音声で起動してコントロールを指示、メルセデス・ベンツ日本 ブース情報
2019年1月11日から幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」のメルセデス・ベンツ日本のブースで、ひときわ目を引くのがゴールドのラッピングが施された新型Aクラスだった。そのボディには“Hi, Mercedes!”というメインコピーのほかに、「家に電話して」「ちょっと暑いんだけど」「今日の天気を教えて」…などという、ごく自然に私たちが会話で使うフレーズが書かれている。CMでおなじみのメルセデス最新車載インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」。昨年10月から導入を開始した新型AクラスのMBUXは今、もっとも進んだバージョンが搭載されていることをオートサロンでアピールしていた。従来、こうしたシステムを起動する場合はレクサスなど他社のクルマでもボタンスイッチなどを押す必要があった。ところが新型Aクラスでは、「ハイ、メルセデス!」と声に出すだけで、自然に対話に入っていけることを体感できるようになっている。
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さらに新型Aクラスではコントローラーをなくして、すべての操作をタッチパッドだけで行えるようにしたほか、ナビ画面にもタッチパネル方式を採用。つまり、ドライバーがより運転に集中できる環境を整えているわけだ。ちなみにナビゲーションは、スマートフォンを使うニーズもあることからオプション設定なのだが、MBUXは全車に標準装備。ちなみに展示車の「A180 Style」には、ルーフスポイラーとアルミホイールにもカーボン調のラッピングが施されていた。
次に子供たちにも好評だったのは、スクリーンデビュー90周年を迎えた“ミッキーマウス”とコラボした今年3月末までの期間限定モデル「smart fortwo edition/MICKEY THE TRUE ORIGINAL」。ボディカラーにはチタニアグレーとラリーレッドの2色が設定されているが、展示車は落ち着いたビンテージ感が漂うグレー。内外装の随所にミッキーが散りばめられているのが楽しい。
さらにステージの上には、昨年のジュネーブショーでワールドプレミアされ、すでに欧州ではデリバリーが開始されている「Mercedes-AMG GT 4-Door Coupe」を参考出品。隣には昨年のスーパーGT(GT300クラス)を制した「Mercedes-AMG GT3」が誇らしげに展示されていた。
そして、市販車両では昨年9月から導入され、直6エンジンにモーター兼発動機のISGと4MATIC+を組み合わせたことで話題を呼んだ「Mercedes-AMG E53 4MATIC+」などが注目の的に。また意外かもしれないが、現行モデルで初めてガソリンエンジン(2ℓ直4直噴ターボ)を搭載した限定車の「V260 long」が人気で、これを目当てに来場した方も多かったとのことだ。
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