人気ジャンルミニバンも車種によって人気はまちまち
3列シートを備えて多人数乗車にうってつけなミニバンはファミリーカーとして人気のジャンルとなっている。しかし、どんな3列シートでもいいのかというとそうでもないらしく、同じコンセプトのモデルでも車種によって人気にばらつきがあるようだ。そこで今回は、3列シートを備えながら中古車市場で手ごろな価格で狙えるモデルをご紹介したい。
3列シート+スライドドアでもダメ! 人気ジャンルなのに売れないミニバン5選とその理由
1)マツダ・プレマシー(3代目)
スライドドアを持つ3列シート車ながら、全高をおさえマツダらしいスポーティなハンドリングを持ち合わせたモデルとなっていた3代目プレマシー。2013年のマイナーチェンジでは、ミニバン初の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採用し、エンジンとトランスミッションを一新している。
しかし、背が低いものの立体駐車場に入るサイズではないという点が微妙だったのか、他社のミニバンに比べると販売面では苦戦し、中古車市場でも手ごろな価格で狙うことができる1台となっている。もちろん、前述したように、走りの面でのポテンシャルは高いので、退屈なミニバンには乗りたくないというユーザーにはオススメしたいモデルだ。
2)日産ラフェスタ(初代)
プレマシーと同じく全高が低めの5ナンバーサイズコンパクトミニバンだった日産ラフェスタ。電動シェードとUVカット機能を備えた大型サンルーフである「パノラミックルーフ」を装着し、背の低さによる室内の圧迫感を緩和した意欲作であった。
しかし、価格帯が重視されがちなファミリーカーにあっては、大型サンルーフは不評だったのか、マイナーチェンジでオプション設定となってしまっている。その後、ハイウェイスターのみフルモデルチェンジされ、前述の3代目プレマシーのOEM車となったが、従来型をラフェスタJOYとして併売していたため、意外と高年式で手ごろな価格の個体を見つけることができる。
隠れたスポーティミニバンも存在!
3)トヨタ・アイシス
同車のミニバン、ウイッシュをベースに助手席側のセンターピラーを廃した(正確にはドア側にセンターピラーを内蔵している)「パノラマオープンドア」が最大の特徴となっているアイシス。そのため、子供やお年寄りの乗り降りがしやすく、日常の使い勝手は非常に高いモデルと言えるだろう。
しかし、カスタマイズのベースとなりやすいトヨタのミニバンのなかにあって、おとなしい印象のアイシスはその対象にならず、中古車市場でも比較的安価に狙うことができる。また2004年のデビューから2017年の生産終了まで、13年間にも渡って販売されていたこともあり、タマ数が豊富というのも嬉しいところだろう。
4)三菱グランディス
1983年に登場した初代シャリオの流れを組むミニバンであるグランディス。初代から数えれば4世代目となるが、シャリオ→シャリオグランディス→グランディスと代を重ねるごとに正式名称が変わったモデルでもあった。
エクステリアやインテリアなどには日本独特の美をイメージさせる曲線が多く用いられ、グレードを問わず、エクステリアスタイルやインテリアスタイル及び基調色、乗車定員などを自由に選択できる「カスタマーフリーチョイス」が設定された意欲作であったが、デビュー翌年に発覚した三菱ふそうリコール隠し問題も影響し、販売は低調に終わってしまった。
しかし、じつのところ三菱らしいマジメなクルマづくりがなされており、同クラスのホンダ・オデッセイをしのぐ動力性能を持ち合わせていた隠れたスポーティミニバンだったのである。
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