ポルシェの2019年は凄いことになりそうだ。主力モデルの「911」のフルモデルチェンジが大きな話題を呼んでいるが、日本市場では、2017年にフルモデルチェンジされたカイエン、2018年にビッグマイナーチェンジがあったばかりのマカン、2018年に追加されたパナメーラ/パナメーラ スポーツツーリスモ GTSの本格的な上陸が始まる。(Motor Magazine 2019年2月号より)
ポルシェファンにとっては嬉しい1年となりそう
ポルシェの注目はやはり911のフルモデルチェンジだろう。内外装にドラスティックな変化はないが、プレスラインの入ったボンネット、フラップ式となったドアハンドル、小ぶりなセレクターレバーとなった8速PDKなど、注目ポイントは数多い。
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ボディバリエーションやエンジンラインナップは時間をかけて順次拡大されるのがポルシェの常だが、新型911ではすでにカレラ4Sの水平対向3.0ツインターボは30psアップの450psとなっている。「最新のポルシェが最良のポルシェ」という神話は今回も守られる。
その全貌が明らかになるにつれ、ますます興味が湧くが、日本上陸までにはもう少し時間がかかりそうだ。おそらく2019年後半になるだろう。
本国ではカブリオレなど911のバリエーション拡大が進むと予想される一方で、カイエン、マカン、パナメーラ/パナメーラ スポーツツーリスモのニューモデルが次々と上陸するはずで、ポルシェファンにとっては「大混乱」となりそうな、嬉しい1年となることだろう。
中でも、注目はマカンのフェイスリフトと、ターボに次ぐ460psの4L V8ツインターボを搭載したパナメーラ/パナメーラ スポーツツーリスモ GTSということになりそうだ。(文:石川芳雄)
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