってしまっているのが現状です。

 そこで、数少ない新車で買える国産2ドアクーペの中から5車種ピックアップして紹介します。

●日産「GT-R」

 和製スーパーカーといえる日産「GT-R」も発売からすでに12年経ち、度重なる改良を受け、もはや円熟の域にあるのではないでしょうか。

 現行のバリエーションでは大きく分けて5種類あり、もっとも廉価なモデル「GT-R Pure edition」でも1023万840円(消費税込)、最上級モデル「GT-R NISMO」では1870万200円になります。

 しかし、「GT-R NISMO」で600馬力のパワーとサーキット走行に耐えうるシャシ性能を持っていることや、条件はあるもののメーカー保証も付帯されることを考慮すれば、じつは安いのかもしれません。

 燃費が悪いことは仕方ないとしても、2ペダルのDCTでイージードライブもでき、立派なトランクもあるので普段使いも全く問題ないというのも、和製スーパーカー「GT-R」の特長でしょう。

●スバル「BRZ」

 トヨタとの共同開発によって誕生したFRスポーツが、スバル「BRZ」です。ご存知の通りトヨタブランドでは「86(ハチロク)」として販売されているモデルです。

 デビューは2012年で、当時は2ドアクーペのFRスポーツが復活するとあって、世界的にも話題となりました。発売から7年が経ちましたが、フルモデルチェンジはなく、改良が続けられています。

 エンジンはスバルが開発した2リッター水平対向4気筒で、出力は207馬力(6MT)と一貫して自然吸気にこだわった設定に。

 ターボ化のリクエストもあるようですが、やはり自然吸気ならではのアクセルレスポンスと、シャシとのバランス、パワーを使い切って走る楽しさを重視する考え方なのでしょう。

 価格はカスタマイズを前提としたベーシックモデル(R Customize Package)で243万円からと、若い方でも十分に手が届く価格帯となっています。

 ちなみにリアシートは「+2」なので、標準的な体格の大人だと前席のシート位置にもよりますが、体育座り的な姿勢を強いられ、長時間のドライブは厳しいでしょう。

■唯一の軽自動車クーペと日本最高峰のクーペ

●ダイハツ「コペン クーペ」

 ダイハツのFF軽スポーツ「コペン」は初代が2002年に発売され、軽自動車初となる電動ルーフを採用し、手軽にオープンエアドライブが楽しめるということで、10年ものロングセラーとなりました。

 現行モデルは2014年に発売されましたが、オープン2シーターなのは変わらず、ボディのコンセプトが大きく改められることに。

 新型「コペン」は外装部品の多くを樹脂製として、共通のシャシを使いながら「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」という3つのデザインの異なるモデルを作り上げています。

 このボディ着せ替え機能を活かして生み出されたのが「コペン クーペ」です。東京オートサロン2019でお披露目され、来場者の人気を博しました。

「コペン クーペ」はクラシカルな趣の「セロ」をベースに、ルーフからテールまで一体となったFRP製のカウルを載せ、クーペボディに仕立てられています。全車にシリアルナンバーが付与され、MOMO製革巻ハンドルやフロントLSD(MTのみ)などが標準装備に。

 200台の限定販売で、応募期間は2月11日までとなり、応募多数の場合は抽選を行なうとしています。価格は248万4000から252万7200円です。

●レクサス「RC」

「GT-R」はだいぶ特殊なクルマといえますから、現実的な2ドアクーペの選択肢は絞られるでしょう。レクサスはそのへんのツボをうまく心得ていて、2種のクーペを用意しています。

 この「RC」は4人がちゃんと乗れるクーペで、普段は2人でたまには3、4人で移動というのが苦にならない設計です。イメージ的には昔ながらの2ドアクーペに近いでしょう。

 パワートレインは2リッターターボ、2.5リッターハイブリッド、3.5リッターV6の3つが用意され、さらに特別なモデルである「RC F」では477馬力の5リッターV8エンジンを搭載しています。

 価格は556万円から707万円、「RC F」で982万4000円から1059万4000円と、競合は輸入車です。やはり、子育てが終わった世代がメインターゲットでしょう。

●レクサス「LC」

 レクサス製パーソナルカーの最高峰に君臨しているモデルが「LC」です。全長4770mm×全幅1920mm×全高1345mmとかなりのローアンドワイドな迫力あるボディに、3.5リッターV6ハイブリッドか「RC F」などと同様の477馬力5リッターV8エンジンを搭載。

 内装も熟練した職人により細部まで美しく仕上げられ、まさに国内最高級のパーソナルカーと呼べるものとなっています。

 このクラスのクルマになるとリアシートやトランクの広さは二の次で、外装のデザインや前席の空間、走りの質が重要になりますが、「LC」ではこれらすべてに対して高い品質を実現しています。

 価格は1302万2000円から1452万2000円と高額で、ターゲットは50代前後の富裕層でしょう。もちろん「LC」のオーナーで1台だけで生活しているという方は少ないと想像されます。

 いずれにしても「LC」は欧州の高級パーソナルクーペと張り合うだけの実力の持ち主です。

※ ※ ※

 欧米メーカーではまだまだ2ドアクーペがたくさんありますが、日本では本当に数が少なくなっています。

 住環境や経済的に複数台持てない場合も多いでしょうし、後席に人が乗る機会が多いと、完全に選択肢から除外されてしまうので仕方ありません。

 それでも、クルマのバリエーションがどんどん少なくなってしまうのは残念な限りです。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • hir*****|2019/02/07 09:18

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    今は数台所有しているので1台だけ2ドアクーペだけど、もしも1台で全部の用事を済ませたいって事だと選択肢から除外されてしまうかも。しかしこれって今に始まった事では無く昔からクーペって趣味性の高い車だったよね?
    実用重視の人は今も昔も選ばない。
  • nan*****|2019/02/07 07:25

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    後席に人が乗る機会が多いと、完全に選択肢から除外されてしまうので仕方ありません。
        ↑
    人を乗せる機会が少ない方でもミニバンやSUVを選んでいる、「カッコエエ車」の概念が変わったんやろ。
    ヨーロッパではクーペの需要が有るとは言っても、国内は違うやろ。
    ヨーロッパ市場とは違う流れになった事自体、国内市場がそれだけ成熟した言う事では??
  • cnb*****|2019/02/07 23:10

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    フツーのサラリーマンが気軽に買える価格帯のクーペはトヨタ86/スバルBRZだけだな。
    ただ、86って名前や、スバルBRZ (この程度の車のどこがZenith?こっぱずかしくないか?)って名前があまりにオタクっぽく、一般ピーポーの購入を邪魔している。
    もうちょいマトモな名前で、もうちょいだけ安ければ、昔のように若いねーちゃんも買う可能性もあったかもね。
    トヨタレビン GTがヤマハ製2.0L 、SRがトヨタ製1.5L とエンジン2本立て1.5Lは198万スタート。MTじゃないのはもう安物CVTでいいよ。
    スバルバージョンは名前はインプレッサクーペでいいやろ実際プラットホーム一緒やし、んで水平対向2Lと1.6Lで4駆のみ。これもスバルだからもう別にCVTでいいよ。
    これで棲み分けが完全にできたはずで、スポーツする気のないクーペ需要や雪国需要にも応じることもできたのにトヨタスバルもアホやのう。

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